ナレッジナビゲーターとPDAとiPhone

後藤寿庵 @juangotoh

Phone6+がでかすぎる？お前それNewton Message Padの前で言えるの？ upload.wikimedia.org/wikipedia/comm…

いとうみき @miki_itoh

わかりました、冬コミに参加できたら、会場にNMP130かOMPを持ち込みませうｗ。 RT @juangotoh Phone6+がでかすぎる？お前それNewton Message Padの前で言えるの？ upload.wikimedia.org/wikipedia/comm…

後藤寿庵 @juangotoh

PDAというデバイスが一世を風靡したのを覚えているだろうか。もともとアップルからジョブズを追い出したスカリーが「俺だってすげえビジョン持ってんだせ」と「ナレッジナビゲーター」という人工知能内蔵の秘書的デバイスを構想。セレブだから秘書って発想になるんだよなこいつ。

後藤寿庵 @juangotoh

その頃ジャン・ルイ・ガゼーが開発をすすめてたNewtonというデバイスが「おお、ナレッジナビゲーターっぽいじゃん」と思ったスカリーが肝いりで発表。これがポータブルデジタルアシスタント、略してPDAの始まり。

後藤寿庵 @juangotoh

あ、PDAは「パーソナルデジタルアシスタント」でした

後藤寿庵 @juangotoh

Newtonはキーボードとか排除して、ペンで画面内のどこでも手書き文字を認識し、文字をペンで丸く囲むと選択したり、直感的な操作ができた。ただし、バカでかくて高価だったので、PDA市場は小型で安い後発のPalm Pilotに取られてしまった。

後藤寿庵 @juangotoh

もっと先進的でないデバイスとして、手のひらサイズのDOSパソコン、HP LX-200なんかも日本ではヒットした。要は持ち歩いて電話帳を参照したりメモできる、手帳の代わりがPDAだったので、そういうのでもよかったわけ

後藤寿庵 @juangotoh

PDAにはメールやファックスの機能もあったけど、これは外付けモデムをつないで、電話線に接続したり、パソコンに接続しないと使えないので、街なかでメールのやり取りをするというほども機能はなかった。

後藤寿庵 @juangotoh

Newtonは、前述の理由であんまし売れず、赤字商品だたのだが、ジョブズが戻ってくるまでは販売され続けた。赤字な上に、自分を追い出したガぜーとスカリーの製品なのでジョブズはあっさりNewtonを廃止したｗｗｗ

いとうみき @miki_itoh

@juangotoh Newton は細かいところが受けていて、その一部は今のMacOSXにも残っています。アイコンを削除するときのくしゃくしゃって紙を丸めるアニメーションがそうですね。

後藤寿庵 @juangotoh

PDAとはなんだったのか、人々が出先で情報を調べたり入力する道具であり、システム手帳の電子版である。この役割は現代ではスマホが担っている。連絡帳、Todo、メモ帳などはPDAにも存在したアプリである。

後藤寿庵 @juangotoh

PDAにかけていたのは即時通信機能だった。これは誰もが携帯電話で通信できるようになってはじめて実現した機能である。いまのスマホで連絡帳から電話やメールを送れない状況を考えてみてほしい。なんでできないんだとなるだろう。それがPDAの弱点だった

後藤寿庵 @juangotoh

iPhoneが登場した時、Newtonの再来だと思ったアップルファンは多かったろう。ジョブズはこれをNewtonの遺産、Newton OSの改良ではなく、NeXT由来のiOSで実現した。そんなにスカリー嫌いかｗｗｗ

後藤寿庵 @juangotoh

さらに、Siriが登場した時、「ナレッジナビゲーターだ！」と盛り上がったが、もちろんジョブズはそういう反応を苦々しく思ったであろうｗｗｗ

後藤寿庵 @juangotoh

アップル「ナレッジナビゲーター（Knowledge Navigator）」日本語吹替版: youtu.be/yc8omdv-tBU @YouTubeさんから

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後藤寿庵 @juangotoh

ちなみにジャン・ルイ・ガゼーは巨大なMacIIと重量７kgのMacintosh portableを作ったことで、退社時に「ウオークマンを贈呈します」とNY地下鉄でラッパーが担ぐような大型ラジカセを送られた伝説を持つ男なのだ。Newtonがやたらデカかったのもガぜーらしい話である。

後藤寿庵 @juangotoh

なお、がゼーに大型ラジカセを「ウォークマンです」と贈呈した人物はガイ・カワサキといわれている。