現代と1930年代は違うー金子良事氏(労働史・社会政策史)による軍隊の社会的機能を中心とするポイント説明ー
自分のメモ代わりに安易なまとめです。
- MinoruSawada
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金子良事
@ryojikaneko
現代が1930年代と雰囲気が似ていて、戦争に突入しないか心配する人が時々、いるんだけど、現代と戦前ではまったく条件が異なるから、今の時点では杞憂。
2014-12-06 09:36:53
金子良事
@ryojikaneko
その基本的条件は、軍隊は入隊前の貧富差などをクリアして、機会均等のメリトクラシーを体現するデモクラティックな側面を持っていた。そのため、民衆の苦痛を集約する装置足り得た。515、226がまさにそれ。自衛隊にはこの条件はない。
2014-12-06 09:40:22
金子良事
@ryojikaneko
1930年代は20年代に共産主義に対抗する形で生まれた日本主義が勢力を持ったが、現在のネトウヨはそういう対向勢力を持っておらず、問題はあるし、放っておいてよいということではないが、世間を制圧するほどの力はない。
2014-12-06 09:44:13
シント
@sinto28112485
@ryojikaneko 「軍隊民主主義」ですか。軍隊が社会主義の役割を果たしていると。この本の受け売りですが。>言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家urx2.nu/eUfL
2014-12-06 09:47:14
シント
@sinto28112485
@ryojikaneko 恥ずかしながらこの本読んで軍隊民主主義の機能を学びました。515や226の青年将校が後輩や同僚や自分達の故郷の農村の悲惨さが原因となって事件を起こしたと言うのはよく聞いてましたが。軍隊が社会主義の様に機会の平等を担保していたと明確に知ったのはこの本でした
2014-12-06 09:54:42
金子良事
@ryojikaneko
もう一つ付け加えると、身体の鍛錬を基盤に置くという意味で、軍隊教育が一つの潮流だったが、今は教育理論的にそんなものはない。また、軍隊教育を可能にした大量の予備役も今はいない。地方によっては重きをなした在郷軍人会も今はない。
2014-12-06 09:55:09