自然の恵みとその被害について
- niigatamama
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(えっと、故郷喪失慰謝料訴訟のひとつの争点である、山菜や茸やイノシシや川魚の恵みを失ったのをそんなものたべないよと一気に否定するtwがTLを流れていったような気がする。なんだかなあ)
2015-02-22 14:47:48@nekoyasshiki @moriokahiguma たとえ同じ県内であっても、いつも山や川の恵みを食べて生活している人と、そうでない人の感覚の差は大きいと感じます。
2015-02-22 15:09:25それこそ、食べる食べないであらそってもどうにもならないし、ポイントはソコじゃないと思うんだよね。
2015-02-22 15:14:04@niigatamama @nekoyasshiki 意見としては正反対の原発事故影響を気にする方もあまり問題ないとする方も双方「そもそも野山のものなんか…」的意見が共通している時があります。そんな方は商品経済誌か知らず、自然との関係の深い農山漁村という社会が想像の外なんでしょう
2015-02-22 15:16:21@niigatamama @moriokahiguma 多様性は否定しない方が長期的・戦略的に有利ですねボソ
2015-02-22 15:17:37@moriokahiguma @niigatamama 逆説的に同じ土俵の上にのっていることを証明しちゃうという奴ですね(^^;)
2015-02-22 15:19:13@nekoyasshiki @moriokahiguma いろいろな考えがあるのはいいと思います。でも、この意見は、「自分に関係ないものは問題にならない」という意識が根底にあるように見えるのです。
2015-02-22 15:19:32@niigatamama @nekoyasshiki その点が大いに問題ですね。TLには「私は農村出身だが今はそんなもの食べない」的意見も流れてますが「自分がそうだ」という事を簡単に一般化しないでほしいですね。件のtwは「危険なものを奨励するシンポ」への反感からのようですが…
2015-02-22 15:23:51@moriokahiguma @nekoyasshiki 困ったなと思ってみてます。地域内での話と県全体としての話、果ては国としての話までなってしまうと、どんどん大雑把な括りで一般化されてしまい、それぞれが望んでいる方向は見えなくなってしまいます。
2015-02-22 15:27:01@niigatamama @nekoyasshiki 緊急時が過ぎ本来なら「被害とはなにか」をローカルに詰めなければいけないんですよね…。しかし原因者側は賠償を終わりにしたいから踏み込まない。「被害」への関心も多くの方は「健康被害」にプライオイリティがありローカルネタを否定…
2015-02-22 15:45:32@moriokahiguma @nekoyasshiki 東電相手の裁判で争っているのは、ほとんどがそういったローカルネタの被害についてなんですけどね。今はまだ不明なことが多すぎて「健康被害」で争える段階ではないです。恐らくそれは十年以上後にならないとわからないと思います。
2015-02-22 16:01:28@niigatamama @nekoyasshiki 東電の不誠実、ADR拒否、ADRそのものの加害者寄り姿勢などが地域コミュニティによる集団提訴を誘発しているのだと思いますが、こうしたローカルネタ、ローカル集団の努力を全国的に支援することが大事なのだと思うのですが…
2015-02-22 16:07:23@moriokahiguma @nekoyasshiki 国相手の場合は、健康被害がないように適切な防護策をとると同時に、地域ごとの多様性を認めさせて、ローカルな生活の補償とケアをしていくように求めるのが必要だと感じています。
2015-02-22 16:09:13@moriokahiguma @niigatamama 健康被害主義と地域被害主義が分裂してしまってますからねえ。
2015-02-22 16:09:50このことが最大の問題のように思います。発端となった「山野の幸を自分は食べない。食べさせようとするのは健康被害誘発」というのはこうした分断から出る発言に思えます@nekoyasshiki @niigatamama 健康被害主義と地域被害主義が分裂してしまってますからねえ。
2015-02-22 16:14:18山野の幸を取り戻す方向で考えるに際しては「事故影響もう大丈夫」的な観点から語ってはいけなくて、地元の人が「ムラの豊かさを取り戻したいのだが」という問いを発した際に@nekoyasshiki @niigatamama
2015-02-22 16:21:20承前 被災地で山野の恵みを得つつ汚染と折り合いつける作法」をその場所で造ることにのみ協力するという方向でなされるべきと思うのです@nekoyasshiki @niigatamama
2015-02-22 16:21:58更に「無知なムラビトに科学的安全性を教化してやる」的な欠如モデル方式では絶対にダメですよね。「ここでどんな生活をしたいですか」「その時のリスクを測定するには」「その結果の評価は」という柏で行われた手法みたいなのでないと@nekoyasshiki @niigatamama
2015-02-22 16:25:49@moriokahiguma @niigatamama 原発被害の実態の分析には、剥奪モデルを適用しないとだめなんだろうとおもうんです。しかも、まったきの完全な剥奪からグラデーション込の薄く拡がった部分まで。もちろん、グラデーションの中では回復や修復の問題も込で。
2015-02-22 16:25:58@nekoyasshiki @niigatamama 御意です。相対的剥奪概念を利用しないと「財物賠償」と算定根拠が実態とリンクしない「慰謝料」の話にしかならないですよね。ただ長期にわたる被害の時間経過の折り込みは大変そうです
2015-02-22 16:30:41@nekoyasshiki @moriokahiguma 回復がある程度可能なグラデーションの薄い方の地域であれば、moriokahigumaさんの仰る「被災地で山野の恵みを得つつ汚染と折り合いつける作法」がいいと思います。完全に剥奪された地域については全面的な補償とケアが必要。
2015-02-22 16:32:27@moriokahiguma @niigatamama (その問題は大変です、ことは、私有財だけでなく、共有財にかかわりますから)(ここは手がだしずらくってカッコw)
2015-02-22 16:33:46@niigatamama @nekoyasshiki 折り合いをつけられる地域はどこまでか、それを誰が決めるのか、その決定に納得できない人はどうするか…悩みは尽きません。
2015-02-22 16:41:38@niigatamama @nekoyasshiki それでも、問題を地域に丸投げするので原因者が当然のサポートを行いつつ、そうした決定をそれぞれの地域や住民が選択できる機会を造る事は、本来原発事故後のこの社会に課せられた義務だと思うのです…
2015-02-22 16:43:42@moriokahiguma @nekoyasshiki それは本当に難しいと思います。即、分断の種になってしまうことなので・・・
2015-02-22 16:43:16