博物月報さんが読み解く、病理医ヤンデル先生の活動
ぼくがTwitterで広報をはじめてからもうすぐ4年、ついに目の届くフォロワーが病理医になった 彼/彼女はときおり病理の勉強内容をツイートしている それを見ていて、とうとう、昔からやろうやろうと思ってやっていなかった企画を実行に移すときが来たと思った
2015-03-04 17:58:56タイトル(仮)は「週刊・実録病理診断」。Facebookページにて連載するか、週に1度程度連続ツイートするかはまだ迷っている 内容としては、「今日からまさに病理医になるための勉強をはじめる人むけに、『臨床が病理にみてほしい内容』を一から順番に解説するというもの
2015-03-04 18:00:07フォロワーが1000人とか2000人、あるいは10000人いても躊躇していた企画だった 世の中のほとんどは「病理の専門的な診断技術」に興味はない、あるいは興味があっても専門過ぎて理解できない けどぼくのフォロワー数ももうすぐ45000 多少の連ツイには耐えられる程度の耐性もついた
2015-03-04 18:00:55もう少し考えたら、フォロワーが減ることを恐れずにはじめたいとおもいます 病理広報アカウントの本来の目的の一つ…… 「今日から病理医になりたいあなたへの組織診断学のコア」 これを世に出していきます。ごく一部のあなた方、ご期待下さい……。
2015-03-04 18:02:59【Facebookページ、「ヤンデル先生の灼熱病理検査室」更新しました!】 「週刊・実録と来たらグラビアが必要なので電子書籍化までにはくびれを有する隆起を集めておかなければならない」 ow.ly/JX214 本編は来週スタート予定です。わかんないけど
2015-03-05 13:52:53ヤンデル先生はFBやツイキャスなどを通じて病理医として広報的活動を展開しておられる方。先生の活動が興味深いのは、医学が既知の知識を総動員して人体の病変に対してアプローチしていく過程をわかりやすく見せてくれるところ。
2015-03-05 13:57:51例えば、医者にとっての百科事典的教科書である『ハリソン内科学』を読み進めるツイキャス。専門的知識がなくとも、その科学的アプローチについての解説は興味深い。⇒【博物月報】[感想後記]「病理医ヤンデルのわけあり音読会(ハリソンお遍路)」 hakubutu.jp/?p=9221
2015-03-05 13:58:18また、このヤンデル先生の「1例報告」に関しての10-30 09:47からの連ツイ dryandel.blog55.fc2.com/blog-entry-551… これは単に医学系に限った話ではなく、「1例」をどうとらえるか、それにどう説得力を持たせるかという観点で見ると非常に示唆に富んでいる。
2015-03-05 13:59:41引用〈若いドクターが1例報告を「経験しました。終わり」で終わらせて、座長にぼこぼこにされるシーンをご覧になった人もいるだろう。「1例をどこまで膨らませられるか」は腕の見せ所。従来の報告との相違点や共通点を見極める訓練は大事。そして病理医は立場上、そういうのが得意〉
2015-03-05 14:00:30世の中には社会や歴史を1例だけですべてを語ろうとするケースがしばしば散見される。そういう時に「従来の報告との相違点や共通点を見極める訓練」を積んでおけば、その1例がもつ意味を、感情や思い込みに左右されず、より正確に理解できることだろう。
2015-03-05 14:01:30そう考えると、これは医学系に限った話ではない。「知識と知性をどう活用するか」という点で、医学系の関係者でなくとも参考になる点が多いんじゃないかなと思う。だから私は(文系だけど)、先生の活動に対して、非常に関心をひかれる点が多い。
2015-03-05 14:02:34