- akinosora_
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本当に自分の本を買ってくれる読者に感謝!コンビニ戦記なんて1404円もするのに。引き続き、全てを作品第一にして書きます。2巻を待っててください!
2015-03-26 23:24:16<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで①> 『鶴ヶ島 コンビニ戦記』を企画したのは、2013年の12月末。無料キャンペーンをやった『疎外』が前回の『コンビニの戦士達』の時みたくランキング1位になれなくて、落ち込んでいる僕に地元鶴ヶ島のあるコンビニの店長が声をかけてくれました。
2015-03-27 01:50:41<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで②> その店は僕がずっとアルバイトをしていたお店です。店長は「Kindleでやっていて、今まで一番評判が良かったのはコンビニの話だろ?だったら、鶴ヶ島とコンビニを取り上げた小説を書いてみろよ」と言いました。僕は落ち込んでてもしょうがない。
2015-03-27 01:51:53<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで③> 『疎外』はある意味じゃ、自分の気持ちに整理をつけるための作品だった。今度はどうしたら周りが喜んでくれるかを考えようと思って、企画を練って芳村先生に相談しに行ったんです。芳村先生は企画書を見て「これは面白い!」と賛成してくれました。
2015-03-27 01:53:29<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで④> そこから半年間、今まで以上にコンビニを知る必要があるのと、お金を貯めないといけなくて、昼間の仕事とは別に派遣でコンビニの深夜バイトを続けました。お金が欲しかったのは、2014年7月のクリエイターEXPOと8月のコンビニ戦記展のためです。
2015-03-27 01:54:51<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑤> 僕はKindleではそんなに評価されなかったから、Kindleを読まない人にも見て欲しかったのと、出版社の人がクリエイターを探しに集まってくるクリエイターEXPOで、ラストチャンスだと臨む『鶴ヶ島 コンビニ戦記』を評価して欲しかった。
2015-03-27 01:56:30<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑥> 年齢的にも2014年の『鶴ヶ島 コンビニ戦記』を最後のチャンスだと思っていました。最後だから地元にも恩返しすることに挑もうと思った。悔いがないようにすべてやれるだけのことをやろうと、ただクリエイターEXPOで出版社の目に留まらないなら、
2015-03-27 01:57:59<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑦> この作品を地元と関わらせるわけにはいかない。そう思っていました。運良く、クリエイターEXPOで今の担当者に見つけてもらえて、声をかけられました。『鶴ヶ島 コンビニ戦記』をものすごく褒めてもらいました。だから地元の人達にも見せようと
2015-03-27 01:59:45<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑧> クリエイターEXPOが終わってから動いたのです。出版社からは色々と良い話を頂いてたけど、まだすぐにどうなるか分からなかったから、まずは悔いがないようにやろうと自治体や地元企業に声をかけに行ったんです。
2015-03-27 02:01:22<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑨> 僕が自治体や地元企業に挨拶に行ったときに、僕は絶対に「『鶴ヶ島 コンビニ戦記』は面白いです」とは言いませんでした。面白いかどうかは主幹の話だからです。自分の中にある一定の水準に達しているという自信は、出版社の評価を拠り所にしていました。
2015-03-27 02:03:04<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑩> 地元鶴ヶ島の問題や地元企業の悩みを理解した上で、「今までにない形で広告効果は得られるかも知れません。お金は要りませんのでタイアップさせて頂けませんか?」という提案がスタートです。そこから出会いに恵まれ、応援してくれる方々に出会え、
2015-03-27 02:04:35<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑪> 出版社にもその間に「正式に出版しましょう」と言われても、僕はまちおこしという活動を全力でやり続けました。一つは、タイトルに「鶴ヶ島」と入れた通り、これはもはやこの作品の義務だと思っていたのと、商業化するしないは関係なく、
2015-03-27 02:06:27<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑫> まずは一人でも多くの方に手に取ってもらう所から始めたかったんです。芳村先生の絵が本当にクオリティが高く素晴らしいのに、Kindleでダウンロード数が伸びなかったのは僕の責任だ。でももっと多くの人に立ち読みしてもらいたい。そこで、
2015-03-27 02:08:04<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑬> その上で、面白いかどうか、買うかどうかを決めて貰う。手に取ってくれる人を増やしたいんだ!の気持ちでした。自分がアルバイトをしていた鶴ヶ島のコンビニが全ての始まりだったから、此処を舞台にした小説を書くのは必然だったと今では思います。
2015-03-27 02:09:35<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑭> 自分がお世話になって育てて貰って、作家としてのアイデアまで貰った「鶴ヶ島とコンビニ」。これを魂を込めて書いて、貯金全てを使って広告もして、地元ともできる限りタイアップさせてもらって、悔いがないような一年を送る。作家になりたいという我。
2015-03-27 02:11:08<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑮> それにけじめをつけないといけない年齢だったので、自分が最後と決めた一年でひとまず商業化が決まって嬉しいのと、2015年の一年で作家として続けられるかが決まるのだと思います。とにもかくにも、書くしかなく、気持ちを燃やし続けるしかない。
2015-03-27 02:12:35<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑯> 芳村先生をこんな僕に付き合わせた申し訳なさがあったから、商業化できて少しでも恩返しができたと安心しました。芳村先生はこんな僕にも才能があると信じてくださってました。寝れない毎日でのコンビニ夜勤の中でも、芳村先生のコンビニ戦記イラストが
2015-03-27 02:14:45<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑰> 心の支えでした。じゃなきゃ、とっくに心は折れてました。芳村先生はもちろん、これからますます、鶴ヶ島、コンビニ、読者の皆様に恩返しができるように書き続けたいです。僕はこの年齢まで生きてきて社会不適合者だし、小説しか光明がない。
2015-03-27 02:16:52<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑱> それでも挫折したなら親孝行したいから、残りの人生は必死に雇って頂いた先で働きます。この一年は去年一年の延長戦で、作家として続けていけるかどうかが決められる一年だと思ってます。もちろん、決めるのは読者で、僕にできるのは今まで通り書くこと。
2015-03-27 02:18:44<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑲> ただひたすらに学んで書くこと。何かに依存することなく続けること。この一年をひたすら頑張ります。芳村先生を天才だと思っていて、ずっと友人でいたいなら対等にならないといけない。そのためにももっと努力します。たくさん。
2015-03-27 02:20:42<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまで⑳> こんな僕を見込んでくれた出版社にも恩返ししなきゃ! とにかく、2015年も今まで以上に全てを尽くします。 『鶴ヶ島 コンビニ戦記』を始めとした僕の作品が面白いと思ってくださった方、何卒応援よろしくお願いします。以上です。
2015-03-27 02:22:33<『鶴ヶ島 コンビニ戦記』ができるまでオマケ> 『鶴ヶ島 コンビニ戦記』の世界観が広がったのは芳村先生のイラストやアイデアのおかげです。本当に著者とイラストレーターの関係を超えて、自分だけじゃ生まれなかったキャラ、設定がたくさんあります。芳村先生ありがとうございます!
2015-03-27 02:27:57『鶴ヶ島 コンビニ戦記』はおかげさまで重版されました。皆様本当にありがとうございます。1404円もする作品なので、その10倍、それこそ100倍の価値があると思ってもらえるように、第一優先に執筆を引き続き頑張ります!
2015-03-27 02:44:50作家になりたいっていうのは、作家として専業で食べて行きたい我なんだよなーそこは個人だろうと商業だろうと関係ない。できてる人はできてる。その可能性を得るための道へ行くラストチャンスだと思った2014年の延長戦の2015年。頑張るぞ!
2015-03-27 03:19:13