音声言語の理解とか偶然を利用するとか

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kingstone @king1234stone

定例研修では、LDT-R をとってる場面、そして音声言語でのやりとりの時は「嫌」と言ってたお子さんが、実物を見せてのやりとりでは、「やる」と言ってやって来る場面とか見て頂き、一見音声言語でちゃんとやりとりしてるように見えるお子さんが、実はそうではない、がわかって頂けたみたい。

2015-01-09 16:19:49
kingstone @king1234stone

それと、偶然とか思いつきでやってみたらうまくいった例を3つ報告。しかも、その3例が3例とも、ことごとく「私が設定した」方法と違うことをやったらうまくいったという・・・・^^; しかし、言い訳ではなく、「私が間違っていた」というわけでもないんだよね・・・

2015-01-09 16:21:56
kingstone @king1234stone

1例目は、当初スタッフを大混乱させたお子さん、とりあえず私が対応して、ある程度落ち着いて過ごせるようになった。で、iPadをする時に、まだ「わからないこと」が多すぎて、長い時間することは無理と判断し、タイマーで1分だけするようにしてみたわけ。そしたらうまくいった。

2015-01-09 16:24:05
kingstone @king1234stone

ところが先日、私がラグビー観戦のため(笑)どうしてもそのお子さんの時刻に間に合わなくて、スタッフだけで対応したのだけど、そしたらiPadを15分、落ち着いてできちゃったという・・・また私がいなくても落ち着いていろいろ過ごせることがわかった。

2015-01-09 16:25:23
kingstone @king1234stone

2例目は、私のMacBook Pro を使って落ち着いて過ごしている子たちがいた。で、やはりそれ以前はみんななかなか落ち着いて過ごせてなかった。だから私も、子どもたちが使うのを最優先にしていた。ところがどうしてもラグビーの動画の編集をしたくて(笑)「今日は私が使う」と宣言。

2015-01-09 16:28:53
kingstone @king1234stone

そしたらスタッフが「今日はキングさんが仕事で使うので、君たちは使えません」と告げてくれた。そしたら「卓球しよう」ということで、みんな卓球やりましたとさ。

2015-01-09 16:31:24
kingstone @king1234stone

私が子どもたちにパソコンを使わせることにも最初すごく批判的な空気はあったのです。で、実は私自身にしても何か他にあればいいな、とは思っていたのですが、まあとりあえず楽しんで使っているのでいいか、と・・・とにかく私は「今、できること、楽しめること」を第一に考えますから。

2015-01-09 16:33:08
kingstone @king1234stone

しかし、だからといって、同じ対応をずっと続けなければいけない、ってもんじゃないわけですね。今回はきっかけがどちらも私のラグビー観戦がらみで、「しかたないな」と思って今までの条件を外したわけで、でスタッフさんたちが一生懸命考えてやった方法がばっちりはまったってことで嬉しい。

2015-01-09 16:35:24
kingstone @king1234stone

そういう偶然を私は「神様の思し召し」と言ってます。(あるいは「意味ある偶然」と言ってもいいかも)

2015-01-09 16:36:18
kingstone @king1234stone

もうひとつは自転車置き場に自転車を置いてくれないお子さんに、私は紙に「自転車は自転車置き場に置いて下さい」と書いてやらせてたんですが、あるスタッフさんが「駐車場の車にこすりそうで置きにくいですよ。置きやすくしましょう」と提案し、自転車置き場横の駐車場には車を停めないことに。

2015-01-09 16:39:06
kingstone @king1234stone

そしたら、何も言わないでも、自転車置き場に置きましたとさ。環境を整えるって大事ですね・・・

2015-01-09 16:39:40
kingstone @king1234stone

つい「自閉症スペクトラムのお子さんは変化が苦手」とか「せっかくうまくいってるんだから変えない」とか、実は「周囲が変にこだわってる」場合も多いわけ。その時の条件、お子さんの様子、で変わってもいい。  QT 同じ対応をずっと続けなければいけない、ってもんじゃないわけ

2015-01-10 21:41:10
kingstone @king1234stone

でも、以前の混乱の度合いが大きいほど、周囲の条件が許すならそのままにしようという傾向は強くなる。こちらも安全策を取りたいしね。でも、「こりゃもうしかたない」という条件が起こり、で変えてみたらうまく行った、ってのは、ほんと「神様の思し召し」って感じてしまうのよね。

2015-01-10 21:45:09
kingstone @king1234stone

私は、基本的には、「発達検査」とか好きじゃない。もちろん診断には必要だとしても、相手(お子さん)に負担をかけているというのを忘れて、年1回とか取らせる人もいたりして、どういうつもりやねん、って思う。 QT LDT-R をとってる場面

2015-01-10 22:13:51
kingstone @king1234stone

しかしLDT-Rは早けりゃ30秒で終わるしね。お子さんの負担は少なくてすむし、その場面を見せてあげれば、お子さんが音声言語での受用性のコミュニケーションにどれだけ困ってるか、仕事についたばかりのスタッフにも親御さんにもよくわかる。

2015-01-10 22:17:58
kingstone @king1234stone

(ただし目は粗いし、ステージIII-2以下のお子さんについてだけど)

2015-01-10 22:18:13
kingstone @king1234stone

いろいろ、思われるところがおありなのでしょうね。  QT @uncleIssue: 俺は未婚ですが、将来子供が出来たら検査を受けさせようと思います。

2015-01-10 22:51:06
kingstone @king1234stone

私のツィートを読んで頂けるとわかると思いますが、発達検査に反対しているわけではないのですね。基本的に専門家が「短時間で」診断などに対する必要なデータを得るのが目的なのです。で、「毎年受ける」ようなものではないのですね。 @uncleIssue

2015-01-10 22:53:42
kingstone @king1234stone

もしお子さんがおできになったら、発達検査を受けられるのなら、その結果がどうあれ(つまり、ほぼ発達の凸凹が無くても)「落伍する」「落伍しない」という価値観以外で暮らしていけるようにしてあげるのがいいかと思います。  QT @uncleIssue 落伍するリスク

2015-01-10 22:58:25
kingstone @king1234stone

ほんまね・・・周囲の価値観で親御さんやお子さんが「落伍しないように頑張れ」「無理しても頑張らなきゃ」と疲れ切ってる例をよくお見かけするので。  RT @uncleIssue: 確かにそれは正論ですね。まずはこちらの価値観を見直すことが必要かもしれません。

2015-01-10 23:05:14