ツタンカーメンは女性化していたか?

アマルナ美術とツタンカーメンの関連
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モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

ずいぶんいい加減な内容じゃない?ツタンカーメンの親父を描いたレリーフが女性っぽいなら「権力者が自分の肖像を女性化させた意図」 を考えるべきではRT ツタンカーメンは「女性化」していた 謎に満ちた古代エジプト少年王の容姿が明らかに huff.to/1FGQJlo

2014-10-29 11:12:18
リンク ハフィントンポスト ツタンカーメンは「女性化」していた 謎に満ちた古代エジプト少年王の容姿が明らかに 古代エジプト第18代王朝の少年王・ツタンカーメンを研究する国際研究チームが、古代の少年王に関する新たな発見を報告している。...
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

というか、特に新しい事実というものは見当たらない気がするのだけど、何故「女性化」になり、チャリオット事故の否定になるのか。ツタンカーメンの副葬品には彼が使用してたチャリオットが含まれてるでしょ。通常の歩行が困難だったこともすごい数(忘れた)の杖の副葬品から推測されていた。

2014-10-29 11:17:31
原田 実 @gishigaku

アマルナ美術(とその直後の時代)特有のあの体型って当時流行したデフォルメなのか、当時の王族のリアルな描写なのかは判断が難しいところかと。 @morazumorazu

2014-10-29 11:16:11
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

.@gishigaku アマルナ美術の特徴が、ツタンカーメンの父王のアテン神に対する一神信仰という非常に特殊な宗教観と無関係と思えません。王家の女性化にしろ家族関係の濃厚な描写にしろ、一神信仰の(あるいはもっと大味にファラオの)アピールと考えるべきなのではないかと思います。

2014-10-29 11:28:23
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

何しろアマルナ時代自体がツタンカーメンの親父の急激な改革とその余波の時代に見える。その直後の時代は、悪夢のアマルナ時代をなかったことにする時代だった。

2014-10-29 11:30:07
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

もし彼がアテン神への一神教を貫いてたら、彼の日本での愛称は「ツタンカーテン」だったろうし、昭和の時代に絶対「蔦んカーテン」っていうカーテンが発売されてただろうと思うとIFの歴史にはろまんあるよね #ない

2014-10-29 11:39:57
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

副葬品に含まれてた使用済みチャリオットの破損部位とツタンカーメンの傷が「馬車から落ちた傷としても矛盾しない」という根拠の説なので、定説とするのもおかしいのかもしれないが否定するのもおかしな話なんだけど、それはともかく、事故でもマラリアでも死ななかった少年王がしばらくの間病床にいて

2014-10-29 11:53:29
モラズ †möräzümöräzü† @morazumorazu

しかもその時からすでに死が予想されていた、これがポストツタンカーメンのポイントとなる。少なくとも直近でかなりの近親婚の結果生まれたファラオだったから、ものすごい頑丈な子だったと言えるか分からないけれど、19歳という若さを感じなくはない。

2014-10-29 11:57:16
No-Marcy@フラットウッズの森のパブリックエネミー @NoMarcy1225

そもそも、この記事の問題点は「ツタンカーメンが馬車の衝突事故で死亡したという定説」の部分なのよね。トゥト・アンク・アメンの死因については、「何らかの転落事故による負傷により、体力が低下したところで脳性マラリアに罹患した」と言うのが通説であって、要は病死だったってのが主流。>RT

2014-10-29 11:47:03
No-Marcy@フラットウッズの森のパブリックエネミー @NoMarcy1225

戦車による事故ってのも、数ある事故の原因説の一つに過ぎないし、それで確定してる訳でもない。また、当時の戦車は一人で乗るものではないので、足に障害があった=戦車に乗れなかった、とするのも少し乱暴な解釈ではある。戦場に出るならまだしも、介添え人付きで狩りに出るのは無理な話でもない。

2014-10-29 11:52:20
No-Marcy@フラットウッズの森のパブリックエネミー @NoMarcy1225

むしろ副葬品や絵画から、王が狩りを趣味としていただろう事は異論の少ないところで、負傷の原因は戦車事故によるものとする説も有力である。いずれにせよ事故の原因については、総合的に考えて「これ」と確定できる説はまだない。間違いないのは事故後暫く(期間は諸説あり)は存命であった事だけだ。

2014-10-29 12:07:11
No-Marcy@フラットウッズの森のパブリックエネミー @NoMarcy1225

また、記事中で触れられている「女性化」だが、王家の谷のKV55から発見された、王の父であるアクエンアテン(スメンクカーラー説もあり)のミイラ(遺骨といった方が正しいが)も、男性にしては広い腰骨と長い頭骨という特徴を備えており、王家に特有の遺伝であった事がわかる。

2014-10-29 12:23:07
No-Marcy@フラットウッズの森のパブリックエネミー @NoMarcy1225

アマルナ美術に見られる王家の人々の表現は、こうした遺伝的特徴を「高貴な者の特徴」としてデフォルメして強調する事によって、他と差別化しようとする試みであった、と言うのが通説で、王家のみならず高官たちも同様の様式で表現されている。また、アトン崇拝同様に王家の占有物であったようだ。

2014-10-29 12:37:35