東浩紀氏、「読み手を意識しようとしない」インテリの書き手に対して、警告する
- Eric_Ridel
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おすすめ。→ 文芸批評家 福嶋亮大の書評ブログ : 『切りとれ、あの祈る手を――<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』佐々木中(河出書房新社) http://goo.gl/rpQCG
2010-12-05 09:34:55「本書は、文壇には好意的に受け入れられるだろう。「文学の勝利」を高らかに謳い上げているのだから。そして、情報の世界に背を向けていいと言っているのだから。とはいえ、その「勝利宣言」は20世紀に積み重ねられてきたさまざまな文学的実験の背景を、ことごとく無視したところで述べられている」
2010-12-05 09:36:06「佐々木氏一人が「反動」に走るのは一向に構わないし、読者がその語り口に耽溺するのも自由だ。だが、作家や編集者、批評家は、何がほんとうに文学の未来に資するのか、いかにして文学をこの民主主義的社会に対応させていけばいいのか、最低限の歴史的素養を持って知性的に考えていただきたいと思う」
2010-12-05 09:37:06仲間内にしか読まれない文章で「おれたちがいかに勝利しているか」を滔々と語り続ける文章ほど、無意味なものはない。そこにいくら装飾が加えられていても、無意味は無意味。人文書の棚がそういう無意味な本に占められるようになって久しい。
2010-12-05 09:40:45それにしても、「データベースなんて中世からあった」なんてぼくが言ったら、VIP版にスレがたって曝されてプゲラされて終わりだよ。一般読者から隔離されているインテリはほんと、楽でいいよ。ぼくだってそういう文章書いてみたいわw
2010-12-05 09:45:49禿同っ…!思想地図の今後や如何に RT @hazuma:仲間内にしか読まれない文章で「おれたちがいかに勝利しているか」を滔々と語り続ける文章ほど、無意味なものはない。そこにいくら装飾が加えられていても、無意味は無意味。人文書の棚がそういう無意味な本に占められるようになって久しい。
2010-12-05 09:48:37インテリは、もはや自慰行為に等しいですね。「言葉遊び」の感が拭えません。 RT @hazuma: 一般読者から隔離されているインテリはほんと、楽でいいよ。ぼくだってそういう文章書いてみたいわw
2010-12-05 09:51:22おもしろい。 QT @nomuramss: RT @hazuma: おすすめ。→ 文芸批評家 福嶋亮大の書評ブログ・:・『切りとれ、あの祈る手を――<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』佐々木中(河出書房新社) http://goo.gl/rpQCG
2010-12-05 09:51:31東浩紀は文芸評論家は廃業しているし、小説でも純文学を書くことももはやないでしょう。あの業界の批評は、大澤信亮、山城むつみ、佐々木中のトリアーデにお任せしますw
2010-12-05 09:55:29非常に重要な指摘。 RT @hazuma: 仲間内にしか読まれない文章で「おれたちがいかに勝利しているか」を滔々と語り続ける文章ほど、無意味なものはない。そこにいくら装飾が加えられていても、無意味は無意味。人文書の棚がそういう無意味な本に占められるようになって久しい。
2010-12-05 09:58:20twitterを放浪してればネ申はそこここに顕れます RT @hazuma: そんなことより、今日は夜からの思想地図β責了のまえに、一般意志2.0の第12回を書かなきゃ行けないんだよ。ネ申が降りてくれないかなあ。今回はさすがにもう無理かも……。
2010-12-05 10:06:04@hazuma。私の意見としては、20世紀文学が19世紀文学の反動であったように、20世紀文学の反動としての21世紀文学が現れると思います。個人的には、20世紀文学の相対主義に対して、21世紀には【絶対主義文学】が現れると思いますし、私自身もその方向を目指しています。 )
2010-12-05 10:07:46調べてみました。1950-60年代です。弘文堂「情報学事典」より。RT @shi3z_bot @hazuma 図書館情報学の起源ってどのくらい古いんでしょう?気になりますね
2010-12-05 10:10:41ちなみに「情報」が学問対象になったのは1940年代。シャノン/ウィーナー以降です。「情報学」という表現が一般化したのは20世紀も後半になってから。「情報」という言葉が現在のような意味(物質ともエネルギーとも異なる計量化できるなにか)で使われるようになったこと自体、じつに新しい。
2010-12-05 10:12:22某文芸評論家氏は、情報を知識と、データベースを分類と同義で捉えているので、中世にまで遡れる。しかし、そりゃそういう風に捉えればそうだろうと言うほかない。それだけの話ですね。
2010-12-05 10:14:15はあ…… RT @heaven1968 私の意見としては、20世紀文学が19世紀文学の反動であったように、20世紀文学の反動としての21世紀文学が現れると思います。個人的には、20世紀文学の相対主義に対して、21世紀には【絶対主義文学】が現れると思いますし、私自身もその方向を目指
2010-12-05 10:16:04人間は一回にひとつのことしか話せないわけだけど、そんな論理だったらなにについて語っても「それを特権化するのは滑稽」で終わりになる。それに問題は、そうやってポーズを取ったあと結局彼が文学こそ特権化していることで、ぼくにはそのほうがよほど滑稽に見えるけど。
2010-12-05 10:21:35コレ見て東さん「信者」がその通り!って盲目的に賛同したら結局、数が声を潰すことになるんじゃ。まあ、それならそれで良い(という趣旨の本だ)けど。 RT @hazuma: おすすめ。→福嶋亮大の書評『切りとれ、あの祈る手を』佐々木中 http://goo.gl/rpQCG
2010-12-05 10:21:52と言いつつ、おもしろい。 RT @tak1000 QT @nomuramss: RT @hazuma: おすすめ。→福嶋亮大の書評ブログ『切りとれ、あの祈る手を―<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』佐々木中(河出書房新社) http://goo.gl/rpQCG
2010-12-05 10:23:34まあしかし、ぼくも福嶋くんと同じで、「文学万歳」を叫ぶ佐々木中氏に酩酊する読者がいるのは全然OKと思います。それは一種の娯楽だから。ただ、佐々木氏が思想の未来を開くと信じるのは滑稽かなと。ぼくとしてはそう思うのですが、その真偽も歴史が決めることなんでいま言っても無意味ですね。
2010-12-05 10:23:59