光と陰に関する一編の考察

アーカイヴス。光と陰の仕組みについて。人文的に。
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JOFURUYA @jofuruya

世の中は光とその同量の陰によってなりたっている

2014-10-19 19:09:19
JOFURUYA @jofuruya

光は見える、陰は見えない、単純な二元論

2014-10-19 19:10:03
JOFURUYA @jofuruya

光には気づく。陰には気づかない。光は分かる。陰は分からない。

2014-10-19 19:11:05
JOFURUYA @jofuruya

わかりやすいと言うのは光が多いこと。わかりやすい芝居というのは多くのひとがみてそれが光ときづくこと。またはそのもの自体がみえること。

2014-10-19 19:15:35
JOFURUYA @jofuruya

陰のまじる量が少なければ少ないほどそれが光と多くのひとが同じことを思う。陰のまじる量が多くてかたちが多様なほどひとはいろいろな見方をする。同じ部分を見なかったりする。

2014-10-19 19:18:18
JOFURUYA @jofuruya

わかりやすい芝居はそれがよいことかわるいことかがはっきりしているもの。よい悪いが世の中に強くなりたっているもの。

2014-10-19 19:21:15
JOFURUYA @jofuruya

分かりやすさはだから人気がある。でもひとのまちがった認識を助長することがある。

2014-10-19 19:22:15
JOFURUYA @jofuruya

だからわかりやすい芝居は好き嫌いがはっきりする。わかりにくい芝居はそのぶん多様に生まれる。

2014-10-19 19:25:34
JOFURUYA @jofuruya

わかりにくいもののなかには陰が含まれやすいから、わかりにくいものをたくさん見ていると、見えないものな陰に気づいたりする。

2014-10-19 19:34:57
JOFURUYA @jofuruya

わかりやすいものをみていると、その光がつくっている陰にはきづきにくい。光が明確に確固として眼前にあらわれてしまっているから。

2014-10-19 19:36:34
JOFURUYA @jofuruya

わかりにくいものをたくさん見ていると、陰に気づきやすくなり、さらに陰の量にもきづくようになる。

2014-10-19 19:38:35
JOFURUYA @jofuruya

光だけのものは誰が見ても光だからあんまりひとによってちがうものには見えにくいのだけど、陰のまじる量やかたちはいろんな種類がある。

2014-10-19 19:40:18
JOFURUYA @jofuruya

そしてそのまじる量やかたちにはそれぞれ成り立ちの理由がある。それはいつも単純なかたちをしているわけでなく、それぞれがちがうかたちをしていて、見れば見るほど違うものだし、みるひとによっても、目に飛び込むものはいろいろちがう。

2014-10-19 19:43:30
JOFURUYA @jofuruya

だからわかりにくいものはちゃんと見てみなければその光の量と陰の量はわからない。

2014-10-19 19:45:52
JOFURUYA @jofuruya

ただ、いずれにしろわかっていることは光と陰が同じ量であること。世界の光にみえるものはそれと同量の陰をもっている。忘れがちな、またはときに見たくなかったりする事実。

2014-10-19 19:47:59
JOFURUYA @jofuruya

光に安心することも陰を不安におもうこともそれだけで成り立つ世界はなくて、光にうもれて安心したいというのも、または光を望めず陰にうちひしがれるのもどっちもその裏側が見えないときにおきること。

2014-10-19 19:53:30
JOFURUYA @jofuruya

希望の快感や失望の苦痛とはまたべつの問題として、その原理はある。

2014-10-19 19:54:36