経産大臣が東電株主であるということは

大島堅一 @kenichioshima

宮沢経産大臣が東電株主である件、やはりまずいと思います。一般的にもそうだと思うのですが、特に東電は特殊なのでよくないです。東電は、国からの支援を受けるに当たって特別事業計画をつくりますが、経済産業大臣に提出し、認めてもらわなければなりません。経産大臣が株主であれば利益相反です。

大島堅一 @kenichioshima

しかも支援金額がすさまじい額で、すでに5兆円規模に達しています。

大島堅一 @kenichioshima

また、電気料金の変更するときは、経産省で審査をうけ、認可してもらうわけですが、このときも経産大臣が最終的に認可します。これも利益相反です。

大島堅一 @kenichioshima

他にもありますが、原発事故を起こしたことで、国は東電を強く指導・監督しています。その意味で、株を信託するからといって、所有していることには変わらないでしょうから、問題ないなどと平然というのは全くおかしな話だと言わざるを得ません。

大島堅一 @kenichioshima

少額だからいいとか、信託すればいいという感覚を持っているとすれば、それは大臣失格だし、任命した安倍首相の感覚もうたがわざるをえません。どういう理屈で、問題ないと言っているのか、その理屈が知りたいです。理屈が通らなければ、公正な政策をとることができないように思います。