ネットで悪口は言うが、エゴサ→反論は許さない人々について

八作🐳㌠ @brikix

人目に触れる場に言葉をかきつける「権利」を主張しつつ、そこで指摘した対象から反論なりなんなりが返ってくることへの「自由な感想を言う権利を侵害された！」という反応というのは、やはりずいぶん根が深いんだろうと思う。「公の場」には相手がいるという、そのこと自体への不満なんだろうか。

八作🐳㌠ @brikix

○○はゴミ、とか実名で書いて、当の本人から反論がくると、自分の名前で検索していやがる、粘着だ！　みたいに反応するということは、ネットはその人にとって、非対称な空間なのだと思う。自分が悪口を書く自由はあり、相手に反論の権利はない。それがごく自然に信じられているというか。

八作🐳㌠ @brikix

家のノートにかきつける権利と、飲み屋でくだ巻きながら放言することと、ネットにかきつけることのあいだに差がない。いや、差がないことは構わないとしても、その「差がない」ことから発生するリスクを引き受ける責任があると思っていない。

八作🐳㌠ @brikix

一般人には有名人（芸能人とか、注目のアニメスタッフとか、内実はいろいろだけど）の悪口をネットに書く自由があって、有名人の側はいくら悪口を言われても黙って我慢するべきだ、みたいな身勝手な権利を思ってる人も、なかにはいるのかもしれない。

加野瀬未友 @kanose

以前、はてなで見かけたラノベの書評サイトで、成田良悟氏がコメント欄で反論して、プロが反論なんてずるい！みたいな泣き言を言っていたのを思い出した twitter.com/brikix/status/…

メジロオダチェンコ (Oдaченко) @sodatschko

@brikix それさあ、いつも思うんだけど、逆もあるんだよね。「オメーらみてえな無名の一般人が何オレに意見しちゃってるワケ？」みたいな態度の有名人もいるからさあ

八作🐳㌠ @brikix

.@sodatschko だからやっぱり、そこは対称なんだってことだと思いますね。悪口言われりゃカチンとくるって部分に有名も無名もない。有名をかさにきることも、無名をかさにきることも、当人の中での都合なんじゃないかなあとぼくは思います。

メジロオダチェンコ (Oдaченко) @sodatschko

@brikix 平等な立場で殴り合える場として認識してればまだしも、その場合お互いに不平等だと感じてるから最初から噛み合うわけないんだよな

八作🐳㌠ @brikix

.@sodatschko そうそう。だから、そういう「所与の権利」の意識ってどっから来たのかなあとは思う。クローズドなところで育まれたマナーなのかなあとは感じるけど、そのへんはよく知らないので。

八作🐳㌠ @brikix

@kanose ネットって、誰もが発信者になれるから、たぶん「有名税」っていう発想そのものがすごく成り立ちにくいんじゃないかという気はいたします。よしあしは別にしてですが。

メジロオダチェンコ (Oдaченко) @sodatschko

@brikix たぶんだけど、大雑把に言えば、一般人はSNSを掲示板の延長だと捉えてて、有名人はお手軽なブログぐらいに考えてるっていう非対称性なんじゃないのかな

八作🐳㌠ @brikix

@sodatschko またこういう話になると、匿名だからよくない、みたいな話が出るでしょ。そういうとこに問題はないだろうと。匿名だろうが実名だろうが守るからこそのモラル（あるいは責任）じゃないのか、と思うわけです。