SHIROBAKO16話「ちゃぶだい返し」の”人を救う一言"

相楽 @sagara1

うん。 ※まとめ見出し用。 pic.twitter.com/92cLdmBAwY

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相楽 @sagara1

SHIROBAKO16話「ちゃぶだい返し」Bパート、凄かった。 いや、あの体操とかゴスロリ楽園妄想とかバッティングセンターとかも勿論突き抜けた愉しさに満ちてたけど。 何よりも、見事過ぎる一言があった。（続く #musani

相楽 @sagara1

それは"過去の自分が抱いた思いでもある"と重ねあわせて見せてくれた上で。 「屈辱をバネにどれだけ自分が頑張れるかです」と。 それが「屈辱」なのだと、小笠原綸子が井口祐未にはっきり言ってみせてくれたというのが見事だった。 人を救う一言と思う。 #musani

相楽 @sagara1

あと、このSHIROBAKO16話で監督が航空機の機動や雲や空について語ったことを踏まえてOP見直すと諸々面白かったりもする。心情表現が優先された擬人化された機の動き、背景の雲や空。 #musani

相楽 @sagara1

それと、i-za蔵@139RA さんがかねてより提示してた視点twilog.org/139RA/search?w…かとも思うけど。 タローの苛つく言動も、あれはあれで集団の中で有効に働くのだな、と今話でようやく思えた。（続く #musani

相楽 @sagara1

続き）どうしても皆して眼を逸らしたくなる話をああやって発散対象ともなりつつ、軽いノリで突き出してくる。 ゴスロリ様こと小笠原さんの尊さと対照的ではあるけど、（当人の認識や意図はどうあれ）苦しい場で集団が歩みを止めないための重要な潤滑油にはなっているのだと思えた。 #musani

相楽 @sagara1

デレマスの武内Pが、SHIROBAKOの安原絵麻と小笠原綸子をスカウトにやってくるという妄想。 #musani #imas_cg

相楽 @sagara1

SHIROBAKO16話「ちゃぶ台返し」のゴスロリ様こと小笠原倫子の尊さ、その一連の言動、特に「屈辱」と口にしてみせたことtwitter.com/sagara1/status…の素晴らしさについて、なんだかだいぶ語り足りない気がする。なので、連投。 #musani

相楽 @sagara1

「屈辱」と言ってみせた小笠原倫子は井口祐未という一人の人間、一人のアニメーターの心と誇りに完全に寄り添い、100％の味方として、自らの問題としても振る舞った。 制作進行の宮森とも、アニメーターの後輩・絵麻が「手助け」しようとしたのとも根本的に違う。そこがいい。 #musani

相楽 @sagara1

宮森は制作デスクとして仕事上のチームの一員としてサポートしようとした。 絵麻は同業者としての敬意と、人間としてかつて深く助けられた相手をなんとか手助けしたいと懸命な思いを向けた。 ゴスロリ様の偉業はそのどちらとも大きく異なる。 #musani

相楽 @sagara1

「だから、自分を守るために私は鎧をまとったのです」 監督やプロデューサーは（人間として、また職業人として全体を否定しないが）今回の怒鳴りこみ以前までの言動、あれは「敵」だと。 井口さん、あなたは戦っていいのだと。戦え、身を守れとゴスロリ様は仰せだ。 #musani

相楽 @sagara1

その姿勢、立つ場所は"（彼らとも一緒に）頑張りましょう"という宮森とも絵麻とも全く異なる。 凄いのは既にゴスロリ様は監督、P、制作デスクを呼びつけ、戦い、叱りつけていること。 "一緒に戦おう"どころではなく、もう彼女の為に自ら戦い、勝利を得ている。その上での言葉。 #musani

相楽 @sagara1

直前に「辛い時期のない職業なんてありません」と、宮森にも絵麻にも、それに幅広く全ての職業人にも向けて言って見せているのもまた、素晴らしい。 その上でなお、今、井口祐未が抱えている問題は小笠原倫子にとっても特別なのだとゴスロリ様は仰せだ。 #musani

相楽 @sagara1

「屈辱」と言ったのは徹底して個人として、プロとしての心、誇りの問題として扱うという事。"仕事の為自分を抑えてでも頑張りましょう"ではない。 （プロとして仕事をやり遂げる、これからもやっていくにも）あなたはまず、あなた自身の為に戦うべきなのですとゴスロリ様は仰せだ。 #musani

相楽 @sagara1

「屈辱」と戦い勝ち抜いていくのは小笠原倫子自身が辿ってきた道でもあり、それが出来得る人間と見込んで、井口祐未を自らの代わりに指名した。 ゴスロリ様は井口さんに向かっては、私が保証する、私と同じようにあなたは戦い、そして勝てるのだと優しく微笑んでおられる。 #musani

相楽 @sagara1

一方、自らの代理として大事を託した者をろくにサポートせず潰そうとするとは何事か、井口の敵は私の敵、いつでも相手になってやるぞ、とゴスロリ様はお怒りだ。 こう宣言され、そして井口さんは見事に戦い、誰もに目をみはらせるキャラクターデザインを上げてきた。 ここにおいて。 #musani

相楽 @sagara1

渡辺Pも木下監督も宮森制作デスクも、井口さんと共に「敵」と戦わないわけにはいかない。 ここで半端な態度を見せようものならゴスロリ様の怒りが炸裂するし、何より各々プロとして人間としての沽券にも関わる。 なので勇躍して例の担当編集氏を急襲。完璧な流れと思う。 #musani

ﾋｸﾞﾁ🐤 @yokoline

『SHIROBAKO』16話、レストラン馬車道から帰ってきた井口さんが和装になるのが良いね。この話数、大好き。ナベPが制作時代に鍛えたドライビングテクニックを披露するのも熱い。井口さんのあのセリフに、涙がぼろっと出た

相楽 @sagara1

@yokoline 個人的には、それは「屈辱」なのだと、小笠原倫子が井口祐未にはっきり言ってみせてくれた場面twitter.com/sagara1/status…を見て感に打たれました。 SHIROBAKO16話、素晴らしかったですね。過去話中でもベスト1です。 #musani

ﾋｸﾞﾁ🐤 @yokoline

@sagara1 僕も、この話数はここまでで一番好きです。「人を救う一言」まさにそれで。今のムサニでキャラデできるのは井口さんだけで、それは強みだけども、井口さんにとっては腹にナイフ突きつけられてるようなものです。そういう状況で働くってことは、(続

ﾋｸﾞﾁ🐤 @yokoline

@sagara1 容易に人を、人から疎外していくというか、急激に追い詰めて、色んなものを壊してしまうと思うんです。井口さんは入社当時は髪もロングでパーマも当てて、かわいい服も着てる(ネコ回の回想シーン)。井口さんは働く中で色んなものを捨てることで強くなってきた人なんです。(続

ﾋｸﾞﾁ🐤 @yokoline

@sagara1 そういう色んなものを捨ててきた井口さんがぶつかった壁に対して小笠原さんが「あなたは守っていい、守られていい」と言う、という部分に、僕はこの作品が独自の場所に踏み込んだという印象を受けました。おわりです。

相楽 @sagara1

@yokoline そうなんですよね。今回の抜擢で過去の蓄積全てを問われるような試練の中、「働く中で色んなものを捨て」て来た井口さんがこれだけは譲らず守り育ててきた強さとプライドも壊されようとしていた。 そこにあの一言。あまりに素晴らしかったと思えます。 #musani