ある医師の回想～追いつめられていく過程

コチンダモンガー @Bubuzera5D

患者さんから「医者って楽して儲けていいですよね」って真面目に言われてちょっと辛かった。

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バイト医は確かに楽して儲けてるからな。

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常勤で血反吐吐きながら働かないとメンタル腐ってくる職業ではある。

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「帰宅すること」「休むこと」「休日はちょっと遅めに行くこと」全てに罪悪感を感じてたあのころはメンタル的にはヤバかったけど腐ってはなかった。

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何もなくても「職場に泊り込んで帰らないこと」に誇りを感じてたクズだった。

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きっかけは午前3時の呼び出しでNsから「先生、まさか家ですか？」って怒られたことが始まりだった。

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それ以来家に帰れなくなった。

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風呂でもトイレでも携帯を握りしめて、映画館にも行けなかった。院に入ってようやくまともな生活というものを知った。留学でさらにモラトリアムを延長したら、もう戻る体力が無くなってるんだろうな。

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朝は毎日6時から回診。夜間休日でも呼ばれたら10分以内に駆けつけられるようにしてたらいつの間にか実力もないのに「頑張ってる」と評価されていた。それを維持しないとならないという強迫観念で働いていた。

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@Yamayama51 問題はこの基地外のような生活が「当たり前」のように周囲が認定していた点ですね。