ライスのアニメ感想:#36 STARDRIVER 輝きのタクト(9)
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STARDRIVER 輝きのタクトEp.9「そんなミズノの初恋」 今回から新シリーズ。気多の巫女編から日死の巫女編へ。
2010-11-28 23:40:30もしくはヨウ姉妹編、か。EDのバスの絵がマイナーチェンジしたりもしてましたね。もしかしてバスは「冒険(人生)の旅立ち」というメタファーなのかもしれませんね。サカナちゃんがバスに乗って、港へ向かったのでも分かるように。
2010-11-28 23:42:56なんで双子に注目するかというと、スタドラのシリーズ構成&脚本を手かげている榎戸洋司が割と多用するモチーフであるからなのです。ウテナの薫幹&梢、トップをねらえ2!のサーペンスタイン姉妹、桜欄高校ホスト部の常陸院ブラザースなどなど。ホスト部は原作付ですがまあそこは少し目をつぶってw
2010-11-28 23:50:44双子を出すと、「自分と同一の存在だけど異なった存在」という利点を生かして、対比ができるというのもあって、結構使われているんだろうと思うのですが、今回はどうだったかというと。
2010-11-28 23:53:45姉のマリノはスポーツ万能の優等生、片やミズノは学園一の不思議ちゃんなんて位置づけ。おまけにマリノは綺羅星十字団でミズノは日死の巫女だという。
2010-11-28 23:55:30さらにミズノはタクトたちに接近して、マリノは敵対組織の綺羅星十字団のヘッドの代役に収まる。この関係性だけ見ても結構な対比ですね。
2010-11-28 23:59:10今後、どのような話の広がり方をするかは物語の推移を見ていくしかないんだろうと思いますが、今までスタドラの中で語られてきた「夢と現実」や「過去と未来(現在)」とかがこのヨウ姉妹間にも当然絡んでくることでしょう。
2010-11-29 00:01:54今回の最後でマリノの「ミズノは私が守るんだから」というのも、おそらく過去の執着が原因になっている可能性が考えられるから、そこを突き崩す方向に流れていきそうだなあ。
2010-11-29 00:04:42ヨウ姉妹の現状としては「双子の姉としての仮面を被り、なおかつ綺羅星十字団の仮面を被り、自分を秘匿するマリノ」と「裏表なく、屈託もない、自分に純粋なミズノ」なのですでに双子の間でかなりディスコミュニケーションな関係になっているように見えますね
2010-11-29 00:10:41となると、マリノが何かしらの原因で自滅して、ミズノがそれをフォローする形で日死の巫女の力を失う結末が見えてきそうですが果たして。
2010-11-29 00:12:28ミズノはアホの子だけど、見てるところはちゃんと見てる子なのかもしれませんし。そもそもマリノの「守らなきゃいけない存在」という前提は誤った見方かもしれないので。おまけにマリノは綺羅星十字団の総会であんだけはっちゃけているので、むしろそっちの方が地なのかもなあ。
2010-11-29 00:15:55どちらにしても過去に執着する姉と未来に突き進む妹って見方で間違っていないと思うんですが、まあそう判断付けるのも新シリーズ初回なのでちょっと早計かな。過去と未来という範疇ではタクトとスガタ、ワコにも関わってくる話でしょうしね
2010-11-29 00:21:14ともかく双子の話には要注目といったところでしょうか。ミズノはワコとも巫女っていう点でもリンクしてくるでしょうし、主役のどのように絡んでくるのか楽しみです。
2010-11-29 00:24:18なもので、今回主役サイドについてはあまり特筆すべき点がないのが、ちょっと物足りなかったところは少なからずありますが、水面下で推移していた演劇部の演目が決まりましたね。タイトルが「神話前夜」というのがまたものすごく意味深です。
2010-11-29 00:27:13このペースだと演劇部の演目の上演とこの作品のクライマックスがリンクする形になりそうですよね。「神話前夜」という題目自体が作品の根幹に関わってくるとなると今からでもわくわくしますね。
2010-11-29 00:31:48シェークスピアの名言に「人生は舞台である、人は皆、役者にすぎない」というのがありますが、そう考えるとスタドラの話自体が「青春という人生の一舞台を演ずる役者たち」という意味合いにもなってきそう。サカナちゃんは青春を演じ終えたから、次の舞台に旅立ったんでしょうね。
2010-11-29 00:37:18とすると、タクトたちの青春に対して、ヨウ姉妹の青春は舞台の上でどう繰り広げられるのでしょうか。物語はまだ始まったばかりです。
2010-11-29 00:40:28あとバニシングエイジの面子が「俺の実力はこんなもんじゃない」って、自分の実力を過信する人々に見えて、なんだかちょっと可笑しかったなあとw
2010-11-29 00:42:56そういう人こそ、前進しないってのは現実にもよくあるけどもこの人たちもまさにそうかなのかなあと。初登場のシーンもバーみたいなところでドライジンジャー(酒の代わり?)飲みながらダーツしてますし、ダメ街道一直線というか。なんか吹き溜まりにたむろしてる連中というか。
2010-11-29 00:47:27この人たちは「過去の輝かしい自分に執着しすぎて、現在の自分が把握できていない種の人間」として描かれていそうですよね。今回みたく負けても、冷ややかというか無感情というか、感覚が麻痺してる。バニシングエイジ(失われた時代)とはよく言ったものだなあと。失われたものは戻ってこないよと。
2010-11-29 00:52:45たぶんあの面々にも何かしらの救いがあるといいんですけど。ここらもこのシリーズの注目点かも。ヘッドが一時退場になってるのは、ヘッドの孤独さをより高めるためだと予測してます。バニシングエイジの面々も未来に向かうようになると、ますますヘッドの立つ瀬はなくなるんだろうなあ。
2010-11-29 00:56:09でまあ、次回は早速、今回のサブタイの対比でマリノがフィーチャーされるようですし。彼女の問題点も描かれそう。ヘッドはおそらくラスボスなので、気長に見ていきましょう。
2010-11-29 00:58:34それにしてもスタドラは何かに「執着する」ということを否定する作品だなあ。まあ、保険医さんみたいに自分の実益と合致してるのはそれはそれで、って結論付けてますけど、執着しすぎて足枷になることはとことん否定しますよね。
2010-11-29 01:02:12