スコダ驚異のメカニズム!水陸両用戦車「ŠOT」

ŠOTはスコダが計画した水陸両用戦車、なんとガス・エレクトロニックエンジンを積んだ豪華な戦車でした
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ドベロフ @doberofu

チェコの知られざる戦車シリーズⅡ ŠOT ŠOTは以前紹介したチェコの新型水陸両用偵察車のコンペに出されたスコダの計画戦車。ŠOTはスコダ水陸両用タンクの略らしい。 武装は砲塔と車体に装備されたZBvz37 7.92mm機銃2丁 pic.twitter.com/cu1FKsYgmC

2015-04-12 22:16:46
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ドベロフ @doberofu

ŠOTの面白いところは駆動系で、なんとガス・エレクトロニック方式。 ジェネレーターに航空機用のAvia TR-12空冷エンジンを使用しモーター部分はフランスからcotal geaboxを送ってもらい使用する気であった

2015-04-12 22:19:50
ドベロフ @doberofu

@doberofu 計画開始は1937年だがそれから遅れること2年、1939年の3月にようやくフランスからモーターが一個送られてきたそうだ またエンジンのavia TR-12というのが謎で同年代のAviaの戦闘機に同エンジンを採用してるものはなかった。専用に作ったとも思えないが

2015-04-12 22:22:19
ドベロフ @doberofu

@doberofu 一応Aviaはそれまでイスパノスイザのエンジンをライセンス生産するのみにとどまってるらしいのでおそらくTR-12もイスパノスイザのエンジンではないかと思う。14AAあたりが有力だと思うのだが

2015-04-12 22:24:03
ドベロフ @doberofu

しかしこのŠOT、エンジン回りにこだわっているうちに重量が増大、水陸両用性能を失いコンペでF-Ⅳ-Hに敗北し計画は中止となってしまった またチェコを併合したドイツもこの戦車に興味を示さず製作まで至らなかった・・・のだがのちにエンジンと車体だけ試作されŠETとして復活する

2015-04-12 22:30:31
ドベロフ @doberofu

ŠOTは箱型斜体でスクリューは起動輪と連結され起動輪が回れは連動してスクリューも回る仕組み。しかしエンジンの複雑さも相まって信頼性は低い。

2015-04-12 22:27:31