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「アッシジのフランチェスコ」川下勝著 清水書院 (読み終わってからまとめようと思ってたけど、少しずつ書いていった方がいいや)
2014-10-22 16:09:45当時の日本 1175 法然(1133〜1212) 浄土宗を開基 1180 源頼朝・木曽義仲挙兵 1181 平清盛死去 (貴族の時代から武士の時代へというあたり。鎌倉幕府は1185? 1192?) 1191 栄西(1141〜1215)臨済宗を広める 親鸞(1173〜1262)
2014-10-22 16:24:461206 明恵(1173〜)京都栂野尾高山寺を作る。明恵もフランチェスコ同様、小鳥に説法したと言われている。 道元(1200〜1253) 日蓮(1223〜1282) 一遍(1239〜1289)
2014-10-22 16:28:51ダンテは「神曲」の中でアッシジをオリエント(東方)と呼び、フランチェスコを「東方から出た日輪」と褒め称えている。
2014-10-22 16:29:57父ピエトロは裕福な織物商人。南フランスとイタリア中部を行ったり来たりし、商品を仕入れ、売りさばいていた。(当時、どんなふうに商品を運び、売ってたんだろう。そんなに「あっちに有ってこっちに無い物」「こっちに有ってあっちに無い物」がいろいろあったのか。あったんだろうな・・・)
2014-10-22 16:33:40ピカがフランチェスコを産む時、あまりの難産だったので通りすがりの巡礼の勧めるままに馬小屋の出産の場所を移した。すると容易に出産できた。(これはキリスト生誕伝説があっての後づけかな?。また巡礼ってのはどこへの巡礼だろ。エルサレム?それとも四国八十八ヶ所みたいなその地方の聖地?)
2014-10-24 10:53:10生まれた時はヨハネと名づけられていたが、その時、商用の旅に出ていた父ピエトロは、帰って来て、息子の名前をフランチェスコと改めた。フランチェスコというのは「フランス人」という意味。
2014-10-24 10:56:34(ヨハネは砂漠の厳しい苦行僧を連想させるからじゃないかなあ、ということだけど。あとピエトロはアッシジと南フランスを往復していてフランスの文化に憧れがあった)
2014-10-24 10:57:33(今、Wikipdediaを調べたら "987年に西フランク王国が断絶するとパリ伯ユーグ・カペーがフランス王に選出され、カペー朝の下でフランス王国が成立した。" ということだから、当時「フランス」という言葉は使われてたんだな。)
2014-10-24 11:00:25当時は戦争と動乱の時代。各地に都市国家が形成され、以下の対立があった。 「グェルフィ党(教皇党・ローマ教皇)」←→「ギベリニ党(皇帝党・神聖ローマ帝国)」 一般市民階級 「貴族階級」←→「貧困層」
2014-10-24 11:09:23(ってことは、貴族か貧困かのほぼ2択ってことか。まあそうかもなあ) フランチェスコは物質的には恵まれた環境で成長する。6〜7歳で教会で読み書きや算術を習い始める。当時文字の読み書きができるのは、教会の司祭や修道者、また上流階級に属する少数の人に限られていた。
2014-10-24 11:12:13フランチェスコは気前よくおごるので若い仲間の中心になっていた。また一介の商人で終わるつもりはなく、騎士になり、やがては貴族に列せられ、諸侯の列に連なるのが夢だった。
2014-10-24 11:19:42当時は、騎士階級は通常世襲であったが、騎士の装束と武具をととのえ、武勲を挙げれば、騎士に取り立てられることもあったのである。
2014-10-24 11:21:27("装束と武具をととのえ"というあたりで足軽から始めるよりたいへんそうだ・・・当時は「歩兵」にあたる者はいなかったのかな?)
2014-10-24 11:23:02イタリアの12世紀末、当時はマヨーレス(上流階級・より大きな者という意味。王侯・貴族・高位聖職者・騎士)とミノーレス(庶民階級・より小さな者という意味。下級聖職者・農民・職人・農奴)に階級が別れていた。ベルナルドーネ家は、経済活動に従事する新興階級。豊かな富があってもミノーレス
2014-10-30 22:08:59フランチェスコは、マヨーレスに憧れ、騎士になろうとする。また吟遊詩人(トゥルバドゥール)(いたんだ・・・)の歌う、理想化された騎士道や高貴な愛に心を高揚させただろう。
2014-10-30 22:12:04当時、アッシジは神聖ローマ帝国の支配下にあった。そのアッシジ総督がいない間に市民が城砦を破壊、貴族を追放し、自治政府を樹立。神聖ローマ帝国よりの貴族たちはペルージアに逃げ、ペルージア軍とともに反撃。この戦いフランチェスコも参加。ところがペルージア側に捕まり捕虜に。
2014-10-30 22:26:08またしてもブーリア州(イタリア半島のかかとの部分)で戦争が起きる。再びフランチェスコは参加すべくアッシジの町を出る。ところが旅の途中で夢を見る。「主人と僕に仕えるのでは、どちらがすぐれているか」と問われる。(で、この僕はたぶん戦闘してる将軍だよな)で、「故郷に帰りなさい」と。
2014-10-30 22:34:40で、結局戦闘に参加せず、アッシジに帰る。ある日、馬に乗っていて、ハンセン氏病の人と会う。一瞬逃げようとしたのだが、見えない何かにひきとめられ、病人にお金を握らせ、手に接吻をした。それ以後、ハンセン氏病の患者の集まって住んでいるところに行って、世話をするようになる。
2014-10-30 22:40:04