公開シンポジウム「毒きのこー毒の秘密を科学する-」
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上野 毒きのこ シンポジウムに来てます(≧∇≦) pic.twitter.com/qXiDRw0iXK
2015-03-01 13:01:11鳥取大学ポストグローバルCOEプログラム「持続性社会構築に向けた菌類きのこ資源活用」主催公開シンポジウム「毒きのこー毒の秘密を科学する-」に来ています。これから実況ツイートしますので、鬱陶しいと思われる方はミュートにするか、フォローを外して下さい。
2015-03-01 13:02:26日本のきのこ4500種くらいだが、その数倍はある。ハラタケ類で1900種類くらい。日本産毒きのこの種類、少なく見積もっても200種以上、実数は不明。
2015-03-01 13:08:32日本におえるきのこ中毒の現状。過去20年間の平均年53件、患者数183人、亡くなった方0.8人。年によってばらつきがある。野生きのこ豊作の年は中毒も多い。2014年は24件で少なかった。不作だった。
2015-03-01 13:10:11原因種は10種内外。限られたきのこで中毒が起こっている。ツキヨタケ、クサウラベニタケ、カキシメジで5~7割を占める。死亡事故はテングタケ類、特に、ドクツルタケと近縁種、ニセクロハツ。
2015-03-01 13:12:06最近の死亡事故。2007年が直近。不明種。テングタケ類による死亡事故が多い。カエンタケ、ニセクロハツなど。おまり種類は多くない。
2015-03-01 13:14:35毒きのこの中毒症状における多様性。胃腸障害、細胞破壊型、アルコール誘導型、神経障害型、毒成分は多様、色々な症状。生体も多様、色々なところに生えてくる。腐生型、共生(菌根形成)。
2015-03-01 13:16:54子嚢菌類、胞子が袋状の細胞の中に作られる。担子菌類、胞子が棍棒状の細胞の表面に作られる。毒きのこは両方のグループにまたがる。
2015-03-01 13:20:12ツキヨタケ、沖縄では見つかっていないが、ほぼ全国で分布。ブナ帯に多いが、最近は平地でも出てくる。しいたけ、ヒラタケなどの食用菌に類似。ひだと柄の部分に環帯という隆起した区画で区分される。さくと黒い染み。
2015-03-01 13:22:13ツキヨタケは発光性。心配だったら、押し入れに入れて10分くらい待つと分かる。子どもの方が早く分かる。年寄りは分かりにくい。
2015-03-01 13:23:10クサウラベニタケ。シメジ類の形で中毒が多い。ひだの部分が成熟すると赤っぽく色が付いてくる。シメジ類は赤っぽくならない。同じ属のウラベニホテイシメジはひだが赤くなるが食用になる。見分けるのは難しい。
2015-03-01 13:25:20致命的なきのこ。ドクツルタケ。真っ白なきのこ。すっとしていてつばとツボがある。タマゴタケモドキ、傘は色が付くが、つばとツボがある。つばとツボがあるきのこは手を出さない。
2015-03-01 13:27:28ニセクロハツ。夏~秋、シイ及び常緑性カシ林に発生。クロハツと違い、なかなか黒くならずに赤くなるが、区別は付けにくい。
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