幽霊はここにいる

もうれつ先生 @discusao

学者の問題意識が、必ずしも社会的に正当な広がりの中で模索される解決策に繋がらないことのひとつの現れなのだろう。社会的視点を欠いている点でエア御用的文脈での科学はメロドラマや幽霊と同じ→ togetter.com/li/414319

岡敦🇯🇵 @ats4u

オバケは存在するか。これも本当に科学的に考えたらゼロとは断言出来ない。 そもそも、オバケをどの様に定義するかにもよる筈。オバケが見えるというのは、心理的な作用と、動体視力（見えない物を文脈から補完する能力）との複合で起こる錯覚と考えると、オバケという現象を科学的に考える事も可能

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

「オバケ」「幽霊」などは見える人には見える、或いは感じる人には感じられるんだけど、そう言う霊感の無い人には決して感じられないとしたらどう？霊感の無い人には「すべては純粋に自然法則に従って起きる」のだけど、霊感のある人には「霊の働き」が見えて、彼らが偶然と思える事柄に干渉してるのが

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

見えるとしたら。片方の見方では「自然法則、物理法則以外何もない」事になり、もう片方の見方では「霊の干渉」がハッキリ存在する。そうなるとこの二つの物の見方は完全に共存可能であって「どちらか一方が真実」とは決して言えなくなる。 恐らくこの世界はそんな風に仕組まれてると思うよ。

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

と、そう言う風な「スベキュレーティブなホラー」を描いたら凄く面白いんじゃ無いかな？としばらく前から妄想してる。「どっちの見方が真実か？」に答えは無いんだよ。それは回答不可能な質問。「エクソシスト2」がそれに近かった気がする。

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

どんな事象も物理法則による合理的な説明は可能、でもね…ってわけ。

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

バチカンが時々、秘密に？行ってるらしい「エクソシスト（悪魔祓い）」は多分、そのような事柄だ。分からない人間には決して分からないんだけど、感じる事ができない人間がそれを頭から否定するのは尊大極まりない話。

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

つまりね、何でもかんでも客観的に証明したり、或いは逆に否定したりできると考えるのが「科学至上主義の尊大な態度」ってわけよ。

もうれつ先生 @discusao

この理屈だと「霊感の無い人はオバケ・幽霊を見ない」「霊感のある人はオバケ・幽霊を見る」という構成で収まってるけど、「霊感が無くオバケ・幽霊を見たことがないけどその存在を信じる」層が抜けてるような… RT @CordwainersCat 「オバケ」「幽霊」などは見える人には見える～

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

恐らくそれも間違ってる。我々は「可能性の数だけ」存在してる。エヴェレット解釈ですけどね。ただ「今の自分の立場」からは「今の自分だけしか認識できない」だけの話。

もうれつ先生 @discusao

オバケ・幽霊の問題は、理屈で割り切れない事柄をどう認識してるか、という固有の認識の差異ということになる。

彫木🌗環🧷✂️✏️（オミクロン株にはガッカリだよ） @CordwainersCat

@discusao 信じるだけの人はまあ勝手に信じてれば良いわけですが、でも、その人は決して自分の感覚では「真実」を捉えられないわけです。つまり「真相」を知るためには「感じる」人に聞いて教えてもらうしか無いので、真相はまったくの藪の中。実感としては「信じてない人」に近いはず。

もうれつ先生 @discusao

そうかなぁ？そういうふうに（つまり一例を云えば今言った「藪の中」みたいな認識で）放置しているということで、それはそれで「真実」なんて強度のある認識でないというだけなんじゃないの？ QT @CordwainersCat その人は決して自分の感覚では「真実」を捉えられないわけです

もうれつ先生 @discusao

オレはあんまり自分の感覚では「真実」なんて捉えてないように思う。その「いいかげんさ」を批判されることはやたらめったらあったので。

もうれつ先生 @discusao

昨夜の珠金さんとの「オバケ・幽霊」話、紙幣や株券を人がどう見ているか？という話にも重なってることを言い忘れていた。紙幣や株券の価値が虚構であることを我々は明白に了解していながら、あたかも実体としての価値が存在するかのように扱っている、という大澤真幸のいう「アイロニカルな没入」

もうれつ先生 @discusao

「幽霊の正体見たり枯尾花」という文句がある。横井也有の俳文集『鶉衣』の、 ＞化物の正体見たり枯尾花 ってのが元らしい。 ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA…

もうれつ先生 @discusao

幽霊を見ない人、幽霊の存在を否定する人は、巷の幽霊話について「それは枯尾花（枯れすすき）」である、と喝破しなければならない、ということである。「それはおばけ幽霊の類だ」と指摘して「それ」の存在を否定するということは、現代的な批判精神とは異なるように感ぜられる。

もうれつ先生 @discusao

何を言ってるのかというと、 bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20… 「放射能おばけ」の話。 ＞ところが一方で、こうして見えないものに対する恐怖を植え付け、ひとの感情に取り憑く力をもったこの思念は、「おばけ」としかいいようがない とあるが、

もうれつ先生 @discusao

これはA＝Aと言ってるに過ぎないんじゃないか？「～ひとの感情に取り憑く力をもったこの思念」というものこそ「おばけを発生させる思念」だろう。

もうれつ先生 @discusao

必要とされているのは「それが枯尾花」であるという指摘で、ここtogetter.com/li/771936で@TAKASHIMA724 さんが「具体的・定量的」記述の必須を述べているのも、大筋同じことだ。

もうれつ先生 @discusao

また、前に言った紙幣や株券などの例のように、それが「枯尾花（≒実質性を持たない虚構）」であると分かっていて尚且つ「おばけ（≒あたかもその実質を有しているかのごとく見做す）」として成り立っており、社会的にはそれでまったく問題ないものもある。

もうれつ先生 @discusao

まぁ、何度も言ってる朝倉喬司流の科白ですが、近世・近代のおばけ幽霊の類は、けして社会に祟ることはない、祟りは常に個人間に収束する、怨念の物語やメロドラマは社会構造の問題を摘出しない安全性を評価され近代日本のナショナリスティックな物語として地位を確立した。