那須野が原のオオタカの繁殖成功率低下は福島第一原発事故の影響か?:論文に提示されていた1992-2013年の年ごとの変化を通しで追跡してみた

年ごとのデータを震災前と後にわけて合算せず、素直に通しで比較した結果をご覧ください。 2015年3月28日付け産經新聞記事 「那須野が原のオオタカ、放射能で減少?NPOなどが発表」http://bit.ly/1CpAbc3 オープンアクセス雑誌Scientific Reportsに掲載された英語論文(無料) Murase K et al. Effects of the Fukushima Daiichi nuclear accident on goshawk reproduction. Sci Rep 2015;5:9405. 続きを読む
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しばらく前から話題になっていた件でした

💙💛 k u r i t a 🐈‍⬛ 🐈 𓃭 𓃠 @kuri_kurita

『オオタカの繁殖成功率の低下は放射能の空間線量の増加による影響が主要な要因とする調査結果を』『国際科学雑誌に発表した』 sankei.com/region/news/15… 「国際科学雑誌」… ですか。

2015-03-29 03:23:34
リンク 産経ニュース 那須野が原のオオタカ、放射能で減少? NPOなどが発表 那須野が原(那須塩原市と那須野町の一部)で準絶滅危惧種、オオタカの繁殖生態を調査するNPO法人オオタカ保護基金の遠藤孝一代表は27日、福島第1原発事故後のオオタ…
💙💛 k u r i t a 🐈‍⬛ 🐈 𓃭 𓃠 @kuri_kurita

これか。→「放射線防護に関する市民科学者国際会議」 csrp.jp/posts/2151 すまん、妖気センサーが反応しとる。

2015-03-29 03:27:50
リンク Citizen-Scientist International Symposium on Radiation Protection / 市民科学者国際会議 Effects of the Fukushima Daiichi nuclear accident on goshawk reproduction Kaori Murase, Joe Murase, Reiko Horie & Koichi Endo…

(↑紹介記事の論文リンクhttp://bit.ly/1CpzvDw をたどると、掲載雑誌はNatureの出版元が発行しているオープンアクセス雑誌Scientific Reports。同じページの左サイドバーに、この論文と同じ雑誌に2015年4月2日オンライン公開されたばかりの福島県下のツバメの調査結果の論文http://bit.ly/1CpzrDX が紹介されていました)

飯島明子 💉×7😷 @a_iijimaa1

@kuri_kurita @kazooooya 元論文読んだのですけれど、方法が書いていないしn数が少ないし、放射線以外に考えられる原因(たとえばオオタカの食物資源量の経年変化だとか)についても述べられていないし、よく分かりませんでした…。

2015-03-29 15:58:42
灰猫(にゃーん野郎) @nekoyasshiki

例の新聞記事原発オオタカ繁殖ネタはこれらしい。あとは誰かにまかせた。 nature.com/srep/2015/1503…

2015-03-29 03:09:28
リンク www.nature.com Effects of the Fukushima Daiichi nuclear accident on goshawk reproduction : Scientific Reports : Nature Publishing Group Although the influence of nuclear accidents on the reproduction of top predators has not been investigated, it is important that we identify the effects of such accidents because humans are also top predators. We conducted field observation for 22 years a
灰猫(にゃーん野郎) @nekoyasshiki

(餌内部被曝でもっても、営巣地の線量レンジがちょっちなあ…。)

2015-03-29 03:34:19

(↑原論文の図1 http://bit.ly/1CpzG1O には東日本の空間線量率マップ上に調査地域の位置が表示されています。13カ所の営巣地の空間線量率=2012年6月28日測定は表3 http://bit.ly/1CpzLlW に表示。オオタカ保護基金のホームページには調査地域「那須野が原オオタカの森」http://bit.ly/1azgh8V の詳しい説明があります)

にょろ @hyoloro

那須野が原のオオタカ、放射能で減少? NPOなどが発表sankei.com/region/news/15… 13営巣地が十分かどうか、誤差の範囲っぽいしオオタカの実際の被曝線量も不明、放射線以外の要因が排除できるのかも記事からは不明(野生獣増加の影響とかあれば広い意味で事故影響やけど)

2015-03-29 03:18:54
にょろ @hyoloro

その雑誌がどうだったかは分からないけど、このtw主は、浜通りの環境自体、地震津波で激変してしまったことはどう考えているのだろう。人家も松林や農地も根こそぎ、1Fもタンク増設で伐採したけど鳥が休める木が多かったはず@nyoloro pic.twitter.com/KxpdCyj8GF

2015-03-29 03:37:29
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(↑雑誌BIRDERはバードウォッチングの専門誌で、この雑誌の記事で福島県浜通り地域がとりあげられたのは2014年10月16日発売の2014年11月号だったようです。全文検索でヒットするフレーズがみつかるだけでhttp://bit.ly/1NQBTf1 元記事のタイトルはわかりません)

@hseino1 さんが検証してくださいました

運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

那須野が原のオオタカ、放射能で減少? NPOなどが発表headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-…という記事が気になっていたので原著論文http://t.co/yA7112yK63を読んでみた。要旨、序論と読み進んで結果に入るとtable1/2が目に飛び込んできた。(続く

2015-04-04 17:15:42

(↑表1は震災前=1992-2010年のデータ、表2は震災後=2011-2013年のデータを1年分を1行にまとめて提示していますが、別々の表に分けられているので震災前後を通した年ごとの結果の比較ができず、時間変化の傾向が追えません↓)

運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)記事では震災前後をプールしたデータしかなかったが、年毎のデータがあることが気になった。とりあえず数値データをエクセルに起こして、各ステップの進行率を算出しあてみた。以下にそのグラフを掲載する。(続くRT@hseino1

2015-04-04 17:17:42
運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)最後に全行程ということで「巣立ち/総観察数」いやあ、なんともはや・・・。別に減少は震災後だけの傾向じゃないじゃん!!!ばらつきはあるものの営巣/総観察数と全行程である巣立ち/総観察数が全体的に減っている。(続く@hseino1 pic.twitter.com/KAqBZ61qUT

2015-04-04 17:24:26
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運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)巣/総観察数と全行程の巣立ち/総観察数を重ねてみた。ほぼ傾向が一致している。(続く RT@hseino1 pic.twitter.com/RUOJ2E2jdv

2015-04-04 17:27:58
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運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)総観察数(total observed)が何を指しているのかが明確ではないのだが(つがいの数?)、このことは減少傾向の原因は営巣できる環境が損なわれつつあるということを示唆するのではないだろうか。他の可能性はあろうが、(続く RT@hseino1

2015-04-04 17:30:25
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