小田嶋隆さんtako_ashiの「死んでもラッパを系の話は好きになれない。」
コラムニスト。ブログは冷温停止中。その他色々と停滞中ですが、順次再起動する所存です。てはじめにツイートなどを。ログはこちら twilog.org/tako_ashi
小田嶋 隆(おだじま たかし、1956年〈昭和31年〉11月12日 - )は、日本のコラムニスト、テクニカルライター。
http://ja.wikipedia.org/wiki/小田嶋隆
羽生選手の今日のスケーティング(私は見てませんでしたが)についての、為末大さんの一連のツイートは重要な示唆を含んでいると思います。「怪我をおして頑張るアスリート」を、観客や視聴者はともかく、メディアや競技団体が安易に称賛することには賛成できません。
2014-11-08 22:37:25誰であれ生きて死ぬことに変わりはないわけですが、私に何をおっしゃりたいのでしょうか。 RT @Hiro__Sho @tako_ashi まあ、時代が違いますからね。今は感動を求めなくなった。ただ生きて死ねばいいんじゃないんですか?
2014-11-08 22:40:36負傷をおして、死の危険をかえりみず、限界まで頑張った人の姿に感動するのは良いとして、私が懸念するのは、その感動がスタンダードになることです。つまり、負傷を理由に休んだり、死の危険を恐れて挑戦を断念したり、限界まで自分を追いこまないでいる人間が非難されるのではなかろうか、と。
2014-11-09 12:36:04良いか、若者よ、「死ぬ気で頑張った○○クンは偉い」と「死ぬ気で頑張ってないおまえらは人間のクズだ」の間には、ほんの2センチほどの距離しかないのだぞ。
2014-11-09 12:38:10そう言っているあなたは、どうして私を無視できなかったのですか? RT @rosun_c .@tako_ashi まさにそうした要求を突きつけられますが、無視すれば済むことです。 ついでに、不利益な要求をする人との関係も切れていい事尽くめです。
2014-11-09 16:44:58おかしいと言った人がいるのですか? RT @Bobbin1224 @tako_ashi すみません、子供の頃からサーカスは苦手だった者です。m(_ _)m動物に鞭打つ様子とか、ピシッピシっとかいう音、嫌だったな。何がそんなに面白いのか、そういう者が存在していておかしいですか?
2014-11-09 16:46:48私の文章はバカな人には失礼に響くように綴られています。ですから、もしあなたが私の言葉に触れて失礼だと感じたのなら、自分のバカさを反省してください。よろしくおねがいします。
2014-11-09 23:11:57やはり羽生の強行出場に碌でもない人間から食いついていく。コメントも酷い。/「闘志が凄い」「あれが勝負できる男の姿」「東北人魂」デーブ監督“羽生の闘魂”注入だ!流血も強行「見習わないと」 ― スポニチ Sponichi Annex sponichi.co.jp/baseball/news/…
2014-11-10 15:58:58自己責任だから自由意志で個人の判断だから自己責任だというこの出口の無い循環論法が、ガン放置療法(←「放置」って「療法」なのか?)の温床になっていることから考えても、全能感を抱きがちな競技中の選手に負傷後の競技続行の判断を委ねるのはどうかしていると思う。
2014-11-10 19:56:08一流のアスリートであればあるほど、競技に集中している状況下では自身の全能を確信しているはずで、つまり逆に言えば、彼は「痛み」や「危険」に対して鈍感になっている。とすれば、そういう人間に負傷後の競技続行について判断を委ねるのは間違っている。
2014-11-10 20:01:38死んでもラッパをはなさなかった兵隊さんの話は、ラッパ仕事なんかにかまけて自分の生命を守ることさえできなかった残念な兵士の話として再構成するべきなのではないか。
2014-11-10 20:06:56「痛みに耐えて頑張った」話は、過去にもある。骨折をしながらピッチに立ち続けた中山ゴンとか、貴乃花とか柔道の山下とか。それぞれ立派だったし、感動的でもあった。でも、アタマを打った選手については、話が別だと思う。
2014-11-11 09:32:59