純粋無垢な子狐と接するうちに、打算とわずかながらの友好度しか持ってなかった小鈴が籠絡されて、最終的に恋に落ちるんだけど年齢からくる恋愛というものへの認識の相違でギクシャクする二人が見たい
2015-01-19 21:04:16小鈴と子狐の関係性を読むにあたって、18話19話に登場した魔理沙に化けていた何者かについてはしっかり考えねばならない。妙に狐を擁護している点、人間と区別かないほど上手く化けると言っている点、霊夢に調査をやめとけ、騒ぎを大きくするなと釘をさしてる点あたりから、狐側の存在だとは思う。
2015-01-19 21:11:21前後の行動と時系列を見る限り、子狐本人とは思いにくいので(あそこまで上手く化けられるならもっと上手く寺小屋に潜り込んでいると思う)、彼(?)の保護者的な立場なのではないか。 藍と喧嘩したらしきことが設定テキストで語られてる程度には狐と仲が悪いマミゾウさんではないだろうし。
2015-01-19 21:13:16人間の格好に化けていたマミゾウとの初対面時、霊夢は彼女が変化を解いてみるまでマミゾウだと気付いていなかった。まぬけ巫女のスペルではバレバレだったが、茨歌仙の狐魔理沙、三月精の狸魔理沙に対し、EXボスのマミゾウはそれだけ精巧に化けられるというのが鈴奈庵における作中指標の一つ。
2015-01-19 21:16:33以上から、少なくともそれなりの実力をもっている狐が化けたと考えるのが一番スムーズ。で、その存在は子狐が人間に化けて寺小屋に通うことを良しとするタイプで、話のエピローグを見ると子狐が狐である事を忘れて人間になるのかもしれない、という予測を許容している可能性がある。
2015-01-19 21:18:36狐文字と書き並べて人間の文字を練習してたのが子狐だとすると、「その御札こわくなし」と「居眠りばかりの巫女こわくなし」をすらすら書けるというのが微妙に引っ掛かる。加えて、前後に見える筆跡とくらべても、この二つがちょっと字体が違うように見えるのよね。
2015-01-19 21:22:54「水無月」「発微算法」「朔日の夕飯」はもう少し自信のなさげな、弱々しい線なのに対して、「こわくなし」のほうは自信たっぷりに挑発してる印象。こっちは魔理沙に化けた狐のほうが書き込んだ可能性が高い。流れ的にも「居眠り~」のほうは魔理沙(?)が発見してみせるまで見当たらなかったし。
2015-01-19 21:25:30イラストを見る限り子狐は普通に寺小屋通いの子供たちの中に混じってるし、生徒として認識されてる模様。魔理沙(仮)が子狐の保護者で、ここまで文字を書けるなら直接教えてもいいように思う。字は書けても寺小屋で教わる知識には昏いのか、人に混じって学びたいという子狐の心意気をかっているのか。
2015-01-19 21:35:14もし保護者ならノートくらい買い与えるだろうし、霊夢に釘を刺した過程を見ると、後者なのでは。見守って大騒ぎにならないようにはするけど必要以上の干渉もしない。そして、ルールの中で怪異を起こし人を驚かしているのではないか。子狐がやってしまった事を妖怪が人を怖がらせる仕組みに組み込んだ。
2015-01-19 21:38:00ふと思いついたのは、「人里で学びたい!」という子狐とそれに反対した保護者がケンカになって子狐飛び出し寺子屋に自力で入学。保護者狐はケンカした手前そうそう会いに行くこともできず影から見守ってたとか。魔理沙に化けたときは霊夢の勘すら騙す変化を見せたわけだが、これは子狐に気付かせ文字数
2015-01-19 21:40:42化かし合いという目的を持って霊夢と接していた狸コミュニティと比べると、化けて何かやる事を目的として里などに浸透を試みる狐コミュニティは中々面倒そうではある
2015-01-19 21:41:13魔理沙(仮)は、人間の寺小屋に通う子狐をフォローすると同時に、子狐に人の化かしかた、驚かせ方を教えているともとれる。霊夢を手玉に取るというのは、スペルカード以外で博麗の巫女を翻弄してみせる実にスマートな方法でもある。結果的に彼女は狐の正体を突き止めれず丸めこまれてしまっているし。
2015-01-19 21:41:49これならば保護者狐が学問を教えなかったことも、霊夢が魔理沙(仮)に気付けなかったことも、そもそも魔理沙に化けるなんて遠回しなサポートをした理由も説明がつく気がする。すべては子狐に悟らせず、かつまだ未熟な子狐の身を守るためだったのだ
2015-01-19 21:44:12その狐コミュニティも、霊夢にくっ付いた管狐のようにあくまで自己の利益の為に人間の側に浸透を図るものと、人間との共栄関係を望むもの、独自勢力の構築のためのもの、とか色々分かれてさらにめんどくさそう
2015-01-19 21:44:57化け狐サイドにも化け狸で言うところのマミゾウさんのような、妖怪と人間の共存の道を裏で探ろうとする親玉とか顔役のような存在がいるはずで、『鈴奈庵』で魔理沙に化けていたのはそういう存在ではないかと思っている。 いずれ登場するのだろうか……。
2015-01-19 21:48:49小鈴も子狐も「好奇心を満たす為に自分の変質を恐れない」ていう点は似てるよね (子狐が人間になってしまう可能性がどこまであるかはわからないけど)
2015-01-19 21:49:05あと、あの寺小屋の先生は慧音センセ一人じゃないっぽいのよね。てっきり一人でやってるイメージだったけど、鈴奈庵においては少なくとも、複数の大人がいる模様。冒頭のシーンは子供の親とかもいるのかもだけど、それ以外にも女性と、あと坊主の男性が一人いる。
2015-01-19 21:51:08実際ここら辺の狐の動きは、霊夢の管轄外の隙を突いたかなり裏技的な動きな気はするよね。それとも化けるという特性を持つ故に半ば既成事実的に許された活動なんかもしれんが。ばれたら終わりというリスク込みで
2015-01-19 21:52:20よく考えてみればいくら里の守護者っても、半妖にだけ教育を任せるよりは他に人間の教師が居た方が自然ではあるよなあ。それ以前にあの人数の生徒で結構な広さの建物だし。 そうなると慧音先生も教える側として、人間社会に溶け込もうとしてる子狐をバックアップしてる可能性はないことはないよなあ。
2015-01-19 21:54:49他の子たちは風呂敷包みとか持ってるし、筆記用具の類は持参してるのかもしれないけども、子狐は最初、自分のノートは持っていなかった。だからこそ覚えきれなかった文字を障子に書いて復習をしようとした。大勢の子供がいる中でどうやってやったのかはちょっと非現実的だけども。
2015-01-19 21:56:29慧音は子狐の正体は知らないのではないかと推測している。もし知っていたら件の文字が彼の仕業であるとすぐ勘づくだろうし、勘付いたなら御阿礼の子が来るほど大事にはさせなかっただろう
2015-01-19 21:57:27