「庵野秀明スキゾ・パラノエヴァンゲリオン」

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@wikiTORORO @KindleAmznNew 「パラノ・エヴァンゲリオン」は私と庵野さんの共著なのです。私は編・著になります。「スキゾ」は大泉さんと庵野さんの共著です。ただし、全体のインタビューは竹熊と大泉が共同で行い、編集は私になります。

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「庵野秀明スキゾ・パラノエヴァンゲリオン」（全２冊）アマゾンで絶賛予約受付中（11月20日発売）。庵野監督が公開トークで「全部私が書いた」と口を滑らす程、監督にも思い入れのある本（実際には庵野・竹熊・大泉による共著です）。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］庵野監督がそう感じるのも無理はないほど、旧劇エヴァ時の庵野氏に密着した本です。二冊とも竹熊と大泉実成がインタビューを行い、全体編集は竹熊が担当。竹熊・大泉ともアニメの専門家ではないため、作品より人間庵野秀明に焦点を当てました。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］TVの「新世紀エヴァンゲリオン」放映直後、竹熊はオウム事件を材にとったエッセイ「私とハルマゲドン」を執筆しており、大泉はオウムに潜入取材をしていました。二人の目には、エヴァはアニメを超えた「時代」を反映していると映りました。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］「スキゾ・パラノ」は「事件ルポルタージュ」として企画されました。エヴァというアニメを「作らざるをえなかった」庵野氏の生い立ちや人生観に踏み込みました。当時流行っていた謎解きは出てきません。作品より作者の謎を解こうとしたのです。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］「スキゾ・エヴァンゲリオン」の冒頭に庵野監督の「オタク批判」が出てきます。それ以前から監督はマスコミでオタク批判をしていましたが、ネット界は大炎上しました。ガイナの社屋には「庵野死ね」と落書きがされ、炎上は１年以上続きました。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］庵野氏は「オタクの裏切り者」に。擁護した私までとばっちりを食らい、何人かのオタク仲間と絶交するはめになったほど。しかしエヴァ人気は衰えるどころか、社会的な広がりを持って大ヒットしました。エヴァは「炎上商法」の大成功例です。amzn.to/1yHxVNY

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［承前］庵野氏は炎上も辞さないほど「必死」でした。本気で世に訴えたいものがあったのです。「世の中こんなものでしょ」とシニカルに構えるオタクに、自己批判も込めて我慢がならなかったのです。今観ても旧エヴァは「切実な作品」だと思います。amzn.to/1yHxVNY

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訂正。『私とハルマゲドン』は、エヴァの放映後ではなく、放映前に書かれたものです。嬉しかったのはこの本を読んだ庵野氏から「百パーセント同意する」と言われた事でした。オタクの誕生と、オウム真理教の暴走と、エヴァンゲリオンは同時代の現象です。amzn.to/1EcChj7

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私が旧エヴァ制作時の庵野監督から学んだものは、「自分が確信を持って取り組む仕事は、どんなことがあろうと諦めては駄目だ」ということですね。

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１７年前、空前のエヴァブームの渦中に監督をインタビューした唯一の単行本がKindleで復刻されます。スキゾ・パラノ併せてひとつの本。いよいよ２０日に刊行開始！「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」「同パラノ・エヴァンゲリオン」（太田出版）amzn.to/1yHxVNY

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大泉実成と竹熊が組んで劇エヴァ制作中の庵野秀明監督に取材した「ひと味違ったエヴァの本」。愈々２０日からKindleにて発売！amzn.to/1yHxVNY pic.twitter.com/G1JKdYrFIx

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１７年前の劇場版エヴァンゲリオン制作渦中の庵野監督に取材した伝説のルポルタージュ！　エヴァスタッフによる「庵野秀明欠席裁判」も収録。貴重！「「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」「パラノ・エヴァンゲリオン」２冊併せてどうぞ！　amzn.to/1vnTapV

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Kindle版「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」「パラノ・エヴァンゲリオン」いよいよ明日発売です！amzn.to/1vnTapV pic.twitter.com/kRb2VvQtmA

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いよいよ明日、Kindle版「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」「パラノ・エヴァンゲリオン」発売！amzn.to/1vnTapV 私と大泉実成氏で「クイック・ジャパン」で行なった庵野ロングインタビューが元になってます。 pic.twitter.com/NR4XRvM5bl

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オウム事件で世間騒然の９５年に放映が始まった『新世紀エヴァンゲリオン』、採算度外視したハイクオリティな出だしで全オタが熱狂しましたが、１７話をピークに制作スケジュールが破綻、最終２話はシンジ君がパイプ椅子に座り延々「駄目な僕」の心境を吐露する前代未聞のエンディングを迎えました。

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感動の最終回を期待していたファンは作画枚数が千枚に満たないような最終２話に激怒、TVアニメなので「金返せ」とも言えず悶々としていたところに、庵野監督がラジオや雑誌で「あれもファンサービス」「いい加減オタクはアニメ見るのを止めて現実に帰れ」とオタク批判を始めたからさあ大変、

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

前年に始まったばかりのインターネットとパソコン通信はオタの悲鳴と「庵野氏ね」の怒号で大炎上しました。当時私はまだMS−DOSのパソコンでインターネットをしておらず、テレビアニメももう１０年まともに見ていないので、エヴァの放映は見てませんでした。

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

しかしパソ通の炎上ぶりを見て、「ここまでオタクが激怒するアニメはどんなものなんだろう」と反対に興味を抱きました。そこで全話録画していた友人からビデオを貸してもらい、見始めましたが面白いのなんの。制作スケジュールが破綻し始めてから作画は目に見えて崩壊しはじめましたが、

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

内容のテンションは落ちないどころか上がる一方なのにも目を見張りました。最終２話を見た時は明け方でしたが、徹夜ハイも相まってか、私は感動の余り大爆笑しました。「この監督、本気で自己表現をしている！　TVアニメで！」

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

エヴァの本放送を２日かけて全話見た私は、「これはただごとではない」と思いました。作品の完成度もさることながら、８０年代以降のサブカルチャー・オタクカルチャーを含めて久しく見た事がなかった「本気の表現」を私は見たのでした。プロレスで言うなら「ガチンコ試合」です。

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

「ガチンコ試合」は、素人目には凡戦に映ることが多いのです。プロレスのガチンコで有名な試合に「前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアント」がありますが、今、あの試合を見てもプロレスとしては全然面白くありません。ただし見る人が見たら凄い試合だっったのです。エヴァ最終回も、そんな感じです。

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

私は「エヴァンゲリオン」から「ロック魂」を感じました。何がなんでも監督に会って話を聞こうと考えていた矢先、吉祥寺の路上で私は道の向こうから幽霊のように歩いてきた庵野秀明氏とバッタリ遭遇、その場で「クイック・ジャパン」のインタビューを申し込んだのです。

竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

続きは夕ご飯を食べてから書きます。Kindle版「庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン」「パラノ・エヴァンゲリオン」は、Amazonで明日発売ですが、予約も受け付けてます。amzn.to/1vnTapV pic.twitter.com/pro8lojuq0

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