紫禁城へのエチュード 坂本龍一の楽曲分析

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It happens sometimes @ElementaryGard

Ryuichi Sakamoto Open The Door (play:brainbrown): youtu.be/b3ntZbnHfGk この曲の前半は分析困難。それでも①半音下降、②半音上昇、③増四度→短六度、が背後にあるのは聞き取った…つもり。

2015-01-30 15:30:37
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お手元の音楽キーボードでファとシを同時に鳴らしてみてください。次にミとドを鳴らす。[ファ、シ]が[ミ、ド]に広がる感じ。前者がどこか不安げなのに対して、前者は安定感がありませんか。呼吸しているような変化。たぶん坂本教授はその不安⇔安定の呼吸的揺らぎをこの曲で生かしている。

2015-01-30 15:43:53
It happens sometimes @ElementaryGard

映画『ラストエンペラー』で、手首を切って自殺を図るジョン・ローン皇帝の両目のアップから、ばっと回想シーンに切り替わると同時に響きだす。オープン・ザ・ドア!ワーグナー歌劇の特徴である「無限旋律」のエチュード。

2015-01-30 15:51:44
It happens sometimes @ElementaryGard

ワーグナー歌劇の技法は『スター・ウォーズ』で踏襲された。ルークが登場すれば♪ドーソーファミレラーソ♪が鳴り、レイアなら♪ソミミーファーファミレ―♪、オビ=ワンなら♪ミーラーシドレドーミー♪と鳴る。いわゆる指導動機(ライトモティーフ)。

2015-01-30 15:57:15
It happens sometimes @ElementaryGard

もうひとつが無限旋律。曲と曲の区切りがなくて、大げさにいうならばオペラを通してひとつの曲となる。

2015-01-30 15:58:33
It happens sometimes @ElementaryGard

この_Open the Door_を、音楽のわかっていないひとが分析するとこんな風になってしまう。 pic.twitter.com/tHn2FezGWh

2015-01-30 16:03:33
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