DIVAの雪とmiraiの雪。黒い雪と白い雪。終わらない雨の中で抱きしめるのも黒を白に変えるのも、全ては大切なあの人を想うが故。似てるけれど違う二人が出会ったら、世界はどう変わるのだろう。 pic.twitter.com/4VJKkY5ofh
2015-03-22 22:49:08ダイヤ「ねえ、君と僕ってなんだか似てますよね?」 蒼雪「……唐突に何だ。」 ダイヤ「だって僕も君も、同じ雪でしょう?」 蒼雪「…お前と俺とじゃ全然違う。」 ダイヤ「どうして、ですか?」 pic.twitter.com/XKSeOJzZwT
2015-03-22 23:15:12蒼雪「俺は色んな奴らを見ている内に、真っ黒に染まってしまった。お前のいる世界(mirai)とは違って、俺のいる世界(DIVA)は危険な奴が多いんだ。勿論そうでない奴らもいるが。」 pic.twitter.com/RNJWGyQhfD
2015-03-22 23:27:35蒼雪「あいつ等には歌う場所があった。だがあの時の俺にはそれがなかった。むしろ失敗作のレッテルを張られたんだ。………今ではこの厚遇だがな。だからこそあいつ等の戦いが馬鹿馬鹿しく思えるよ。奴らは俺には無いものをたくさん持ってた……」 pic.twitter.com/jT0r54ZuXk
2015-03-22 23:35:30蒼雪「そうして無い物ねだりを続けて、気づいたら気に入らねえ奴を片っ端から傷つけていってた。……俺はもう、あの頃には戻れない。」 pic.twitter.com/2VDFL7Cled
2015-03-22 23:40:03蒼雪「それに比べてお前は、誰かを傷つけるどころか他人の心の黒を吸い取っている。なのに誰よりも純粋に見える。……分かるだろう?同じ雪でも『KAITO』でも、お前と俺は全然違うんだ………」
2015-03-22 23:44:20ダイヤ「……僕は自分のことをそんな風に思ったことはないです。冷えた笑顔を暖めたくても、僕じゃかじかんだ指すらも暖められない。それでも笑っていられるのはどんな冬にだって春は訪れる、って信じてるからです。だってそうでしょう?」 蒼雪「…………」
2015-03-22 23:51:31ダイヤ「たとえ自分の体が溶けていっても、大切な誰かの支えに少しでもなれたなら僕はそれでいいんです。それは君だって同じでしょう?君を見つけてくれた大切な人を想う気持ちは………」 蒼雪「………まあ、その気持ちだけ。」 ダイヤ「ふふ♪だったらもう、僕達同じでしょう?」
2015-03-23 00:00:01蒼雪「何もまるっきり同じとは言ってねえだろ。あくまでも『大切な人を想う気持ち』は一緒だと言っただけだ。」 ダイヤ「え?そ、そうですか………それなら僕が君の心の黒を吸い取りますよ!そしたら同じでしょう?」 蒼雪「はっ!?(いきなり何だコイツ…)」
2015-03-23 00:05:56蒼雪「そうしたら、楽になれるのか…?」 ダイヤ「……君に少しでも笑ってほしいから。……でも僕は時間がないからここまで。大丈夫。僕は君のそばにいるよ。」 蒼雪「あっ、おい、待て!まだ話は……消えた………」
2015-03-23 00:15:23この二人って同じ雪だから結構似てるよね、という思いで作りました。DIVAmiraiの私の嫁が並ぶのはゲームやり始めてからの私の一つの夢だったので。 そんなわけでこの二人、良くないですか(^_^) (と一人宣伝してみる奴なww) pic.twitter.com/CbcGv44LF7
2015-03-23 00:22:51そして今回はうちの蒼雪が抱える「闇」も少し語りました。KAITOの不遇時代のエピソードも交えたので不愉快な方いらっしゃったらすみません。蒼雪は上弦の月の自己解釈もあってかなりひねくれてるイメージです。
2015-03-23 00:44:43