- akinosora_
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書籍編集者です。飛行船ロゴのレーベルを立ち上げ、ひたすらミステリの編集に勤しんできましたが、2019年からは一般文芸作品(ノンジャンル)のほうも担当することにしました。たとえお仕事についてつぶやいていたとしても、このアカウントは会社と一切関係がないのであった。
小説家。新刊『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花』シリーズ(メディアワークス文庫)発売中。『トリックスターズ』シリーズ新装改訂版、『星読島に星は流れた』など。 全仕事はこちら▶https://t.co/pPY0DWegBh
[3月23日発売]『星読島に星は流れた』久住四季(ミステリ・フロンティア/四六判仮フランス装)天文学者に招待され、孤島に集まった六人の男女を襲う殺人事件。 bit.ly/1FNuI5V
2015-03-16 19:17:08帯に米澤穂信先生称賛の言葉が踊る、久住四季『星読島に星は流れた』。 ライトノベル・ミステリの旗手が沈黙を破り久々に放つ、待望の新作長編。3月23日発売予定です。 tsogen.co.jp/np/isbn/978448… pic.twitter.com/d868rG748T
2015-03-18 15:36:11僕はまだ確認できていませんが、『星読島に星は流れた』がすでに一部で発売されているそうで。詳しい紹介などは、明日にでも改めてお知らせさせていただきます。
2015-03-19 22:12:48思い出話でもしてみようと思うんですが、久住四季さんのデビュー作『トリックスターズ』が刊行されたのは2005年の6月でした。帯には「これは推理小説(ルビ:ミステリ)を模った現代の魔術師の物語」とあります。この作品がなぜ「推理小説を模った」という文言で彩られることになったのか、
2015-03-19 23:28:38それはのちに久住さん御本人から経緯をうかがったのですが、これについてはなにかの折に久住さんが語ることもあるかも知れないので、それはいまは脇に置きます。刊行当時、僕はこの作品を購入しませんでした。いま手元にあるのは2006年1月発行の3版です。刊行半年で版を重ねていたんですね。
2015-03-19 23:36:15あとで既読の知人から怒られることになったのですが(その理由は察してください)、僕は第二弾『トリックスターズL』からこのシリーズを読み始めました。第一弾は見送ったのに、なぜ第二弾は読んだのか、覚えていません。ただ読了して、想像以上に好感を持ちました。この『L』は意外にも、
2015-03-19 23:39:32僕が好む正統派(オーソドックス)のミステリだったからです。魔術が実在する世界のなかで、それでもこの作家は破天荒な境地を目指さず、敢えて正統派のミステリを紡いでみせている。これは「推理小説を模った」ものではなく、「推理小説」ではないか、と嬉しくなりました。これはいまに至るも
2015-03-19 23:45:15僕の久住四季感の根底にある印象です。……続いて三作目『D』、これは世評の高い作品で、楽しく読みましたが、僕は「たぶんこのネタだろうなあ」と思ってしまったこともあり、『L』のほうを高く評価しています。いま読んだらどう思うでしょうか。唯一読み返していない作品なんですよね。
2015-03-19 23:55:24思い出話、本日はここまで。……実は久住さんと僕のおつきあいは案外長く、最初にお目にかかったのは2010年の1月です。はっきり覚えているのは、新宿の喫茶店ではじめてお話しした際、僕の鞄には『叫びと祈り』の校了間際のゲラが入っていたということで。「今度デビューする新人さんなんですよ」
2015-03-19 23:59:49と、話のついでにちょっとゲラをお見せしたりして、「刷り上がったらお送りしますね」と言いました。梓崎優さん、本格的デビューの直前のことです。それから五年が経ちました。そのあたりのことを次の機会に。
2015-03-20 00:04:00久住さんがデビューした2005年6月のころって自分はなにをやってたんだろう、とふと思いついて調べてみたら、戸松淳矩さんが『剣と薔薇の夏』で日本推理作家協会賞を受賞して、戸川さんと一緒に授賞式に行ったり、『犬はどこだ』の校了前だったりした。……あのころなのか。
2015-03-20 00:19:57@quzumi_shiki 記憶ですが、あのとき「好きな作家は?」という問いに、西澤保彦さんと山口雅也さんを挙げられたのではなかったかな、と。
2015-03-20 00:26:49@blue_airship そうですね。特殊設定ミステリを書かれている好きな作家さんとして、お二人を挙げたはずです。あと僕が、某作家さんのあとがきに登場される方ですか?とお訊きしたりだとか(笑)
2015-03-20 00:33:26【お知らせ】五年ぶりの新刊となる『星読島に星は流れた』(ミステリ・フロンティア)が東京創元社より発売されましたので、ご紹介させていただきます。
2015-03-20 22:15:14天文学者サラ・ディライト・ローウェル博士が住む孤島。その島には「数年に一度、隕石が落ちてくる」という噂があった。博士は毎年島で〝集い〟を開き、もし隕石が落ちてきたときは、集いの参加者にその隕石を譲るという。隕石は莫大な金額でやりとりされるため、集いには毎年大勢からの応募があった。
2015-03-20 22:23:22