自治体議会政策学会第17期自治特別講座「自治体議会と財政課題~2015年度予算審議に臨む」1日目まとめ
- takaba_tokuko
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小西先生。地方財政と自治体財政の違い。財政を専門とする議員には持っておくべき知識のお話をします、とスタート。とにかく出てくるお言葉ひとつひとつが、ニヤリだったりクスリだったり、頷けるもので、開始早々楽しい↑↑
2015-01-30 13:20:59自治体財政は悪い悪いと言われるが、一時期よりは良くなっている。何でも止めろ使うなで良かったのは7、8年前まで。今は、使うところは使う、余計なものは止める、の時代。と小西先生。
2015-01-30 13:25:19小西先生講座の参考資料「平成27年度地方財政対策の概要」27年1月14日総務省自治財政局 soumu.go.jp/menu_news/s-ne…
2015-01-30 13:29:17交付団体はこの資料に書かれているものが交付のベースになる。不交付団体は、交付団体はこうなっているんだー、とか、交付団体と不交付団体の関係性を考えてみる時の参考に、と小西先生。すみません当方不交付です…地方財政全体や交付団体の各方面との見比べの参考にさせていただきます…
2015-01-30 13:31:53基礎的財政収支が赤字になることをクローズアップして問題視するのは間違っている。将来負担比率が「-」になってるなら問題ない。財政健全化条例を持ってる、制定しようとしている自治体は何を指標にするのか要注意。と小西先生。
2015-01-30 13:57:11投資的経費はすでに削り過ぎ。投資的経費を削っても一般財源のやりくりは楽にならない。なぜかといえば、投資的経費の財源は9割が起債だから。社会保障給付を賄うために投資的経費を圧縮しても効果薄。そこで、人件費圧縮を声高にすることも多い。小西先生より。
2015-01-30 14:00:58社会保障4経費(構成)=子ども子育て、介護、医療(国保、高齢者)、年金。ここに生活保護は含まれていない。生活保護は景気が回復すれば軽減するか?自治体ごと状況は違うが受給者の構成は高齢者が多い、ということは、高齢化が進むかぎり軽減の道は遠い。(小西先生)
2015-01-30 14:13:46まちひとしごと創生事業費には2系統。事業ごとと一般財源交付。事業ごと1700億円の交付は補正予算で交付率10割。一般財源で来るのが1兆円。この一般財源1兆の財源のうち半分は既存の看板の掛け変え替え。残りは新規の財源確保、とあるうちの1000億が、法人住民税割の見直しによるもの。
2015-01-30 14:34:01法人税割の見直しで不交付団体はお召し上げだよね?て言ってたのがここに行ったのか(´・ω・`) ほーなるほど
2015-01-30 14:35:52臨時財政対策債について。発行して大丈夫かと必ず聞かれる(この答えは語っていただけてない)。国はなくす方向で考えている。
2015-01-30 14:47:56公共施設等総合管理計画について。細かすぎるもの求めてはいけない。石狩市のもの推奨。27年度国費の地方財政対策のうち公共施設の老朽化対策の推進としては、計画が策定されていることが基本的に前提条件になっている。(小西先生)
2015-01-30 14:56:27不交付団体はお金か余ってるというのは間違い。そもそも基準財政需要額には、地域特性が含まれておらず、地域特性の中にはもちろん法的に手当てしないといけない必要経費がある。(小西先生)
2015-01-30 15:02:10pref.ibaraki.jp/bukyoku/soumu/… 消費税8%に上げたときに、経費は増税の影響食らうのに交付総額は減るよね、て言ってた構成要素。うちはこの部分は増えるてゆーてた記憶。
2015-01-30 15:16:08臨時財政対策債。少し触れられたが解説まで言及なく。どう考えたもんか、と隣の席の議員さんと休憩時間に議論。うちはあまり臨財債にご縁がないが、各地の議員と話してると必ず出てくる話なので、地方議員として知っておく必要があるし、当方もいつ「活用します」と言い出さない保証はないわけで。
2015-01-30 15:19:29まずここまでの講義では、さしあたり具体的には、27年度国費の地方財政対策分のうち、一般財源として手当てされる分は不交付の当方には来ないので、事業費として来るものをどれだけ引っ張ってこれるか、という理解をしておく。大雑把には、国が地方にやれと言っている方向性の要点というか。
2015-01-30 15:26:21ひっぱってこれるか、とゆーても、総務省がこれを公表したのが今月14日で、自治体の予算編成は最終段階になってからだけども。
2015-01-30 15:27:49第2講義、兼村高文先生による「決算をどう活かす~予算審議のポイント」。写真の他に、資料として千葉県富津市(!)の決算カードが。 pic.twitter.com/mwwfBKal3h
2015-01-30 15:30:52過去10年の経常収支比率。都道府県平均は90%超え。政令市平均は約95%、中核特例一般市平均はが約90%、町村が86%。規模が大きいほど硬直化、であるが、事務の範囲の差、域内面積比(=広いとインフラ比率高にならざるを得ない)などあるから、放漫経営とかには直結せんよね(´・ω・`)
2015-01-30 15:45:21