異能使い第二式 リプレイ「矢城町怪奇劇」第6話－穿つ刃－

Fu-ga @Fuga14

このツイートはTRPG「異能使い弐式」をプレイした時の雰囲気上下一心するために、ややリプレイ風になっています。興味のある方はWikipedia先生に聞いてみよう。なお、公式等とは一切関係ありません。 今回は初めての分断シナリオです。 第６話　穿つ刃 #TRPG

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オープニング アウレリア・エオルディウス・ヘクセン アウルは事務所で午後teatimeを満喫していた。 爺や「おぼっちゃま、こちらが今回のケーキコンテストの最優秀作品です」 アウル「うむ(´-ω-`)これか…というか大丈夫なんだろうな？」 爺や「昭和屋で作っているので安心かと」

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アウル「なんといってもあの経緯だからな～」 回想シーン 司会「さーーー盛り上がってまいりました！今年のケーキコンテスト!!そろそろ全作品が完成しそうです！ここで、time up!!ひとつひとつ見ていきましょう～」 司会「まずは、小学生の田中くんの作品です！ズバリコンセプトは?」

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悪ガキ田中「はい！強さを表現するために仮面ライダードライブの仕様にしてみました。そしてポイントは１２個のシフトカーです！本物を載せてます( `･ω･´ )」 司会「(´･∀･)bなるほどですね～しかし、食べづらそうですねーｗ」 司会「続きましては中学生の相沢陽子さん！」

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陽子「はい、タイトルは『tower of てっぺん』ですo(≧▽≦)┌θ」 司会「いや～これは積みましたねー」 陽子「常に最高の最強をめざします( `･ω･´ )　」 司会「(´･∀･)bなるほどですね～」 司会「それでは、優勝者の発表です！」 ドラドラ　ドラドラ　ドラドラ　ドン

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司会「優勝者は『比得郎』さんで作品名『チョコレートディアボロ風』です━━━━!!」 ピエロ「ありがとうございマース～(￣∀￣)　」 司会「審査委員長の町長！ズバリ感想を！」 町長「いや～たまらん･:*:･(*´艸`*)ｳｯﾄﾘ･:*:･」目がグルグル回ってる。

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司会「あ、そうですか…で、ではスポンサーの昭和屋さん！お願いします」 昭和屋「なんといっても売りやすそうだったので(〃▽〃)　」 司会「おーと、本音が出た！それでは優勝の比得郎さんには商品としてホイップ１年分です！ｵﾒﾃﾞﾄｳ(＾▽＾)ｺﾞｻﾞｲﾏｰｽ」 アウル「というわけだな」

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アウル「だがこれはなかなか美味しそうではないか(´∀｀)」 爺や「紅茶の方もご用意してございます」 アウル「(´-ω-`)ウム」 ピエロ「オ～ウ、アウルさん～それでは完成形ではないデース」そう言うとケーキにホイップをかける大量に。 アウル「!!!」 ピエロ「ついでにこの紅茶にも」

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アウル「(#ノ｀皿´)ノコラー!!!なにをする！せっかくのケーキにヽ(`Д´)ﾉ」 ピエロ「アウルさ～ん、そのケーキ作ったのはワタシデース～だから、これで完成ですｗ」 アウル「台無しではないか！」 ピエロ「なんとか～３ヶ月ぶんは消費しました～大事なホイップなので…」

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ピエロ「アウルさんにしっかり食べてもらいたいデース(￣∀￣)」 アウル「おのれーーー嫌がらせか(　｀皿´)ｷｰｯ!!」 その時、扉が開いて白人の老婦人が入ってきた。 婦人「ここが何でも屋さんですか？」 アウル「そうですが…いかがなされた？」 婦人「私はマリア・ロゼッタマインです」

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マリア「実は人を探していただきたいのです」 ピエロ「オ～ウそう言うことならまずはこのホイップ入の紅茶を～」 アウルがピエロの頭を掴んで窓の外に投げ捨てた。 アウル「( ﾟ`へﾟ´)＝３　大変失礼した。さて、ゆっくりとお聞かせ願おう」 マリア「ありがとうございます」

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マリア「実はこの村、いや、現在は町でしたね。この町に住んでいるであろう人を探して欲しいのです」 アウル「人ですか？お名前とか、特徴とか覚えてますか？」 マリア「私は戦時中にこの矢城町に疎開しておりました」 アウル「ほう」 マリア「その時に出会った方で、政宗次郎さんといいます」

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マリア「何分、当時のことなので、写真とかはなく、強いて言えば教会の息子さんだということくらいで…」 アウル「分かりました、お引受けしましょう」 マリア「ありがとうございます。さすがは噂通りの方で良かったです」 アウル「噂通り？(*´-ω･)ﾝ?」 マリア「ええｗ近所の方から」

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アウル「近所の方？」 マリア「最近、日本から『萌え』を伝えにやって来たという日本人の方が近所に引越してきて、その方に矢城町のことを相談しましたらこちらを紹介してくださって」 アウル「や、山田か…(→o←)ゞう、(　ﾟдﾟ)ｳﾑ大丈夫です。お任せ下さい」 アウル「では、早速教会に」

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如月律 律は放課後、年末に行われる病院慰問演劇の練習をしていた。 陽子「お～～～ロミオ！あなたは何故ロミオなの～～～ヽ(；▽；)ノ」 律「ああ～～～ジュリエット君は～～」 陽子「どう？こんなで？大丈夫かな？」 律「うん(*´∀｀*)最高だよ～陽子ちゃんｗ」 陽子「そうかな～？」

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陽子「律ちゃんがやったほうが良くない？ジュリエット？？」 律「うんうんｗ陽子ちゃんの方が断然むいてるよ」 陽子「だって～律ちゃんのほうが、可愛いし、お金持ちだち、家はお医者さんだし、神楽も舞えるし、霊とかもいけるし、お金持ちだし～」 高橋琢磨「いいじゃねーかよ～俺、木だぜｗ」

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律「高橋くん！木も立派な役だよｗでも、これ毎年やってったけ？」 琢磨「毎年、誰かどうかが選ばれて年末に入院患者さん達に披露してるみたいだぜ～で、たまたま今回は俺らみたいな感じだよ」 律「そっかー…他にもやらなきゃならないことがあるのに…」 琢磨「なんか言ったか？」 律「うんうん」

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草薙風花 風花は御影陣と土方尚也と共に甘味処『穂むら』にいた。 土方「えーと…あーと…なんというか…み、御影さん！」 御影「へ？あんみつ美味しいなぁ～相変わらずｗ」 土方「だから、俺、初対面なんで、説明してくださいよーﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ」 御影「いや～責任者、土方くんでしょ？」

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土方「ですけど…」 御影「じゃー頑張って！はい」 風花「大丈夫です！私、頑張ります」 土方「一応、俺がこれから、ここで、一応、指揮を執るんだけど…俺は！」 御影「すいません～お団子追加でｗ」 風花「(；・∀・)　」 土方「で、一応、天老院の決定は」 御影「抹殺だね」 土方「う」

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土方「た、確かにそうなんですが、俺はまだ、彼らはなんとかできると！一応、思っていて、…」 風花「あ、ありがとうございますm(_ _)m」 土方「お、俺は！草薙さんの味方なんで、一応、信じて欲しい なーと…」 風花「はい…助かります」 土方「で、しばらく拠点が必要なので…」

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土方「ちょっと言いづらいのですが、…」 御影「アウルさんの事務所を貸して欲しいってことかな？」 土方「！です。よろしくお願いします」 風花「分かりました。では、行きましょう」

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西村礼希 礼希は２学期最後の放課後に悪ガキ田中と話をしていた。 田中「なーなー知ってるか？」 礼希「何をだよ」 田中「毎年、この時期になると矢城教会に近づくと、幽霊を見るって噂だよー」 礼希「ふーん～興味ないね～( ´・ω・)ﾉ」 田中「(´･∀･)bなるほどですね…(￣∀￣)」

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礼希「なんだよ～その顔は」 田中「いや～さ～怖いのかなって思ってさ～(*￣∇￣*)ﾌｯ」 礼希「別に怖くないし！ちなみにどんな話だよ～？」 田中「聞いて驚け！まず、夜中にオルガンがなって、旧日本兵が現れて、イエスの像が動いて、冥界の扉が開いて、人をさらっていくって言う話だ～」

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礼希「それって学校の怪談かよ！よし！じゃーそれ、確かめに行こう」 田中「いや！絶対に危ないからお前は近づかないほうがいい！」 えみり「二人共何話してるの？」 礼希「田中が教会の幽霊の話をさ～」 えみり「えー楽しそう(☆∀☆)　行きたい！」 田中「き、危険だよ！」 礼希「ニヤ」

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礼希「た～な～か～怖いんだろう？(￣∀￣)　」 田中「べ、別に、こ、怖くなんてねーし！む、むしろ、えみりちゃんが心配なだけで」 えみり「ねーみんなで行ってみよう～ｗ」 礼希「どうするんだよ～？田中～（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ」 田中「んーーーん、わ、わかった行くよヽ(`Д´)ﾉ」