ライブだって音響バランス次第で聴こえ方は悪くなる。音が大きすぎれば人間の耳へ対してクリップするし高低域に対する麻痺で半音ずれて聴こえたりもする。
2014-10-23 08:47:17ベースやっててキツいと思うのは音がデカ過ぎるプレイヤーと組む時。前述の「半音ズレ」は特にベースに対して頻繁に起こる。正しい音程のはずが間違って聴こえるんだからその日の演奏はもうぐちゃぐちゃ。耳で音楽をする人に対して耳が邪魔をする。
2014-10-23 08:48:13電気楽器ならツマミで音を下げさせる手もあるが、そもそも音量に対する感覚が悪い人ならすぐに刺激が足りなくなってまた勝手に音量を上げる。生楽器だと適正な音量を出す為の下積みがなければその場で音量を下げるなんて出来ない。自分の音量だけ下げても聴き手に対してはバランスが崩れるし。
2014-10-23 08:48:24僕が音楽教育で最初に重視するのはズバリ『音量感覚』だ。演奏する場所や編成、曲の中での緩急などなど。いわゆる"バンド"で使われる楽器(ギターベースドラム他)に対する教育の中では最も疎かにされている部分だろう。
2014-10-23 08:48:37リズムがビシっとタテに揃っていても、音量バランスが適正でないとグルーヴして聴こえない。打ち込みで作った曲(もちろんクオンタイズ済み)の各パートの音量を色々と変えてみると、聴こえ方が変わってくるのがわかるだろう。合っていたはずのリズムもズレて聴こえだしたりする。
2014-10-23 08:48:47"タテに揃う"ように聴こえる音量バランスが最適というわけではないが、グルーヴしている状態を作り出す音量バランスをその場で見つけられる感覚は最重要だろう。そもそもグルーヴ云々以前に環境に対して適正な音量を見つけ出さなくてはならない。なので最初に音量感覚を身につけなければ。
2014-10-23 08:48:581音ソロは本当に難しい。弦楽器だとついついピッチずらして表情付けたりしてしまう。半音未満だから1音の定義からは外れないのかもしれないけど。1音=ひとつの音程という前提です。
2014-10-23 16:46:491音ソロって、ドラムだったらスネアだけってことだよな。まあ打楽器はそもそも太鼓やシンバル間のコンビネーションそのものには興味無い人が殆どじゃないかな。ドラマーは何をどの順番で叩くかにばっかり気を取られてそうだけど。
2014-10-23 16:47:10ピッチがいまいちなアップライトベース弾きをよく見かけるが、もっと別のところから始めた方がいいんじゃないかと思う。一方でまともにアップライトの練習なんかしたことがないのにきちんと弾けちゃう人もよくみかける。音楽力の差。主に耳か。
2014-10-23 16:51:06楽曲の弾き方を覚えること、音楽を学ぶこと、どんな人でも必ず年単位の時間がかかります。これを勘違いして焦れば焦るほど大きな損をします。
2014-10-23 16:56:551〜2年でひとつの楽器を(かなりのレベルで)演奏出来るようになった人はいわゆる“天才”と呼ばれますが、必ずそれ以前に別の楽器を学んだ経験があります。これに関して一切の例外は無いと思っています。
2014-10-23 16:56:58ミュージシャンのプロフィールにその人のそれまでの楽器経験が全て書かれているなんてことはありません。『小さい頃からやってたらそれだけ出来て当たり前』なんて風に思われるのを嫌がる人も多いです。
2014-10-23 16:57:22プロフィールというのは前述のように隠されることもあれば、誇張して書かれる事もあります。たまたまセッションで一緒になっただけで、トッププロを共演者にカウントする人もいます。共演者が著名だとそれだけハクがつきますし、けして嘘ではないのでものは言いようです。
2014-10-23 16:57:43義務教育における音楽の授業はドレミファソラシド、つまりメジャースケールに親しむのにはとても良い。後に自分で音楽を学ぼうとした場合にも、この経験は大きな財産となる。日本人でドレミファソラシドが聴き取れない、歌えない、という人は殆どいない。
2014-10-23 23:47:50残念なのはナチュラルマイナースケールの教育が充分になされてない点。一応教えはすると思うが(自分の記憶にはないが)、歌えるようになるところまで持っていかない。イヤートレーニングをしてみると、メジャースケールは完璧なのにマイナースケールは全くダメな生徒がかなり多い。
2014-10-23 23:47:58メジャースケールとナチュラルマイナースケールは表裏一体。だからこそきちんと教育されないのかもしれない。音楽の専門家にとっては、メジャースケールが歌えればナチュラルマイナースケールも歌えて当然。自分が自然に出来ることは他人も出来ると思ってしまうもの。
2014-10-23 23:48:13音量が大きくなる、音数が多くなる、音程が高くなる、等はどちらかというと「緊張感」よりも「盛り上がり」を表現するための手法。もちろんあくまで基本のお話。使い方次第で何でもどうにでも出来たりする。
2014-10-23 23:50:00