『魔人探偵脳噛ネウロ』考察

主にネウロと弥子の関係性について。 考察まとめ(その0)はこちら。ぜひ併せてどうぞ。http://togetter.com/li/9455
29
岡田育 / 『我は、おばさん』発売中 @okadaic

脳髄が空腹なので『魔人探偵脳噛ネウロ』のクライマックス「膝で交接」について考え続けている。男女間の友情、肉体関係ぬきの恋愛、ないし絶頂とは何か、みたいなことをぐるぐる考えると必ずあのシーンが浮かぶ。体液の交歓が有害なら、一晩中手首をくっつけたり膝でつながったりすればいいじゃない!

2010-02-28 12:10:28
岡田育 / 『我は、おばさん』発売中 @okadaic

<原作においてごく初期に「温泉宿で一つ部屋に泊まる」イベントと同時に「体液が硫酸様」であることが示され、エクスキューズ抜きにはキスすら不可能となったネウヤコ。だから二次創作でも18禁以上に「夜な夜な拷問されてるのに一線は超えない」話が大豊作で、まったく素晴らしかった『ネウロ』。>

2010-03-01 22:47:15
岡田育 / 『我は、おばさん』発売中 @okadaic

続)物理的にも人道的にも条例的にもネウロ様と弥子ちゃんが結ばれることは絶対ない、作者がそう設定したわけですが、もはや膝があれば事足りるのです。性徴期まっ盛りの読者に向けて「肉体的快楽なんて飾りだぜ」という刷り込みをおこなったあの作品を私は心から評価したい。あー、キュンキュンする!

2010-02-28 12:17:16
岡田育 / 『我は、おばさん』発売中 @okadaic

連載終了から時が経てば経つほど、脳噛ネウロというキャラクターの絶妙さを思い知る。全部作中に答えがあるから、妄想の余地はないんだけど、考察してるとじつに気持ちいい。失われた父性への渇望をSMゴッコ絡めて描くのは、まぁ、常套にしてもさ。少年漫画誌で、20代前半の男性作家が、なぁ。

2010-02-28 12:36:50
岡田育 / 『我は、おばさん』発売中 @okadaic

続)あれは家長に対して敗北感を味わったことのない娘が、実の父親を惨殺されるところから始まる物語である。「父なき娘」の喪失感を埋めるように魔人様がやって来て、暴力を振るいながら勝手に弔いを終え、「おまえは泣くより笑うべきだ、別のもので飢えを満たせるのだから」と宣言する物語。すごい。

2010-02-28 12:55:13