紅鎮守府日記　7/9～7/15

戦争さん @RAKUNYA

「司令官、潜水艦の人たちどうだった？」 「なんか徹夜したらしい。まったく……」 「司令官も昨日は夜更かししてゲームしていたよね」 「あぁ、昔やっていたのをすこしな。派手に技を決めることができてすっきりしたから、またしばらくはいいかな」 「……そうか」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「おいおい……曲がりなりにも戦争中だぞ。体調管理はしっかりしてくれ」 「はいでち……」 「気をつけ……ます」 「では今日も頼んだぞ」 『はーい……』 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

～翌朝～ 「無理なの……あんなのまねできないの……」 「きっとツールか何か使っていたんだわ……そうに違いない……」 「なんだお前ら……潜水艦がそろいもそろって眠そうな顔して……」 「あぁ、提督さん……おはよ……」 「ちょっと徹夜……してしまいまして……」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「あの職業選択であんな戦い方があったなんて……」 「ちょっとイク、フレンド申請してくるの」 「あ、私も……」 「こんな廃プレイヤー。逃がすわけないでち」 「世界はひろいなぁ……」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「敵もムチャクチャでち……」 「おそらくそれを見越して、さらに一つ前に与えたダメージ数値にランダムで追加ダメージを上乗せして相手にぶつけるスキルを発動したんでしょう……」 「……鬼、ですね」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「ただし、その分威力は桁違いです」 「というと？」 「まず、敵味方双方が、戦闘開始からこれまでに受けたダメージを相手に与えます」 「……その時点で死ぬじゃない」 「そうですね半分なら確実に。しかしあのモンスターはいわゆる食いしばりと30％以下の時の自動回復が」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「発動条件が相当厳しく、運営のおふざけとまで言われたスキルがあります。その発動条件はまず敵のレベルが自分のその職業よりも10以上高いこと。さらに味方が瀕死から全員8割の復帰しなければならず、その間ダメージを受けないというものです」 「……いや、無理でしょそれ」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「まず、メインジョブのガンナー。あれは全ジョブ中で瞬発的に最大火力を発揮しますよ」 「たしかに、火力はあったけど……」 「そして私たちの全バフに加えてサブジョブのガードナーのスキルを使ったんじゃないかと」 「ガードナーのスキルって……」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

【LAもらってしまいました。あとはみなさんでお分けください。ありがとうございました】 【クラースヌイ　さんがパーティーから離脱しました】 「今、何が起きたの？」 「バグ……？」 「いえ、正規の技です……」 「ハッちゃんなにか知っているの？」 「恐らくですが」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

【守護堕聖龍・ナーガルージュソウルソニックブギー　を撃破しました】 「…………」 「…………」 クラースヌイ【おつかれさまでした】 「いやいやいや……え？」 「なの……なの？」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「さぁ、バフはかけたわよ！」 クラースヌイ【thx】 【ヘイトマイト解放】 【ダメージ:12877369639】 【追加効果:オールフィードバックエクスプローション】 【ダメージ:321558695572】 「「「「「……は？」」」」」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

～～～～～ 「すご……」 「どうやってるの……？」 「技の無敵時間を無理やり繋げていますね……」 「Gfってそんなことできるの……」 「普通はできない……」 「ラグで五回は死ねるでち」 「よーし！全回復！」 「ちょうど時間ね！やるわよ！」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「どっちにしろジリ貧でち」 「失敗しても知ーらない。なの」 クラースヌイ【早く】 やむいも【了解】 ごーや【らじゃ！】 ゐくらんぼ【はいー】 グータン【まかせた】 しおりん【テライケメン】 「さて、お手並み拝見ね」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

やむいも【これ無理ですって！】 クラースヌイ【いえ、いけます】 「はぁ！？」 「何を考えているでち……？」 クラースヌイ【2m保たせます。その間に回復して、全バフを私に】 「…………？」 「……のるしかないわね」 「賭けちゃいますー？」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

～～～～～ 「無理無理無理無理！！！」 「死ぬ！オートヒーリングが間に合わないでち！？」 「あはははは！イクにここまで床を舐めさせたのは初めてなの！！」 「……………」 「MPポーションが残り三つ！やばいって！！」 クラースヌイ【残り半分】 「遠いわ！」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

クラースヌイ【あの】 「ん？」 クラースヌイ【バフお願いしてもよろしいでしょうか？】 「この人やる気でち……！」 「おもしろいのね…！」 「えっ、え、やるんです？」 「たしかに、おそらく確率0.01％以下のこれを逃すのは……」 「はぁ……やりますか！」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「たしかパラレルって……」 「レアモンスターいっぱいで入れるのはワンパーティーのみの空間なの」 「当然のようにそこのモンスターはムチャクチャ高レベルのはずでち」 「今はイベントボス戦……ということは」 「……む、無理ゲーな気が」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

【クエストを開始します】 「さーて、それじゃあ始め……あれ？」 「どうかしたで……うぇ？」 「あ、これはマズいの……」 「ありゃー……マジですか」 「……なんか、ごめんなさい」 クラースヌイ【まさかのパラレルフィールドですか……】 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「最初の打ち合わせ以外喋らないわね……」 「これはガチソロ勢のニオイがプンプンするのね……！」 「女キャラで通話も拒否。中身はおっさんでちね」 「みなさん突っ込みすぎないでくださいねー。回復職は防御紙なんですから」 「クエスト受注、始まりました」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「断ります？」 「なんかおもしろそうだから入れとくでち」 「ま、それもそうね」 「イクの前に出なければ問題ないのね」 「(ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ)」 「じゃあ、パーティーに入れておきます」 【クラースヌイ　さんが参加しました】 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「さっそく来た」 クラースヌイ【まだ枠空いてますか？】 グータン【大丈夫ですよ】 クラースヌイ【GfGkですけどよろしければ】 「GfGk？」 「遠距離のガンと近接タンクジョブの組み合わせなんて地雷臭ハンパないの」 「レベルはそこそこだけど……」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

～～～～～ 「さて、そろそろレイド準備しないと」 「五人で行くでち？」 「あと一人いればワンパなの」 「野良募集かけちゃいますー？」 「じゃあ遠距離職誰か呼びますね」 グータン【募集:遠距離@一名】 「少し出遅れたし、だめなら五人でもいいわね」 ﾋﾟｺﾝ #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「ヒール役がそれじゃあダメだと思うの……」 「ラグいでちー」 「たしかにモーター熱いかも。室温下げるわね」 「……あ、ゴールドワームはけーんなの」 「え、ちょ、レアエネじゃない！」 「難易度の割りに落とすのゴールドだけですけどね」 「万年金欠なのよ……」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「しおいちゃーん。ツナマヨ食べてないで転送魔法早くなのー」 「ふぁーい。みなさんどぼーんしてくださーい」 「ちょっと！キーが油でテカってるじゃない！」 「だいじょーぶ」 「ボスレイドでミスとかしないでよね」 「まぁそん時はおねがいしまーす」 #紅鎮守府日記

戦争さん @RAKUNYA

「ドイツ語打つの面倒くさい」 「ｸﾞｰﾙｸﾞﾙ翻訳は便利よね」 「別枠必須」 「で、今日は何を狩るの？」 「確か23時から工業砂漠地帯でイベントボス戦でち」 「んじゃそこに移動して適当にレベリングしときましょー」 #紅鎮守府日記