海外文学が消滅する!?
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怖ろしい話を聞いた…。海外文学の翻訳は、初版1500部とか、初版印税ナシが普通になってきているという。増刷はなかなかされないだろうから、初版印税ナシだと、実質、無報酬に。初版1500部でも、生活はとてもできない。これでは翻訳をする人はいなくなってしまう。したくても生活できない。
2014-11-18 11:39:23さらに、海外文学の翻訳の場合、海外の著者に当然、著作権料の支払いをする必要があり、そのためには、国内・国外エージェントに手数料を支払わなければなりません。 それを負担できない出版社が、もう多いのだそうです…。
2014-11-18 11:42:40そのため、海外の新しい作家の翻訳は、どんどん減っていっていて、すでに英米以外はかなり厳しい状況で、英米でさえ新人の翻訳などは無理になってきているそうです…。
2014-11-18 11:43:03海外文学を読む人が減ってきてしまったせいなのでしょうが、あまりにも悲しいことです。鎖国状態になってしまいます。 「この町内の人が書いた本しか読むことができません」と言われたら、誰でも大反発するはず。日本人の書いた本しか読めないというのも、それと同じこと。あまりにも狭い。
2014-11-18 11:48:06世界中の本をすべて原語で読むなんて、無理があるわけで、みんなで手分けして翻訳するというのは、とても大切なこと。「この本に出会わなかった大変なことだった」と思える本が必ずあって、それは世界のどこにあるかわからない。手近なところにすませてしまわないで、もっと世界文学を読んでほしい。
2014-11-18 11:49:37海外文学に興味を持つ人が少しでも増えるよう、できることはしていきたいものです……。あまりにも微力ですが……。 安直な入門書とか(私の本もそうですが)、昔は軽蔑していましたが、今はその重要性をとても感じています。きっかけはくだらなくてかまわないのですから。
2014-11-18 11:51:25@kafka_kashiragi 日本人の文学に対する敬意の無さには本当に腹が立ちます。大学の文学部もなくしてしまったりと暴挙が続いて行くのでしょうか。このままでは、多言語に通じている人しか海外文学が読めなくなる時代が来そうで恐ろしいです!
2014-11-18 11:58:17むしろかなりマイナーな海外文学作品を翻訳しても採算が取れる一昔前までの状況が特異だった気がしなくもない。いい時代だった……。なんでその時代にヨーロッパ諸語以外の文献もっと訳しておかなかったし……。
2014-11-18 13:06:07この前、30年ぐらい前の海外文学の翻訳の文庫を買ったのだけど(発売当時500円くらいなのが2000円越えてたし、状態も非常に悪かったが、滅多に市場に出回らない有名作品じゃないので仕方がない)、今後はそれさえ難しいのかも知れない。
2014-11-18 14:22:29昔、海外幻想文学系の講演で、翻訳家の先生が一冊翻訳した際の印税分を金ではなくて現物支給(出版社所蔵の資料本、つまり古本)でもらったことがあるという話をしていたけど、今はそれよりも厳しいのだなぁ。
2014-11-18 16:19:24海外文学がジリ貧という話。日本人が外国の文化に興味を持たなくなったからというのもあるかもしれん。しかし単純に景気が悪いから売れないというだけなんじゃとも思う。潜在的なコアなファンのとこにまでお金が届いてない
2014-11-18 17:30:26〈RT〉翻訳本だけではなく漫画業界でも初版分は印税無しという事例を何度か聞くけど、このご時世再版なんて難しいし、何より純粋に"意味が分かりません"(´Д` )
2014-11-18 16:46:49さっき海外翻訳の件で「初版1500部、印税なし=無報酬!?」っていうのが流れてきたんだけど、実用書では初版印税なしなんて珍しくないよ。無報酬ではなく、最初は「原稿料(翻訳料)」として支払うはず。 再版が難しいのがわかってて、無報酬で翻訳する人間なんていないだろwww
2014-11-18 17:29:40初版は販売部数での支払いもなしということですか?RT @kafka_kashiragi: 怖ろしい話を聞いた…。海外文学の翻訳は、初版1500部とか、初版印税ナシが普通になってきているという。増刷はなかなかされないだろうから、初版印税ナシだと、実質、無報酬に。初版1500部でも…
2014-11-18 16:46:53@torapocodan そういうことらしいです。支払いは、増刷分からという。出版社もそれだけ苦しいんだと思います。それでも出そうとする出版社と翻訳家がおられるのは素晴らしいことですが、いつでも無理はきかないかと…。
2014-11-18 17:28:17@kafka_kashiragi マジですか…。流石に初版分のセールスレポートはあるんでしょうね。しかし、そんな状態になっているのでは、翻訳という仕事を生業にしている人は、家族を持ったら仕事をやめざるを得ませんね。原著者と原出版社へのアドバンスは払っているんでしょうけど、、
2014-11-18 17:53:12@torapocodan 海外文学の翻訳のすべてがそういう状況というわけではなく、純文学系で、しかも日本ではま名前が知られていない人というような場合だけだとは思いますが、そういうものが翻訳されてくれないと面白くならないわけで、困ったことです。
2014-11-18 19:28:41@kafka_kashiragi @TmkNshn13188 私は大学の卒業制作で小説を描いていたのですが、もう周りに海外の文学を読んだことの無い子ばっかりなんですよ。普段から海外、特に南米文学を愛読している私にとっては信じられない光景でした。
2014-11-18 18:09:48@irunata8 @TmkNshn13188 「海外文学を読んだことがない」とは、また極端ですね。というか、それが今は極端ではないんですね……。うーん。どうしてなんでしょう?理由はあるんでしょうか?
2014-11-18 19:31:08@kafka_kashiragi おっしゃるように、海外文学の翻訳がどんどん減っているのもあると思いますが、聞いた限りでは「文化の違いなど、予備知識が必要な部分が多くて敷居が高い」という答えが多かった感じです。出会えて心からよかったという作品も多いだけに、あまりにもったいない…
2014-11-18 20:04:20@irunata8 「予備知識が必要」という思い込んでいる人が多いんですね。残念です。たしかに、未知の文化に接することになりますが、すぐれた文学なら、特殊を描いて普遍に到達していますから、予備知識などまったくいらないのですが…。『百年の孤独』など、そのいい例だと思います。
2014-11-18 20:11:34世界の国の数は195カ国。日本1カ国だけの本しか読まないというはもったいない。この地図の赤いところの本しか読まないことになる。そして、世界の言語の数は約6000とも。だから、原書で読めばいいという問題でもない。手分けして翻訳しないと。 pic.twitter.com/oXa0v66T4V
2014-11-18 20:07:05「海外文学の翻訳が減っている」問題について @kafka_kashiragiさんのつぶやきに触発されて書いた |なぜ海外文学は売れないのか? もうすぐ絶滅するという海外文学について owlman.hateblo.jp/entry/2014/11/…
2014-11-19 10:33:36