- hiromitsu__bot
- 5852
- 0
- 0
- 0
鍛刀によって『大倶利伽羅廣光』を呼び寄せてしまった。
話に聞いていた大倶利伽羅よりも髪が長く体も大きく、
手が添えてある刀が大太刀であることで銘を無くす前の『大倶利伽羅廣光』であると気づく審神者。
(主)やあ、君は大倶利伽羅……廣光…?…おかしいな、君は此処に来るはずがないんだが…。 (廣光)俺もどうしてここに居るのか分からない。たった今、気がついたら此処に立っていた。 (主)…私が呼んだのは大倶利伽羅、…いや、君でも問題はないのか…。
2015-04-09 23:23:48(主)私は、この本丸の主だ。他にもいろんな刀達がいるんだが…君のようにそこまで年代をさかのぼって来た者は初めてかもしれないな。 (廣光)そうか…この体はあんたの力で保たれているんだろう?俺を呼ぶつもりではなかったのならば、俺は元の時代に…ただの刀に戻されてしまうのか?
2015-04-09 23:26:19刀たちのことは逐一上に報告しなければならないので、
当然廣光のことも報告する必要がある。
刀としての性能は問題ないが、審神者が勝手に判断できるものではなかった。
(主)……一応上には聞いてみるが、それまではとりあえずこのままでいてくれないか?あまり無駄に刀解はしたくないのだ。 (廣光)ああ、分かった。ではそれまでは自由にしていていいんだな? (主)構わないよ。此処には沢山の刀が来ているからな、話を聞くのもいいんじゃない。
2015-04-09 23:28:48(廣光)そうだな、この間実体を持っていた時は話すだけであまり歩き出なかったから適当に散歩でもしてくる (主)ああ、せっかくだから自由にするといいよ。でも本丸からはでないでおくれよ? (廣光)分かってる。勝手にいなくなったりしないさ。 (主)話しに聞く大倶利伽羅とはえらく違うなあ…
2015-04-09 23:39:20夜中ではあるがせっかく手に入れた体があることに喜びを感じ、じっとしている気にはれなかった。
ひとまず散歩でもするか、と適当に歩きまわることにした。
(光忠)…あれ?…君は… (廣光)…俺は、大倶利伽羅廣光という。あんたは…燭台切光忠だな? (光忠)え、あ、うん。そうだよ。…僕、君のこと知ってるけど…君じゃないな…。 (廣光)俺は廣光だ。未来の俺はこの銘をなくしているらしいな。きっとあんたが知ってるのはそっちの俺なんだろう
2015-04-10 00:11:48自分の知っている『大倶利伽羅』とは違うことに戸惑うが、彼が燭台切光忠という名を知っていたことに違和感を覚える。
(光忠)どうして君は僕の名前をしってるの? (廣光)ここにくる少し前……今と似たような場所であんたに会った。 (光忠)…そんなことあるんだね。 (廣光)あの時は少し特殊だったからな…もうないだろうが。
2015-04-10 00:21:53(↑ここである特殊というのは、動物に優しい大倶利伽羅botの記念企画のときにあちらの本丸に呼ばれた時のこと。)
(光忠)そっか、でも初めましてだね、僕たちは。よろしくね。 (廣光)ああ、長くいられるか分からないがいる間はよろしく頼む。 (光忠)え…どういうこと? (廣光)ここの主は未来の俺を呼ぼうと思ってたようでな。俺は上の許可を得ないといられないらしい。 (光忠)そう、なんだ…。
2015-04-10 00:24:52(廣光)話がつくのに時間がかかるらしい。しばらくはいるから、宜しく頼んだぞ (光忠)う、うん…。僕は此処に来て少し長いから、わからないことがあったらなんでも聞いてね。 (主)あ、いたいた。廣光、部屋を用意しておいたからそこで寝るといい。燭台きりの部屋の隣だ。 (廣光)分かった。
2015-04-10 00:28:59(光忠)じゃあもう寝る?しばらくいられるなら、今日はもうゆっくりしたらどうかな?部屋に案内するよ。 (廣光)ああ、頼んだ。 (光忠)こっちだよ。ついてきてね
2015-04-10 00:30:27(廣光)…あんたは夜中にあんなところで何をしていたんだ? (光忠)……池に映る月を、見てたんだよ。 (廣光)満月でもないのにか? (光忠)僕は…この月が好きなんだ。 (廣光)…そうか。夜は冷えるからあまり長くは出るなよ。
2015-04-10 00:40:46(光忠)……あ、ここだよ。こっちが君の部屋。布団敷いてあげるね。 (廣光)すまないな。 (光忠)わからないことばかりだろうけど、安心してね。良い刀ばかりだよ。……はい、これで寝られるね。 (廣光)ああ、付きあわせてしまって悪いな。あんたも早く寝ろよ。 (光忠)それじゃあ、おやすみ
2015-04-10 00:43:42ここまでで初日は終了。与えられた部屋で眠りにつく。