昭和新日道場で「UWF組」と「レスリング・柔道転向組」はどんな関係だったのか
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UWFの源流が新日本プロレスの「藤原教室」を、アマレス出身の長州力は「今更、こんなことを…」という目で見ていた…という定説とは別に、じゃあ彼らは実際にスパーをした事がないのか?なんて話をしていました。スパーをして、長州が負けていたら、そんな態度にはならない気がするのですよ。
2015-01-13 00:06:08で、個人的に感じていたのは…藤原教室を横目に、別メニューで練習していた長州力のスタイルが「ハイスパット」で、その上で80年代終盤にはあの単調なスタイルに落ち着いていたのだから、なんか本当に「できる男は仕事が早い」って感じだよなぁ、悪い意味で…とか考えていました。
2015-01-13 00:16:00@Masked_Takakura ただ、同時に長州が藤原組長をねじ伏せてたら、ここまで藤原伝説みたいなものが残らなかったような気も。実際「ほんとにスパーをあまりやってない」可能性も結構あると思うんですよね(苦笑)。ゴッチ系はゴッチ系で、アマレス系はアマレス系でつるむだろうし。
2015-01-13 00:17:33@Masked_Takakura 坂口ー長州ー武藤のコンテスト組の「最強とはその日のコンディションで全て変わる」「上には上の怪物みたいな奴がいる」派は、あえてゴッチー猪木ー小鉄ー藤原の道場論にはふれなかったのではないかと。
2015-01-13 00:19:59@Masked_Takakura あともう一つ。長州らアマレス勢はゴッチ式のスパーを不公平に思ってた可能性も。というのもハッキリ言えばフォールカウントがないわけじゃないですか。長州は藤原に対して「お前が関節取る前に、俺はお前の両肩何秒間でも押さえてやるよ」と思ってただろうし…
2015-01-13 00:25:47@tatsuyakay 武藤のUWFに対する考えは、僕もKAMINOGEを読んで知りました。ですが、藤原や前田と同世代の長州に関しては、U系に対する凄いジェラシーを含めて、なんか府に落ちるような、府に落ちないような…という感じなのですよ、僕のなかでは。
2015-01-13 00:41:53@Masked_Takakura 「競技」の世界から「八百長」の世界に来て、ようやく馴染んで「八百長」でのし上がったと思ったら、自分が葛藤の果てに切り捨てた「競技」を売りにした「八百長」が現れて、あたかもそれを上位概念のように持ち出されたら腹も立つんじゃないですかねw
2015-01-13 00:48:56@iwainoraisin @Masked_Takakura …とよく言われるんだけど、自分は特に「アマで実績のある人はエンタメに」という感じもしてなくて(苦笑。マサさんや長州がエンタメってわけでもないでしょ?と。要はある世代以上は割りきってプロレスやることを迫られてたわけで…
2015-01-13 00:49:43@Masked_Takakura UWFでサブミッションやキックが持て囃された時、長州が「サブミッションやキックだけがシュートじゃない。体がデカイのだって、力が強いのだってシュートなんだ!」と言いましたが、今思うときわめて真っ当な意見ですよね。
2015-01-13 00:52:03@Masked_Takakura 当時ターザン山本は「藤原がその気になれば長州の腕なんて簡単にサブミッションで仕留められるのに、格のせいで出来なかったのだ」とか言ってましたからね。 長州が「Uはお前だ」と言ったのはまさにそういうことですよね。
2015-01-13 00:54:35@tatsuyakay まったくもって、仰る通りなのですが…。ミもフタもないですが、長州自身が「UWFをもねじ伏せ、観客を大量動員するような凄いプロレス」をしていれば、あるいは自分のプロレスに自信を持てば、あんまり腹を立てる必要もないでしょ?八つ当たりじゃん…という気もします。
2015-01-13 01:15:31@Masked_Takakura それだけ長州にとってのプロレスって、長州が語った「それしかやれることがなかったからな」、そのまんまだったんじゃないですかね。 日本でも韓国でも差別されていた訳ですし、文字通り「他に選択肢がなくて」プロレスラーになったんじゃないでしょうか?
2015-01-13 01:19:39@Masked_Takakura 猪木・前田・長州の、「プロレスが好きではないのに、プロレスしかやれることがない」というコンプレックスは、我々の想像以上のモノではないでしょうか? そんな中、プロレスの「ルールを破る」存在が、プロレスの「上位概念」として現れれば腹も立つのでは?
2015-01-13 01:24:37@Masked_Takakura 後、他の方とのやりとりを拝見して思いましたが、船木の「入門当時の武藤さんは藤原さんと同じくらい強かった」てのは、「今の船木のボスは武藤」てのを頭に入れておかないといかんと思いますよ(苦笑)。昔は「武藤さんには新人時代極められまくったけど(続)
2015-01-13 06:24:39@Masked_Takakura (続)藤原さんに教えてもらって極められることがなくなった」と言ってたかと。今になって違うこと言うのもなあ(苦笑)。今の彼のポジションを踏まえた上で船木発言は考えるべきではと。後、長州の「力が強いのもシュート」=「押さえ込みもシュート」ですよね。
2015-01-13 06:27:24@tatsuyakay 猪木はプロレスは好きではないけれど、それを商売と踏まえてトップを目指し、前田は心の拠り所がない中で藤原教室に家族を見い出し、それが前田の人格を形成した…。長州はプロレスが生み出すお金に魅力は感じたけれど、プロレスは最後まで好きじゃない感じがしますね。
2015-01-13 22:43:55@yelldevi そうなると、コンテスト組ってプロレスのどこに「自分の生き場」を見い出すのかなぁ、という気はしますね。馬場さんは完全に職業と割り切った上で、アメリカで一流になることを目指した…とかありますが、長州は心の中でプロレスをどう付き合っていたのかなぁ?という気がします。
2015-01-13 22:48:11@Masked_Takakura 周囲に「つくりものの八百長」と指弾され、憤りつつ内心は「その通りだよなあ」と思って自分をどこか蔑んでいる昭和レスラーの感覚というのは、現在は全く失われているもので、その視点から「昭和プロレス」を読み直す試みは非常に興味深いものになると思います。
2015-01-13 22:50:19@Masked_Takakura ミスターヒトでしたっけ。長州がカナダで「これからマンガやってきます」って言ってたとばらしたのは。プロレスについて真剣に考えるようになって革命戦士になったのかなと。でも体育会系がぬけきらずに、橋本のようなドロップアウト組には疎まれたと。
2015-01-13 22:51:10@Masked_Takakura 高倉さんの見解を伺って、そんなことを考えさせられました。 興味深い「気付き」を与えて下さり感謝致します。
2015-01-13 22:51:42@Masked_Takakura @tatsuyakay 横入り失礼です。そもそもUWFというかゴッチイズムは競技のバックボーンのないレスラーたちが特に心酔してましたね。前田は空手やってたヤンキーで、高田は野球小僧、船木に至っては十代のお子様でした。そんな彼らが始めたUWFが続
2015-01-13 22:52:45@Masked_Takakura @tatsuyakay 日本中から世界中にわたるまでのムーブメントになったのは面白いですね。
2015-01-13 22:53:37@fullkichi @iwainoraisin でも、鶴田やマサさんとは違い、長州はどこかでプロレスに対して割り切れない思いを抱えていたように思えるんですよね。Uに対するジェラシーだって、よくよく考えれば長州自身が胸を張ってプロレスさえしていればいいダケの話な気もするのですよ。
2015-01-13 22:55:32@fullkichi @iwainoraisin 「プロレスに対する割り切れない気持ち」が色々なものへのジェラシーに変わったり、かといってプロレスに対しては「表現力を磨く」という方向には向かわず自分のスタイルに固執し、ついでに会社の金でサイパンで日焼けするってさぁ…という気が。
2015-01-13 22:58:15@Masked_Takakura @fullkichi @iwainoraisin また横入り失礼です。ただ長州は何かに対するイライラ感、居心地の悪さが自身の魅力につながってた部分が大きいですからね。猪木であったりUであったり。
2015-01-13 23:01:44