ゲームや二次創作系コンテンツをアニメ化する難しさについて ～東北ずん子の取り組み～

榊正宗@BlenderQuiz @megamarsun

東北ずん子はアニメ化を目指して、その世界観やビジュアルを設定するための画集をキックスターターで募集しています。 kickstarter.com/projects/20022… pic.twitter.com/wrjCSwa6I6

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kickstarter.com/projects/20022… ちょっと前につぶやいた事ですがアニメは準備が大切です。十分な世界観や設定が練りこまれていないままアニメーターさんが絵を描けば完成するかもしれないけど良いものにはなりません。ずん子のアニメ化の前に画集をつくるのはそういう準備なのです！

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とくに設定があいまいなゲームなどのアニメ化は、脚本をつくる段階で、漫画や小説の原作と違ってオリジナルをつくるレベルでの練りこみが必要になります。ずん子は小説も出てるし、ゲームでもありませんが、みんなでつくる二次創作コンテンツです。そういう意味では、もっと難しいかもしれません。

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ゲーム等が元になったアニメ化では、そういった部分が、ゲームシステム優先でつくられて、かつ二次創作の影響などもありつつ、完成したものが、原作と違うというより、みんなが想い描いたものと違うという不幸な事は起きる場合もありえます。東北ずん子では、そういった問題に真剣に取り組んでいます。

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参加するクリエイターさんも、仕事としてやってくれるアニメーターさんも出資者の方も視聴してくれるユーザーさんも、この方向性ならいいなあというぼんやりとしたベクトルに、しっかりした答えを出さないといけない時がもう迫ってます。もちろん、それを避けてアニメ化しないという選択もあります。

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しかし、東北ずん子は、すでにアニメ化を目指す事を宣言して動いてます。そもそも企画が立ち上がったときからずっと、アニメ化のための企画だったといっても過言ではありません。そして、アニメになったときが、終わりではなくスタートにするのが目標なのです。

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作画がどんなにすばらしくても、みんなで盛り上がる部分をおろそかにして、一方的に正解をおしつけるつくり方は、作家性の強い作品にはアリですが、東北ずん子のコンセプトにはあいません。でも、これは簡単には言えない話で、今も考え続けながら企画を進めています。

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特にわたしはゲームを作っていた事もあるので、ゲーム会社での企画は、やや、作家性にかけるために、練りこみが浅くなる傾向も良く知ってます。作家性は、個人の内面から生まれるので集団制作になると、少し無難な設定になる事がよくあります。

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作家性が無い事が、作品を地味にしてしまう事もあります。また、二次創作を安易に公式化する問題も考えないといけません。そうすると、公式の役割は、スパイスになる程度の作家性のある設定の公開と、みんなが盛り上がるツール（手段）のバックアップが重要になると思います。

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二次創作を支援する中で、ボイスロイドからスタートして、ボーカロイドや、素材を配布を行ってきました。そういった、活動が、みんなで盛り上がるコンテンツの重要な要素だ思っています。でも、アニメ化は違う。正直怖いなと思ってる部分もあります。でも、絶対に成し遂げたい。

榊正宗@BlenderQuiz @megamarsun

ゲームのアニメ化は最近増えてきましたが、わたしがいち視聴者としてみた場合は、やや世界観の練りこみにかける部分があると思う事もあります。そして、同時に作り手として、どうすべきかは、簡単には言えない部分もあります。今回の画集が、ビジュアル化という部分で作品にどういう意味があるのか…。

榊正宗@BlenderQuiz @megamarsun

ご期待にそえるよう努力してまいります。そして、こちらから押し付けるだけの作品にならないように細心の注意をはらいながら、アニメ化まで全力で頑張りたいと思っています！（連投終わり）