専門家ではあるが専門バカではない ~プロの漫画家を見てきて思うこと~

まとめました。
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喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

さて、Amazonから本が届いた。予約していた甲斐があった。紙と電子と、ダブル購入だ。もちろん、月刊アフタヌーン連載の、あの作品。いやぁ〜、もう読むのが楽しみで楽しみで♪ 星野之宣先生の『ベムハンター・ソード』新装版ね( ´ ▽ ` )ノ

2015-02-24 02:50:35
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

もちろん、こっちも買いましたよ。電子版も早くして〜( ´ ▽ ` )ノ 『パラダイスレジデンス』第0巻 藤島 康介 amazon.co.jp/dp/4063880303/… 『パラダイスレジデンス』第1巻 藤島 康介 amazon.co.jp/dp/4063880311/…

2015-02-24 02:57:25
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

漫画家を目指す人なら読んで損はない名作。完全読み切りでページ数も28〜32がほとんどで、アイデア・キャラクター・構成・演出・テーマ・画力、全てにおいてハイレベル( ´ ▽ ` )ノ 星野之宣『新装版 ベムハンター・ソード』第1巻 amzn.to/1MNhU1n

2015-02-24 03:18:25
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

「こんなもん、自分には一生描けない」という絶望からスタートするなら、壁を突破できるかもしれない( ´ ▽ ` )ノ

2015-02-24 03:19:44
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

自分がデビューに関わった人間でも、専門学校時代に後にプロになる人と、漫画とは全く関係ない趣味で出会っていたり。運命論者ではないが、才能は偏在するとは思っている。だって、上條先生とYOKOさんと中津先生と松本大洋先生が、同じ高校の先輩後輩って、どう考えても偏在しすぎ。

2015-02-24 03:35:07
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

ただ、一人の才能の突破力で、他が触発されるってのはあるかも。 吉福先生の本によれば、無名の高校の自転車部にインターハイでもトップレベルが転校してきたら、他の部員のレベルが一気に上がったと。インターハイで優勝を狙う人間の脚の回転とか、生で見ることで壁が壊れることはあるのだろう。

2015-02-24 03:39:56
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

ただ、そういう部分を割り引いても、運命としか言いようがない巡り合わせはあるようで。劇画村塾も才能が固まる期とそうでない期があったそうだし。ウチの講座でも、その傾向はあるかなぁ。ただ、講座に出てアイスブレイクで横の繋がりができて、自分を高めていくタイプが必ずいる。

2015-02-24 03:43:29
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

で、そういうタイプって、ムダなことを厭わずやる、という共通項がある。損得計算抜きで「それおもしろそうですね」と、首を突っ込んでくる。 受け身であったり積極性に欠けてるタイプって、よほど才能がないと、こういうタイプには勝てない。 ムダに思えた点が、ある瞬間に意味がある線になるのだ。

2015-02-24 03:46:52
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

予備校時代、佐藤勝先生が文系理系関係なく優れた学者の資質として、知的好奇心という名の野次馬根性を挙げられていた。 彼らは専門家ではあるが専門バカではない、という言葉は重い。プロの漫画家ってだいたい、漫画以外にも玄人裸足の趣味を持っている。これは藤子F不二雄先生も力説されてた。

2015-02-24 03:53:38
喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

過剰なエネルギー、と呼んでも良いのだろうけれど、重要なのは本人はソレを好きでやってるので、重荷も苦痛にも思っていないこと。外から見たら過剰なエネルギーでも、本人はごく普通に楽しんでる。そこが重要なんだろうね。

2015-02-24 03:57:02