《「長瀧会議」で論じられる「ストレス」という言葉は非科学的》

自己ツイートをまとめました。 まるで、1980年前後のテレビのワイドショーかと思うような、粗雑で非科学的な議論を行うのが「専門家会議」です。 心理学や工学の専門家でなくとも、この程度の認識は、今や常識のはずです。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「長瀧会議」では「ストレス」という言葉を、科学的な意味内容を含まない、非常に卑属で偏見に満ちた使い方をしていた。 科学の用語では「ストレス」とは「負荷」を意味する。 「ストレステスト」というのは、装置などの実験対象に、重さや力を加えた際の変化がどうなるかを確認する検査だ。

2014-12-21 10:52:42
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

医療方面で「心にストレスが掛かる」というのは、 具体的に何か心理的な負担が発生している状況を表現する。 当然「ストレスそのものをどうするか」という観点からのケアが必要になる。 ストレスを献じるのが当然の状況でストレスを自覚しない状態は、むしろ危険だ @karitoshi2011

2014-12-21 10:55:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかし、「長瀧会議」で話し合われた「ストレス」は 「根拠がないのに、心に負担に感じるもの」という意味だった。 それは、過去の日本では「ストレス」とは違う言葉で表現してきたものだ。 「気のせい」「気の持ちよう」という言葉だ。 @karitoshi2011

2014-12-21 10:58:17
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

科学的な意味で「ストレス」を用いて論じるなら、 「ストレッサー」とも呼ぶことがある「ストレスを与えるもの」が何かを考え、 必要ならば「ストレス」を取り除く方法を提示する。 人格成長の為に避けることができない「ストレス」ならば、付き合い方を提示する。 @karitoshi2011

2014-12-21 11:01:09
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「長瀧会議」は、「原発事故によるストレス」を、「被害者の心に掛かっている負荷」とは考えずに論じている。 「気にしない人もいるのに一部の人が『勝手に』感じている苦しさ」というような意味で「ストレス」という事葉を使っている。 被害者を被害者を認めない。 @karitoshi2011

2014-12-21 11:17:06