NHKスペシャル "夢の丘"は危険地帯だった ~土砂災害 広島からの警告~
NHKスペシャル「広島土砂災害なぜ危険な山裾に家が」①放映中。業者「100m上がる毎一区画百万円土地価格が下がる」、広島県計画課元職員「業者に言ってもやめようとしない」八木地区74人死亡。昭和40年住宅地に。住宅住民は大雨の度に水が出る、石転がる、崖崩れ、座談会で話。安さで買う。
2014-10-31 22:23:47NHKスペシャル「広島土砂災害なぜ危険な山裾に家が」②放映中。 広島県計画課元職員「都市計画法制定後も市街地区域減らそうとしても業者も地主も反対ばかりになる。鬼になれるかどうか」
2014-10-31 22:28:23NHKスペシャル「広島土砂災害なぜ危険な山裾に家が」③放映中。山の表層だけが崩れるのではなく集中豪雨の圧力が高く山の割れ目にも水が入り込みその圧力で大きく山が崩れる「パイピング崩壊」という現象が起こった。今後も各地で起こる可能性が高い。
2014-10-31 22:33:32NHKスペシャル「広島土砂災害なぜ危険な山裾に家が」④放映中。土砂災害防止法制定。土砂災害警戒区域・イエローゾーン⇒避難計画が必要、特別警戒区域・レッドゾーン⇒命の危険がある。住宅は建てられない。広島県は調査が終わり区域決定したのに非公開で伝達せず。死亡者の1人は特別警戒区域内。
2014-10-31 22:40:08NHKスペシャル「広島土砂災害なぜ危険な山裾に家が」完⑤放映中。「住宅地は建替えができなくなるので危険区域指定反対が多い。」 全国で未指定3割。「過疎化が進む」「風評被害に」「観光の障害に」調査終了後も非公表七千箇所も。法改正で調査終了後速やかに公開になる。意識は変わりつつある。
2014-10-31 22:54:52ツイッター歴9年。定年退職して現在は防災科研の客員研究員。発言は研究所の公式見解ではなく、全て個人的意見。地すべり災害や災害情報の収集発信に関連したTwを中心に、応用地形、応用地質、GIS、災害情報学、アウトリーチ活動、実体視(3D)手法による地形表現など。地すべり地など災害地での写真撮影・空撮も行なってきました。
部屋に戻ってきたら、NHKで広島土砂災害の特集番組が始まったところだった。 放送を知らなかったけど、私は欠航こういう番組の放送を偶然見つけることが多い。少し強運かも。
2014-10-31 22:07:55今年の応用地質学会の調査団打ち合わせの席での発言では、広島災害で一番被害が大きかった八木3丁目にある県営住宅の棟が少し間が空いているのは理由があるとのこと。県営住宅が建てられた頃は、大きな礫混じり土地が残っていた。
2014-10-31 22:12:18何故この場所に住宅地が出来たのか。この地域の住宅地の変遷を追うことにした。 過去の開発の経緯を知り、開発の問題点を探る、これは良い視点だ。
2014-10-31 22:14:35昭和40年代に広島市の人口は2倍に増加。宅地は足りなく、売り出せば抽選になった。倍率50倍、100倍の土地もあった。
2014-10-31 22:18:23国は住宅地の無秩序な開発を規制するため 都市計画法を制定し、市街化区域と調整区域の線引きを行ったが、広島の場合、谷の奥の区域も市街化区域に組み入れられた。その線引きの過程・背景を当時の行政の担当者が証言。 地主からの市街化区域を増やせとの圧力で、山の奥の土地まで拡大した。
2014-10-31 22:23:14このあたりの都市計画法の問題点は一昨日の調査団の打ち合わせでも、ある研究者によって指摘されていた。広島の場合、都市計画法の線引きとがけ条例があるとの話があった。さらには土砂災害防止法の特別警戒区域の指定の問題も忘れてはならないと思う。
2014-10-31 22:25:13#NHK。住宅開発の問題に焦点を絞るかと思ったら、今度は稀に見る豪雨によるパイピングに話題が移った。なんだか散漫になってきた。
2014-10-31 22:30:16パイピングの話題はあっという間に終わって、今度は土砂災害防止法の指定の問題の話題に。これを連続して番組構成する場分かりやすいのに、なんで自然要因のパイピングを間に挟むのか?
2014-10-31 22:34:51今回の広島災害で命を落とした兄の家は、土砂災害防止法の指定のための調査の図面上では特別警戒区域に相当するとされていた。ただ、市が指定をするには住民への説明会を開き、理解を得てからとの手順が実際には行われる。
2014-10-31 22:39:28土砂災害防止法の警戒区域の指定は、過去に災害が起きた場所では理解は得られやすいので、指定は比較的円滑に進むが、住民の理解が得るのが難しい地域はどうしても後回しになってしまう。
2014-10-31 22:43:06土砂災害防止法の指定に反対するさまざまな理由は、もし自分がそこに土地を持っていたら、同じようなことを考える可能性があると思う。 やはり土地を購入するときに危険な土地かどうか、行政の線引きや不動産屋の話に頼るのではなく、自分で判断することが不可欠だと思う。そのためには地形・地質の
2014-10-31 22:47:56そのためには地形・地質の基本的な知識を小中高の教育の中で学ぶことが絶対に必要だと思う。今の教科の必修・選択は受験科目がなんであるかが最大の理由だが、それでは自分の命は守れない。
2014-10-31 22:50:07地質技術者/地盤のコンサルタントです。商売人側の人です。当るも八卦的かも知れませんが、安全に住む場所探しや、家を買う前に相談しておくと何かと安心。公が面倒みてくれるのはあくまでも被災後です。安全は、「対策」ではなく「場所」と「リスクヘッジ」で担保されます。人生のチャレンジは、自然相手の安全を十分確保してから存分に。