明治以来の日本とは何か

明治維新から変わらない日本という国の本質、それを国民は認識していない。歴史観がないのだ!
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怒れる不動明王 @goubuku_fudou

本日のお笑い報道「戦後70年、国家と歴史・下、米に敵国 日本の記憶・米国へ憧れと反発」戦後の歴史を見るためには明治維新から見なければ正しい認識は出来ない。なぜ太平洋戦争で国を滅ぼしたのか、その原因は何か、そして国民はなぜ何もできなかったのか。その結果の戦後、我々は何をしたか・続く

2015-04-20 06:03:10
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続1・明治維新は欧米の強力な武力の前に、いかに中国の二の舞を避けるかが第一の目的であった。そして結論は、西欧の科学技術文明の移入に国家方針を変える。過去の全てを否定し西欧型の国に変え、国民をまとめ上げ富国強兵国家にするために、天皇を神とする国家神道が利用され、結果は成功する。2へ

2015-04-20 06:05:57
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続2・武士たちの見識は正しく、日本は西欧型の科学技術国家へ大きく変わったが、武士を継いだ官僚は、上辺だけの知識しかなく、西欧文明の中にあり、西欧がすでに反省していた国家覇権主義までをも無批判に真似て朝鮮と中国、さらには東南アジアにまで覇権を広げようとして太平洋戦争に突入する。3へ

2015-04-20 06:07:04
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続3・結果は初戦こそ勝ち続けたものの、資源なき国の姿を露呈し、圧倒的な物量の米国に完膚なきまで叩かれ負ける。それを認めないために無駄な核爆弾の被害まで受けた。全ては国策の間違いを正しく見ようとしない、冷静な科学的な姿勢がない事にあった。だが戦争責任は今でも曖昧なままにされる。4へ

2015-04-20 06:11:47
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続4・敗戦後、占領政策で民主主義が強制される。教育の中に本質は隠され、戦前と同じ科学技術教育は続き、経済的には官僚統制が少ないゆえに急速な復興を遂げて世界を驚かす。しかしながら国力の増大に伴い、官僚の力が増えるに比例して、国民の力は削がれ、政治は強国追随隷米一色になってゆく。5へ

2015-04-20 06:19:39
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続5・戦後以来、形だけ民主国家になるが、実態は官僚が全てを仕切れるように、自民党という政党が使われ、官僚が自由に法律を作れる閣法制度が作られる。そして一般会計という表向きの予算の裏で、特別会計という壮大な国民騙しの財政制度で、全ての権力は官僚に集中する戦前と同じ形の国になる。6へ

2015-04-20 06:24:07
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続6・国民が懸命に働き、経済的成功の裏で、自民党と官僚は米国の力を利用しようとして日米安保条約でますます隷米化は進むが、変化のできない官僚制は主権すら放棄する基地の提供や負担金を拡大し、それを官僚の利権にしたまま、今度は集団的自衛権というもので絶対化しようとしている。7へ

2015-04-20 06:28:43
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続7・経済大国になったものの、米国の圧力に屈するだけの情けない政策が続き、全ての政策は隷米一色になり、せっかくの経済的成功も消える。国内から工場は消え、大企業は海外に逃避し、国内では人口減対策も無視され、台頭してきた中国にあっさりと抜き去られる。その変化する見れない国になる。8へ

2015-04-20 06:32:51
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続8・民主党による政権交代で国は変わると国民は期待したが、民主党の中にまで官僚のスパイが多数送り込まれていたことに国民は後から気づくことになり、官僚の国民への裏切り行為と、それを支えるマスコミの力で政権交代はあっさり瓦解した。国家の本質は民主主義ではない事にまだ気づかない。9へ

2015-04-20 06:37:29
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続9・国民は未だにこの国が明治以来の西欧の科学技術文明の移入国家であり、官僚と自民党が主導する西欧文明至上主義が連綿と続いているという自覚がない。教育は形だけは民主国家であるが、内容は人間教育よりも技術教育である事すら気づかず、歴史教育も歪められている事すら気づいていない。10へ

2015-04-20 06:40:40
怒れる不動明王 @goubuku_fudou

続10・我々は歴史を正しく直視し、明治以来の西欧の科学技術文明と、その背後にある西欧思想を正しく認識し、我々が明治以来に捨て去ってしまった本来の日本人としての精神的な仏教思想や、国家神道ではない本当の自然崇拝の神道の中に、我々こそが世界を救える原理を持つことを自覚すべき時にいる!

2015-04-20 06:43:16