1:朝、会社到着→何故かみんなが手話のプリント抱えて、私に挨拶の仕方やら何やらを聞いてくる→なんで今頃?とあっけにとられつつ教える→しばらく経ったらえらく慌ててる上司に手招きされて何じゃほい→視線の先に高校生がいる…え、バイト応募の人?いやでも普通は担当の人に取り次ぐはずで…
2015-02-19 18:53:542:と、そこで高校生が持っているものに気づく。どう見ても小さなホワイトボード。もしかして、と思って手話で話しかけてみる→ビンゴ。職業体験か研修だかの勉強で昨日と今日の2日間、うちの会社に来てるとのこと→ちょ、待て、私それ初耳!しかも昨日有給だった!と慌てつつも高校生に説明。
2015-02-19 18:55:523:高校生が仕事に消えてから改めて事情を聞き、前もって教えて欲しかったですと言う私→「いや、だって唯野さん読唇も口話もできるから…あの子もてっきりそういうもんだと」→私、頭抱える。高校生は読唇もできず、口話もできない、手話のみの子だったので、昨日は全員がもてあましてたとのこと。
2015-02-19 18:57:234:色んな意味で色んなことを全力でツッコみたいというかどつきたいというか怒鳴りたいというか→でもそれで朝一番の全員から「この手話教えて」攻撃の理由にようやく納得。→聾者全員が読唇できるわけではないことを改めて説明。そして午後からは私がヘルプとして入る事に。
2015-02-19 18:59:145:昼休みの終わり頃、高校生からようやく話しかけてくるようになる。「あなた/なぜ/手話/覚えた?」私「え?違う違う/私/聾/あなた/同じ」高校生、びっくり。「健常/思う/びっくり/あなた/聾/本当?」私「本当/本当/一歳/時/病気/それから/聾」と答えた途端、一気に高校生話す話す
2015-02-19 19:03:016:ちょちょちょ、聾手話早い!マシンガンになっとるがな!ごめん、ゆっくりお願い!と手話しながらも、ああ、こりゃ相当我慢してたんだなーと改めて実感。午後からは一緒に仕事の説明通訳しつつ、無事に研修だか学習だかが完了。途中からやって来た高校生の先生も私がいたことにびっくりしてた…
2015-02-19 19:04:547:というわけで、今日は色んな意味で疲れた一日でした。…頼むから先入観捨てようよーとか、次(があったら)説明しといてくれーとか、誰にも吐き出せないからツイッターで吐き出し。ちなみに最後の最後で社員さん達から「手話できるんだ!?」と言われた時が一番脱力した出来事でしたわ……。(完
2015-02-19 19:07:34他部署の人は、こちらが聴こえないのを知らないからいきなり話しかけてくる。ひとりひとりに、聴こえないことと対応とか伝えるのはとても大切なんだけど、しんどどいなあって。もちろん一度言えば、次回からは承知してくれるだろうけど……その人とは最初の一回、自分のなかでは何百回目なんだろう。
2015-02-19 19:53:43RT>聾者がなかなか新しい場所や店へ行かない理由が「聾者であることを一から説明しないといけないから」相手にとっては初めてでも当事者にとっては何回も何百回も何千回も説明してちゃ、ねぇ…。それに説明する勇気、体力も伴うしなぁ。それを「しんどい」って言ってはいけない環境も辛い。
2015-02-19 20:13:55なんか、障害者が「しんどい」って言っちゃダメっていう変な圧力があるよね。 しんどいものはしんどいの。気楽に生きたいの楽しみたいの。自由きままに生きたいの。
2015-02-19 20:17:19