会話劇連想クイズ
- wind_magician
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深夜にあるものを見てたら閃いたので、クイズをします。会話劇形式で出題される問題のテーマを当てて下さい。テーマが分かったあとで読み返すとクスっとなると思います。では、次から貼っていきますので、早押しでどうぞ。
2014-11-22 04:48:16「この闇の中で、この凍える寒さの中で、お前は灯る儚い炎だ。確かにお前は暖かい。だがそれで、この広い世界全てを暖めようとするのはおこがましいとは思わんかね?」 「確かに僕は小さな炎だ。だが、確実に持っている。熱を。確実に暖めている」
2014-11-22 04:50:29「次に言いたいことは分かるぞ。その種火が広がれば――などと理想を語るのならば他所でやれ。目障りだ」 「違う。炎は僕一人でも構わない。その僕が炎を消さない限り、熱は生まれ続ける。それは、お前が世界をゆっくり冷やしているその速度よりも早い」
2014-11-22 04:50:50「馬鹿を言うな。規模が違うではないか。私は全世界を。お前は、所詮は手の届く範囲にすぎん。戯言をいうでない!」 「お前もわかっているんだろう? この世界に広がる熱が。だから、お前は焦っているし、今、ここで僕と居る」
2014-11-22 04:51:26「下らん……下らん、下らん! そこまで言うなら消してやろうではないか! その幻想ごと、お前の炎を!」 「それは無理だ。お前にも、そして、僕にも。神が十分だと認識するまで、僕は僕の役割を全うする」
2014-11-22 04:51:57「貴様……! それで良いのか! 炎を持つものとしての、破壊を司るものの誇りはないのか!」 「ないね。強いて言うのならば……お前を、倒すことだけだッ! 行くぞッ!」
2014-11-22 04:52:22「まさか、本当に我が遅れを取るとは……。だが忘れるなよ。この世界ある限り、直ぐにでもまた、我を次ぐものが現れる。永遠に等しい時を、戦い続けることができるかな……それも、一人で……! ぐふっ!」
2014-11-22 04:53:36「出来るさ……。たった一人でも、神が、それを望むのであれば、僕は戦い続ける。それに……終わらない冬は、ないんだぜ」 終幕
2014-11-22 04:54:23