甲状腺がん患者の数は増えてる。さて死亡率は?
- HayakawaYukio
- 13172
- 11
- 2
- 91
kantei.go.jp/saigai/senmonk… 「世界の甲状腺癌の現状」長瀧重信 長崎大学名誉教授 (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長) (公財)放射線影響協会理事長
2015-03-09 00:17:33引用 : 甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の死亡率は減少していません。少なくとも手術される患者の増加に比べて死亡率の減少は、はるかに緩やかです。
2015-03-09 00:17:38■ 甲状腺癌患者の数は、世界中で増加しています。
例えば、1985年と2002年の比較調査によると、20か国以上のほとんどの国で甲状腺癌患者は増加しています。3倍程度の増加が多いものの、中には10倍、20倍という国もあります。その理由として、1985年頃には、主として症状のある患者、見たり触ったりして発見される癌が手術されていたのに対し、その後の医療技術の発展により、症状のない人でも超音波検査、針生検による細胞診で診断されるようになったからであると考えられています。まさに早期診断、早期治療の結果です。
■ 世界的に、甲状腺癌で死亡する患者の数は減少していません。
甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の死亡率は減少していません。少なくとも手術される患者の増加に比べて死亡率の減少は、はるかに緩やかです。その結果、「手術しなくても死亡しない患者」が手術されているのではないか、という考えも出てきました。
男女平均年齢別死亡率で、 1970, 1990, 2012 年を比べてみる。以下、左 から年齢範囲、 死亡率 1970, 1990, 2012 年。 10 万人あたり。
2015-03-09 00:17:46甲状腺癌:粗死亡率と年齢調整死亡率の年次推移 @onkapi (わが国における甲状腺癌の罹患率,有病率,死亡率について jsco-cpg.jp/guideline/20.h… ) pic.twitter.com/gQBXpUzuGj
2015-03-09 06:43:35韓国では超音波検診が普及して甲状腺癌が激増しましたが、死亡率は横ばいでした。 @onkapi →韓国の甲状腺癌急増とその影響について rokushin.blog.so-net.ne.jp/2014-11-10
2015-03-09 06:53:51甲状腺癌の超音波検診は、患者さんの生命予後に殆ど影響を与えない甲状腺乳頭癌を多数掘り起こしました。一方、検診で未分化癌をみつけてもまず助からないので、死亡率は下がりません。甲状腺がんに関しては、早期発見・早期治療は有効に機能しません。 @onkapi
2015-03-09 07:00:54甲状腺がんによる死亡リスクはそもそも毎年10万人に1人以下ととても小さいから、それを検診でみつけても死亡率が下がらないのは、考えてみれば当たり前のことだと思います。これは、六号通りの石原さんがいうように、生命予後の良いがん一般に当てはまると思います。@drsteppenwolf
2015-03-09 07:58:02@HayakawaYukio 生命予後がとても悪い膵臓がんの検診は行われていません。そのがんの死亡者数が多く、かつ早期発見・早期治療が功を奏するがんに対して検査する、の姿勢をとるのが良いと考えます。
2015-03-09 08:21:21私がなにか勘違いしているのでなければ ( その可能性は結構あると思うが ) 死亡率が減ってないとかいうのは書いた人が年とってボケたのではないかという気もしなくもない。
2015-03-09 09:00:01