大学教育について
本が売れなくなっている昨今だが、図書館の本の貸し出し数は伸びているらしい。 と言うことは知識欲が無くなったのではなく、金が無くなったのだ。
2014-10-22 21:58:29たまにはえらい賞を取った科学者が「嬉しいですほんとこれ人の役に立たない社会的意義皆無の研究だと思ってたのに面白いって言ってもらえてよかったです、これからも絶対に人間の役に立ったりしない純粋に面白いだけの研究に邁進していきます!」などとコメントすればいいのに。
2014-09-10 07:11:09核物理の初期から、いちいちのパラメータの根拠を再発見している気がする。学生実験といえども、本物を見ていることに変わりはない。出来るだけ教科書を基礎に解析的に攻めたいが、限界はある。そこをうまく工夫して、本物の自然現象というものの深淵を体験させてやりたい。それは可能。あと一歩。
2014-10-24 00:11:13一度でも外語を真剣に学んだ方なら、母語の豊かさが外語の伸びを担保するということ、自分とは全く違う文化を母語に引き写したり比べたりすることそのものに深い思考が必要だということに得心がいくはずです。その母語での思考もそこそこに、英語で教えりゃグローバルへの近道じゃん…本気ですか。
2014-10-24 08:08:51文科省は母語が所与の揺るぎない能力だと誤解しているようですが、そんなことはありません。しかも母語はその土地の風土や歴史や文化や生活習慣や思考方法などと密接に結びつき、先人が営々と積み重ねてきた結果の無形遺産です。「授業を英語で」の昂進がその遺産を損なう結果にならぬかと危惧します。
2014-10-24 08:17:11文科省の担当者が言う「英語力があり多様な価値観を理解できる人材」を企業が欲しているという理由で、件の某大学(このSGU格付けに入っている大学です)では「七割の授業を英語で」が絶賛推進中なのか……大言壮語かもしれないけど、この国の学術界はとんでもない危機に直面していると思います。
2014-10-24 08:21:01ザッカーバーグが北京の大学で講演しマンダリンで質疑応答したのがニュースになっている。もちろん商売上必要って事があるんだろうけど、彼は「言葉を学ぶ事は文化を学ぶ事」とも言っていて、これは語学学習の真髄だと共感した。複数文化で思考するとモノの捉え方が変わる。@gamayauber01
2014-10-24 00:54:49TLに話題のL型大学。随分雑ぱくな議論だし、真剣に実現を考えているというより、関係者の危機感を煽る一種の挑発なのだと思う。(mext.go.jp/b_menu/shingi/…)
2014-10-24 22:23:54.@yumiharizuki12 さんの「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/736152
2014-10-24 22:49:28改革と革命は自己目的化しますよね。 RT @kikumaco: 国立大学は文化大革命に晒されている感じだな
2014-10-25 07:57:59これさぁ、「実践的職業教育」の中身が企業人の立場から見てもだいぶレベルが低いんだよね。こんなの大学で4年もかけて教えるくらいなら、研修会社使って7日間で叩き込んだ方が早いし。企業としても研修会社の7日間分のコストが浮くだけでは togetter.com/li/736152
2014-10-24 19:34:33@ssengoku 大学の研究者から企業に移った身からすると、何だかんだでやっぱり「大学では大学でしか教えられないことを学生に教えて欲しい」と思いますね。研修会社使えば良いことなんて、入社後の半年ぐらいでどうにでもなりますから。。。
2014-10-24 22:41:17敢えて隙だらけの極論を用い議論を喚起するところがT氏らしい。 QT @TJO_datasci これさぁ、「実践的職業教育」の中身が企業人の立場から見てもだいぶレベルが低いんだよね togetter.com/li/736152
2014-10-24 21:40:06議論を呼ぶための釣りという話もあるけど,直撃してるっぽいので書いとく.信じる学生がいないとも限らないし. 「我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る 高等教育機関の今後の方向性」 (PDF)mext.go.jp/b_menu/shingi/…
2014-10-24 23:19:58p.7 工学部「機械力学、流体力学 ではなく、TOYOTAで使われている最新鋭 の工作機械の使い方」 その「最新鋭の工作機械」の図面をひくのに「機械力学、流体力学」が必要で,実際それを担ってるのが地方大学も含めた工学部の卒業生.
2014-10-24 23:25:00しかも,その数が現状でも足りてなくて,地方国立大学でも卒業生の数以上に求人が来てる. 将来設計技術者になる専門教育をしているという学部の特徴を明確にするのに「職業訓練校」という言葉を使うことがあるけど,「機械力学、流体力学」といった工学の基礎こそが実践的教育内容.
2014-10-24 23:33:38そういう教育を受けてきた技術者の設計した製品を(一時の勢いではないとは言え)世界中の国が買ってくれているわけで,その実績こそが「グローバル」ということではないんですかね.
2014-10-24 23:42:22現状でもむしろ足りてないのに(それを無視してるというか,現実の逆の方向性を示している時点で議論の呼び水としても疑問),トップ校以外はオペレータ養成に振ってしまって層を薄くして,誰がその製品や「最新鋭の工作機械」の設計するのと.
2014-10-24 23:50:39現状引く手あまたの中堅地方大学工学部でも,基礎をやめて「TOYOTAで使われている最新鋭の工作機械の使い方」を教えるようになれば,TOYOTAをはじめどこも技術者として採用してくれなくなるのはまず間違いないでしょう.
2014-10-25 00:01:32あ.あと.「民間企業の実務経験者」(エース級)呼んで学生の前で話してもらう機会も今時どこの大学でもありますが,ほぼ例外なく皆さん「基礎を徹底的にやれ」とおっしゃいます.
2014-10-25 00:17:25工学部でやっていることに誤解があるので書いているけど、他を縮減してここばかりに注力すれば良いとは全然思ってなくて。 数の不足もエース級から中堅で一定のレベルをクリアした人の不足が問題で、希望しない人を放り込んでも多分意味無い。
2014-10-25 09:26:53技術者の層を厚くしたいならむしろ大学入学時点でのレベルが一定以上あることが大事というのが実感。そこを出発点に基礎を教えるわけでそこが低いと伝えるべきことが伝わらない。そのためには初中等教育にたっぷり人と金を掛ける(必要に応じシステムの変更)のが大学改革より優先度高い気がしてる。
2014-10-25 09:40:02文系理系とかレベルとか関係なく大学で教えてること(教員が教えるべきとか伝えたいと思ってること)がもっと伝わるようになったら日本ももうちょっと面白くなると思うけどなあ。 もっと高いレベルで教えたいし、もっと伝えておきたいこともある。多分他の先生も。
2014-10-25 09:50:30