今から俺が原付を走らせながら考えていたことについて話をする、大変気持ち悪い内容になると思われるが暖かな慈悲と寛容をもって聞いて欲しい。 ―「シコリティの話」
2014-12-21 20:18:12今日、ついつい目の前を走るイカしたテールランプに見とれてウィンカー出すの遅れたんだよ。カッコいい車でさ。それで免許取るときに教官に言われたことを思い出した。「お前らが余所見をするとき、何を見ている?」という問に俺は「対抗車線のカッコいい車とか」と答えた。答えは違った。
2014-12-21 20:18:34教官が言うには、「女は沿道の店、男は女に視線を釣られる」って言うのよ。そいつ絵にかいたようなスケベ親父lookでさ、そいつがそう言うもんだからなんとなく納得しちまったわけよ。 「お前らが余所見してるとき、「あの3人でどれがタイプだ?」とか聞くと「えへへ」とか言いやがる」ってね。
2014-12-21 20:19:07まぁそれはいいんだが、どうもその教官が言うには制服着たJKが歩いてるとしょっちゅう野郎が余所見するって言うんだ。ここで俺はどこかひっかかったんだよな。
2014-12-21 20:19:36ここでいよいよ「シコリティ」の本質に話が戻るわけだが、 俺が思うに教官は正しくない。見るからに「JK」というのはシコリティ高くないんだよ。コートに隠れた端から見えるスカートとか、そういうものにこそシコリティは秘されている。 その教官の感性はちょっと鈍いと言わざるを得ないね。
2014-12-21 20:20:10以前TLで見た「エロ漫画よりも少年誌のサービスシーンの方がシコリティが高い」という話を平行して思い出した。 つまりそういうことなんだよ。 ただ単に綺麗とか可愛いとかエロいとか、そういうものを我々は求めていない。シコリティとは即ち、「その先を見たい」と思わせる何かなのではないか。
2014-12-21 20:20:16つまりシコリティとは人間にのみ赦された衝動、知的欲求に根ざした情動なのではないかと。これをチラリズムなどという軽率な表現で言い表したくはない。我々は知的感動を求める、極めて純粋な衝動に突き動かされているのだと結論したい。 私のシコリティ原理は以上だ。
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