教職大学院に関する調査結果は妥当か?

日本経済新聞に、早稲田大学教育学部の吉田文さんが、教職大学院の必要性や効果に関して行った調査結果が、ご本人執筆の記事として掲載されています。元資料は見られませんが、記事は疑問の多い内容です。
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村山紀昭 @muranori7

元データを見なければ正確ではありませんが、少なくとも「半数が必要性を認めず」との見出しは吉田さんの本文とは違いますね。本文は4年で十分かの問いに53.8%が十分と答えたというだけ。RT @tasano:教職大学院で学ぶ現職教員から見ると、・・・半分がそれを不要だと回答している

2015-01-27 18:30:41
村山紀昭 @muranori7

元々現職の先生方は、教員養成6年や大学院(教職大学院だけでなく)不要論が多いことに留意すべきです。RT @muranori7: 「半数が必要性を認めず」との見出RT @tasano:教職大学院で学ぶ現職教員から見ると、・・・半分がそれを不要だと回答している

2015-01-27 19:28:15
村山紀昭 @muranori7

吉田さんは記事中のデータから「現職教員の多くがすでに獲得して」おり「現職教員にとって大学院教育の効果は大きくない」と結論していますが、データでは学校運営に関しては大きく院で獲得しているとなっています。RT @tasano:吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 18:34:20
村山紀昭 @muranori7

学卒院生についても、「、学部新卒者は授業力こそ現職教員に匹敵しているが、それ以外の能力は現職教員に及んでいない」としているが授業力等を現職と比較するのはおかしく、記事中の表では十分に院で能力を獲得していると言えます。RT @tasano: 吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 18:43:34
ふがすけ組.inc @fugafuga123

この記事読んだ。 教職大学院に入る人のうち、学部生からそのまま入った人の能力は大幅に増加しているし、現職教員が入った場合も学校運営に関しては伸びている。 授業や学級経営に関してはそこまで伸びなかったが、それはやはり経験によるものが大きいのは否めない。

2015-01-27 18:37:40
村山紀昭 @muranori7

そもそも調査の母数が在籍現職の221人というのは非常に少ない数字で、かつ6年間すでに2千人以上修了している現職院生全体にわたった調査でなければエビデンスとしては確かだと言えないでしょう。RT @tasano: 吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 18:38:15
村山紀昭 @muranori7

またこの調査では学卒も現職もその入学動機に重きが置かれているようですが、「教採不採用」「ストレス解消」とかの動機と院での学びの効果とは区別すべきでしょう。なお現職については今は派遣の場合個人的動機というのは減っています。RT @tasano: 吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 18:50:06
村山紀昭 @muranori7

教職大学院への入学動機を「ストレス解消のためですか」と問うのもそれに「はい」と答えるのもいかにもバカげたアンケートと言わざるをえない。RT @muranori7:「ストレス解消」とかの動機RT @tasano: 吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 19:21:29
村山紀昭 @muranori7

吉田さんは個人的動機での入学が多い早稲田の教職大学院からの先入見が強いのかも。しかしインセンティブの必要性の結論は賛成です。どういうインセンチブかが難しいのですが。RT @tasano: 吉田文さんの寄稿「揺れる教職大学院」

2015-01-27 18:53:27
本田由紀 @hahaguma

揺れる教職大学院 「現職」の半数、必要性認めず 吉田文 早稲田大学教授 :日本経済新聞 s.nikkei.com/1D7Bdfs 表と文章を照らし合わせて読む必要。

2015-01-27 22:12:31
吉田 誠 @makoko39

アンケート調査の教師の専門的能力についての問い方が技術的な能力中心になっていて、学校現場の常識を問いなおしたり多面的な思考をしたりする省察的実践力の側面を見落としているのではないか?>揺れる教職大学院 「現職」の半数、必要性認めず s.nikkei.com/1D7Bdfs

2015-01-27 22:22:13