ガラスバッジは福島のような全方向照射では3-4割低めに検出する-(今後注目)

福島老朽原発を考える会 (フクロウの会) のブログからの転載をまとめました。 なお、「検証の結果、ガラスバッジによる評価は実効線量と同等だった」という報告もなされているので、付言します。
21
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

2015年1月15日の研修会に関する報告です。 【報告】ガラスバッジは福島のような全方向照射では3-4割低めに検出する-(株)千代田テクノルが伊達市議員研修会で公式に説明- fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/0…

2015-01-20 00:09:08
Masato IDA, PhD @miakiza20100906

フクロウの会のこれ fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/0… 、「全方向照射では30%低くでる」の点だけに触れ、「30%程度低く出ても検証の結果、実効線量と同等だった」に触れない人が散見されるのは困りもの。

2015-01-20 08:15:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(以下、フクロウの会ブログからの転載です) 1月15日に伊達市議会議員政策討論会(放射能対策研修会)が開かれフクロウの会の青木一政と(株)千代田テクノル執行役員線量計測事業本部副本部長佐藤典仁氏が講師としてそれぞれ講演を行いました。

2015-01-20 00:13:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載 続き) 同政策討論会は同市議会基本条例にもとづく公式な会議で市会議員全員が出席する会議です。

2015-01-20 00:14:41
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) この場で、千代田テクノル佐藤氏がガラスバッジは放射線管理区域で使うもので前方からの照射を前提としているため、福島のような全方向照射では身体による遮蔽効果により約30-40%低くでるとの説明を行いました。

2015-01-20 00:15:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 福島県内の各自治体ではガラスバッジによる住民の被ばく量測定を行っていますがこれはガラスバッジの本来の使い方から逸脱したもので、これで住民の被ばく量管理を行うことは問題であることが明らかになりました。

2015-01-20 00:16:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) ましてガラスバッジによる測定結果で住民の被ばく量は予測計算より少ないとして除染基準を緩和するような動きは極めて大きな問題です。

2015-01-20 00:16:46
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 私達はあらためて政府の「個人の被ばく線量重視」「個人線量計による被ばくの自己管理」の動きに対して抗議するとともに、「場の線量」と「個の線量」の二段構えでの住民の被ばく防止の考え方を堅持することを要求します。

2015-01-20 00:17:10
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 伊達市民の働きかけにより実現した今回の放射能対策研修会 伊達市は市民約5万3千人のガラスバッジ調査で個人線量は十分低いとして、空間線量率が0.3~0.6マイクロSv/h程度でも追加被ばく年1ミリSvは達成できるとした報告書を2014年8月に発表しています。

2015-01-20 00:17:45
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) この調査結果も踏まえ仁志田伊達市長は、従来からの持論である線量の低いCエリアの除染は不要との立場に固執しており市民からの批判が高まっています。

2015-01-20 00:18:23
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載 続き) こうした流れの中で伊達市議会放射能対策研修会というフォーマルな場でフクロウの会/放射能測定プロジェクトの青木一政が伊達市議会議員研修会の講師として招請され1時間ほどの講演をする機会を得るに至りました。

2015-01-20 00:18:58
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 伊達市のお母さん方の議会への熱心な働きかけにより実現したものです。伊達市民の方々の熱意ある取り組みに敬意を表したいと思います。

2015-01-20 00:19:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) ガラスバッジによる被ばくの自己管理について、私たちはこれが住民に対して被ばくリスクを強いるものであるとして批判し環境省等への要請行動を行って来ました。この動きについては下記をご覧ください。 fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2014/0…

2015-01-20 00:20:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 【6・19環境省交渉】環境省が除染基準0.23マイクロを変えることはないと明言 fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2014/0…

2015-01-20 00:21:53
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 熱心な研修会でのプレゼンと質疑応答 市議会議員ほぼ全員がそろう中で私(転載者 注 フクロウの会青木氏)からは「福島原発事故による放射能汚染-健康リスクをどう考えるか」と題したプレゼンを行いました。

2015-01-20 00:22:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) プレゼン資料1 甲状腺検査結果をどうとらえるか」 fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/… プレゼン資料2 チェルノブイリ事故の健康影響」 fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/…

2015-01-20 00:24:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) プレゼン資料3 ガラスバッジによる被ばくの自己管理は妥当なのか」 fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/… プレゼン資料4 尿検査・大気中塵埃調査・将来起こるかもしれない健康被害を防ぐために fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/…

2015-01-20 00:25:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 私(転載者注 フクロウの会青木氏)のプレゼンは焦点のガラスバッジによる被ばく量の管理の問題だけでなく、福島県での甲状腺がんの発生状況やチェルノブイリでの健康影響、チュエルノブイリと比較した伊達市の汚染状況などについて分かり易く説明することに心がけたつもりです。

2015-01-20 00:26:08
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 議員の方々は皆さん熱心に私(転載者注 フクロウの会青木氏)の報告を聴いてくださり、全体として理解していただけたのではないかと思います。

2015-01-20 00:27:10
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) ガラスバッジは福島のような全方向照射では0.6-0.7倍になると説明-千代田テクノル 私(転載者注 前に同じ)の講演と質疑応答の後、(株)千代田テクノル線量計測事業本部副本部長で執行役員の佐藤典仁氏から「ガラスバッジの測定結果について」というプレゼンが行われました。

2015-01-20 00:28:23
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 報告の結論としてガラスバッジは「全方向から放射線が入射する場合は周辺線量当量(空間線量のこと)の0.6~0.7になると説明があり、私たちが指摘していたことについて認めました。ただ説明は専門技術的なもので市議会議員の方々にはやや難しいのではなかったかと思います。

2015-01-20 00:28:52
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 高橋一由議員が「ガラスバッジは放射線の入射する方向により身体の遮蔽により低く出るという報告があるが実際のところどうなのか」と重ねて質問したのに対して「ガラスバッジは放射線管理区域で使うもので福島のような全方向照射では30%低くでることをきちんと考えず配布した」

2015-01-20 00:29:45
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き)として謝罪の言葉*があり、「事故直後の混乱時期に、安全を売り物にする企業として福島の方々に少しでも役立てばと思ってガラスバッジを使ったが配慮が足りなかった」との発言がありました。

2015-01-20 00:30:30
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き) 本記事注 たとえば病院でのX線撮影の場合、ガラスバッジを身に付け撮影をする放射線従事者は決まった一点から放射線を受ける可能性があるだけです。フクシマの事故では、環境中に飛び散った放射性物質により、私たちは上下左右、360度からの被ばくを毎日強いられています。

2015-01-20 00:31:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

(転載続き 本記事注 続き) 目に見えないだけで、地面や屋根、そして大気中浮遊塵や放射性物質が付着した衣類・髪などから外部被ばくをしています。今回の0.6-07倍という値も水平方向で全方向としての計算で、上下方向からの入射を考慮したものではありません。

2015-01-20 00:31:54