親の言葉について、子が思うこと

ゴスペラーズ北山陽一さん(@yohk)の、親の言葉の受け止め方についての連続ツイートまとめ。
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北山陽一 @yohk

おまえは、本当に知恵がないねぇ。 というのは、僕が子供の時よく聞いた台詞ですが、なるほど、と思える気付きがありました。今さらそんな基本的な事か、と思われる方も多そうですが、つぶやいてみようかな。40年以上生きてきて、やっとすっきりしたことです。同意や共感は得られなくてもいいです。

2014-10-19 12:23:30
北山陽一 @yohk

小さい子供の頃、親は世界そのものだったり、中心だったり、一番の先生だったりするけど、親の言うことを命令として受け取りすぎると「じゃあおまえはどうなんだよ」と親を責めたくなる。でも、親が子供に「ああしろ、こうしろ」と言うのは、あれは願いなんだね。子として、その願いに共感すればいい。

2014-10-19 12:38:22
北山陽一 @yohk

基本的に言葉をまっすぐに受け取る性質を持っていて(たぶんこれも親からきてる部分がある)、だから親の言葉が人生において、自分の生真面目な哲学の基盤になっているのは間違いない。でも、自分には到達できなさそうなのもあって、振り返れば親だって出来てなくて、じゃあなんなんだよって思ってた。

2014-10-19 12:43:44
北山陽一 @yohk

でも、願いなんだと気付いたら、なんか色々解決したんだよね。祈りだと言ってもいいかもしれない。自分に出来ていない事に気付いていてもいなくても、無意識に目を背けているのだとしても、親はきっと子供に、こうなってほしいという願いを込めて、自分のなりたかった何かを投影するのだと思う。

2014-10-19 12:48:47
北山陽一 @yohk

でもそれが愛ゆえの切ない願いなのだと気付けば、願いとして親が発した言葉ではなくて、その愛に寄り添えばいいのだと思える。 気付いてみれば、とっても単純で、わかりやすいことなんだなあ。

2014-10-19 12:52:34
北山陽一 @yohk

親が理解できる範囲の中に子供の幸せがあるわけではないのと同様に、子が理解できる範囲の中に親の親としての幸せがあるとは限らない。 やりとりする言葉にとらわれすぎず、やり方が理解できないとしても否定せず、どこに向かおうとしているのか尊重し合える関係が理想。 一歩一歩だね。

2014-10-19 13:57:56