名槍どうでしょう

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大泉洋「この人たち自分のこと槍だっつってんだもの、こら大変なところに来ちゃったぞぉ」

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蜻蛉切「良いですな」 大泉洋「何もよかないよ」

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大泉洋「次 お会いする時は遠征から帰還する時だと思うけどさ まだ つらいのは12時間ぐらいある ダメだよーもう 絶対ダメだよ」 蜻蛉切「ささ、行きますぞ」 大泉洋「いかねえっつってんだろ殺すぞ」

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おてぎねくん「今日の行き先は北海道！」 大泉洋「ウォーー帰れる！ぼかぁ本丸なんかとはおさらばしたかったんだよ！」 おてぎねくん「それじゃ行こっか、蝦夷地に」 大泉洋「これはね、拉致だよ」

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蜻蛉切「大泉殿、かすり傷ですぞ」 大泉洋「戦はいやだっつってんだろぉ！？あなたも人の良さそうな顔して何進軍してんだ！」

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おてぎねくん「はいこちら次の目的地、どどん！」 蜻蛉切「鎌倉は元弘の乱にございます」 大泉洋「きみらもだいぶ慣れてきたね」

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大泉洋って名前の槍、今作ったら間に合うんじゃないの。2205年に間に合うんじゃないの。

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大泉洋「あっonちゃん！onちゃんもきてたのかい！おーい！」 onちゃん「カッカッカ」 大泉洋「よぉいしょぉー！！（ﾄﾞﾝｯ）」

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大泉洋「名槍どうでしょうだっつったろ！これ中身槍じゃねえだろ！？」 蜻蛉切「槍ではございません、onちゃんです」 大泉洋「あんたもブレねーな！！」

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大泉洋「あんたダブルパロが嫌いっていうのはいいよ？わかるよ？でもまず僕が本丸にいることに疑問を持ちなさいよ、どう考えてもおかしいもの、名槍大泉洋だもの、帰ったら訴えるからな」

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大泉洋「なんでかわからないんだけども、あたしの頭の上にね『軽傷』って書いてあるのよ」 おてぎねくん「さっきはしゃいで足くじいたから」 蜻蛉切「戦場での油断、同情の余地はありませんな」 大泉洋「ああ？同情の余地しかねえだろこのスカポンタン」

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大泉洋「おいやっこさん黙っちゃったぞ本気で怒ってんぞ」 おてぎねくん「うっわ怖い怖いおれ無理だよ声かけらんない、こういう時ってどうすんの？」 大泉洋「あれだな、甘いものだな」 おてぎねくん「あっスゲー食ってる！まだいく！？まだいける！？」 大泉洋「よぉ〜いしょぉ〜」

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蜻蛉切「かふぇと…申されたではありませんか…かふぇの制服の採寸も先週いたしましたし…」 大泉洋「はぁいどうもぉ～～名槍どうでしょうでございまぁす」 おてぎねくん「ごめんなぁ」 蜻蛉切（膝から崩れ落ちる）

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大泉洋「人をだますってのはねえ、あれだねえ、たのしいねえ！！」 蜻蛉切「おお…」 おてぎねくん「それで、今日は大泉さん国内ロケだって聞いてると思うんだけど」 大泉洋「おっと雲行きがおかしいぞ」 蜻蛉切「かふぇえぷろん…」

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おてぎねくん「日本全国、サイコロの遠征～！」 蜻蛉切「失礼いたします」 大泉洋「きみたちはアレかい？バカなのかい？はーなーせーよ！僕は帰るんだ札幌に！」

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大泉洋「なにがでるかな！！なにがでるかな！！うおおおぁーーー！！！」 おてぎねくん「6！6です蜻蛉切さん！」 蜻蛉切「どどん！武家の記憶、奥州合戦ですな」 大泉洋「24時間かかるじゃねえかよぉーーーーーー！！！！！」

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日本全国サイコロの遠征、6カ所目 蜻蛉切「大泉殿わかっておられますな、4です、4を出せば宿に泊まれますぞ！」 大泉洋「任せなさいよぉ！オレだって食いてえんだメシが！！デリャーーーー！！」 おてぎねくん「結果は！結果は！？」 蜻蛉切「ｸﾞｯ」 大泉洋「おい今サイコロ握りつぶしたな」

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蜻蛉切「また…深夜バス…」 大泉洋「みんな嫌だよ！あんたもっとしっかりしなさいよ、天下の三名槍でしょぉ！？」 蜻蛉切「ああ…ああ～～、返上いたします、返上いたしますからバスだけは何卒ぉ」 おてぎねくん「もう深夜バスは勘弁してくれよぉ…本丸じゃなくていい、せめて戦場に戻りたい…」

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審神者「名槍どうでしょう シェフ大泉、厚樫山スペシャル」 大泉洋「あんたんとこの政府は何をしてくれてるんだ」 蜻蛉切「またあのまずい飯をなぜ喰らわねばならぬのか…」 大泉洋「お？なんだやんのか？この三河の田舎侍」 おてぎねくん「まずいよ」 大泉洋「絶ッ対おみまいするからな！！」

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おてぎねくん「つるはしが似合いそうだから、じゃあ持ってみましょうってなるか？フツー…」 大泉洋「それに巻き込まれる僕の気持ちも、少しは考えたほうがいいよ君は」 蜻蛉切「それではお二人共、準備はよろしいか」 おてぎねくん「あっ、似合うわ」 大泉洋「あんたもうそれで戦いなさいよ」

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大泉洋「だいたいね、おかしいって言ってるの。戦にいきなり連れて来られてやれ魚鱗陣だ逆行陣だって言われて、こっちがどうすりゃいいのか聞いたら『触れれば斬れる』だの『串刺しだー！』だのあんたたちは僕を無視して」 蜻蛉切「陣形の把握は武士の常識ですので」 大泉洋（ｶﾁﾝ）

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大泉洋「なあ、なんか俺だけレベル低くねえか」 御手杵「大泉さんLv9だな、おれLv39」 蜻蛉切「自分はLv81です」 大泉洋「やっぱあんたすげーんだな！」 蜻蛉切「普通は優れた武人と共にあれば自然と成長するものですが…」 御手杵「出た、蜻蛉節」 大泉洋「いやだね～出たね～」

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大泉洋「御手杵くん、わかってるだろうねえ」 御手杵「だぁいじょぶだって、誉は譲るってぇ」 蜻蛉切「あっ」ｻﾞｼｭｯ 大泉洋「おいやっこさん今『あっ』つったな、よし見せてみろ」 蜻蛉切「…」【誉】 大泉洋「これだもの」 蜻蛉切「大泉殿の足が遅いので…」 大泉洋「よぉし、表出ろ」

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大泉洋「なあ、あらなんだい…？」 御手杵「うわっ、こっち見てるって！こっち見てんじゃんこれ…」 蜻蛉切「幾分大きい、なんでしょうなぁ」 大泉洋「こいつ検非違使だよ！あれ！」 御手杵「検非違使だぁ！」 蜻蛉切「まことか！」 大泉洋「あんたなんだって嬉しそうに槍を持ったんだ！！」