ある 漫画家Aさんが 商業誌へ掲載する についての考察

続) 浦沢直樹の漫勉 がすごく面白い 参考になる!の声 http://togetter.com/li/745549 ゆうきまさみ 先生が 連続 RTしていたので、スピンナウト として作成。 続きを読む
25
浅利与一義遠 @hologon15

漫画や文章書きが生業。自作を自讃する卑しさ、こう書いた、こう読めみたいな勘違いした傲慢さは物書きの恥なので、(書いたものが全て。言い足すのはただの言い訳でしかない)仕事と分離した一個人として在るべく、ハンドルでツイート中。歯車とレンズが好き。

浅利与一義遠 @hologon15

商業詩ってのは、傾向はあるが不特定多数の他者の情動を誘う事で利益を上げるためのもの。描き手はその戦術を、編集者は戦略を担う。そういう事が描き手に理解できていなくても、描かれた物に戦術を果たす要件さえあれば、編集者は掲載する。そして要件を満たさなくなれば打ち切られる。(2へ)

2014-11-15 17:02:44
浅利与一義遠 @hologon15

2 何を描いているかの自覚があっても、要件を満たさなくなれば打ち切られる訳だが、その場合には対応は出来る。 必ずしも成功するとは限らないが、不足していると理解した部分の補給や、新たな他者への武器の搭載を以て、再び編集者の戦略に沿うのであれば、あらためて掲載される訳だ。(3へ)

2014-11-15 17:05:07
浅利与一義遠 @hologon15

3 ところが思い付きで描いた物が、たまたまその雑誌の戦略に沿って掲載されていただけの場合、戦略を持った雑誌を通じての不特定多数へのアプローチなんか考えていないから、一旦その辺ががずれ出してしまうと修正もくそも無い。その事実を認識出来ないと、現実から目を背けるしかなくなる。(4へ)

2014-11-15 17:10:38
浅利与一義遠 @hologon15

4 どうこじつけても、商業詩は不特定多数の人間に働きかける媒体であるから、そこを逸脱して掲載される事は無い。出来ない事を「迎合だ」と否定してみても現実は変わらない。そういう人間は、自分のためだけに作品を温めていればいいのだが、他人にはちやほやされたい欲だけはある(苦笑)(5へ)

2014-11-15 17:16:12
浅利与一義遠 @hologon15

5 一回商業誌に掲載されて原稿料を貰えばプロというのが世間の認識だが、実際には先述のように、そうあるべく描いている者と、能力は無いのに編集者に選ばれて載っていただけの者に二分される。まぁ、中には何も考えずに、他者のツボを突いて来る天才もいる訳だが、それは別格で載り続ける。(6へ)

2014-11-15 17:23:22
浅利与一義遠 @hologon15

6 てな事を、新人賞の原稿を読みながら思い出していた。こうして読んで、おもしろいと感じた描き手が、他者に対する明確な意図をもって描いていてくれと願う。そうすれば、また読み手として、この楽しい体験が得られるという事になるのだから。 (同業者としては、それは脅威なのだがな……苦笑)終

2014-11-15 17:26:45
浅利与一義遠 @hologon15

漫画家は、原稿の線を一発で引いていると聞いて、どんな太い主線も一度で描けるように、さじペンからGペンに移行。さらに〆切際の漫画家は、下描き無しで、原稿に直接ペンを入れるというのを聞いて、やってみた事があるが、あれらの噂は本当だったのだろうか?(結果、俺が本当にしている?)

2014-11-15 18:39:38
ゆうき まさみ @masyuuki

まんが家です。twitterでは自分で想像してた以上につぶやいてます。よろしくお願いします。

yuukimasami.com

ゆうき まさみ @masyuuki

連続RT失礼しました⌈(_ _;)⌉

2014-11-15 17:43:25