【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第52話です。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」01】 第52話でございます。前回の二虎競食の計が失敗に終わった曹操が繰りだす秘策とは?久々にあの男が登場!そんな回です。

2015-04-21 12:40:06
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」02】 二虎競食の計を見破った劉備は、曹操に対し密命はすぐには図りかねるとか何とかいって、うまくかわします。感心する曹操ですが、そのままでいいとは思っていないので、曹操の部下に、通用しなかったぞと少々嫌味を言います。

2015-04-21 12:41:50
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」03】 前回も出てきましたが、曹操に作戦を授けるこの男。もう荀彧でいいじゃん、と言いたいのですが、例によって絵柄が安定していないので、横山三国志では、ここでは荀彧ではなく、単に「曹操の部下」で通します。

2015-04-21 12:43:53
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」04】 部下は、次なる作戦を、と言って「駆虎呑狼の計」と言います。「くこどんろうのけい」と読みます。 二段構えの作戦で、南陽の袁術に使いを出して、玄徳が南陽を攻めたがってるぞ〜と告げ口します。そして、玄徳の方にも帝から袁術を討てと命令。

2015-04-21 12:45:43
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」05】 玄徳のことだから、帝の命令なら断ることができまいと。兵を南陽に向けている間に、留守を狙う狼がいると。察しのいい曹操は、留守を狙う狼は呂布のことかと合点。 前回と違って玄徳の性格の弱点をついた作戦です。

2015-04-21 12:48:18
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」06】 玄徳と袁術を戦わせている間に、呂布に玄徳の留守を襲わせるという作戦。曹操らは完全に袁術はどうでもいい存在だと思っています。万が一袁術が勝ったらどうしようとか考えてなかったんですな。きっと。曹操は早速手を打つように命じます。

2015-04-21 12:50:01
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」07】 作戦とは順番が違いますが、まず玄徳のもとに、皇帝から袁術を討てという勅命が届きます。謹んで受ける玄徳。関羽らは曹操の策略に違いなく、うかつに乗るべきではないと言います。

2015-04-21 12:51:31
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」08】 玄徳も、そう思うところですが、たとえ謀(はかりごと)であろうとも、勅命である以上は断ることはできません。玄徳の前に居並ぶ部下たち。関羽と張飛以外の面々は存在感がないですな。それはともかく、玄徳が出陣となった場合の問題があります。

2015-04-21 12:53:18
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」09】 玄徳の留守を誰が守るのかということです。玄徳もそれが悩みです。手持ちの駒が少ないのです。 まず関羽が留守役も申し出ますが、玄徳は何かと相談したいこともあるので側にいてもらいたいと言います。それならと、張飛が留守役を買って出ます。

2015-04-21 12:55:40
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」10】 しかし、玄徳は一旦は却下します。張飛は攻撃には向いているが守りには適しているとは思えないと。それに酒グセも悪く、自分を見失う恐れがあります。張飛は慌てて禁酒すればいいんだろう、と言いますが、周りの配下達は信用していません。

2015-04-21 12:57:12
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」11】 押し問答の末、玄徳は張飛に留守を任せることにします。張飛に、酒を断ち、兵士をかわいがり、人のいさめにもよく従い、粗暴な振る舞いはよせといい含めます。「わかってござる」と応える張飛。ほんとにわかってるのかねえ…

2015-04-21 12:59:01
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」12】 こうして、玄徳は南陽への出陣の準備を命じます。 曹操の企みと知りつつも、3万の兵を連れ、南陽に向かって行く玄徳の運命とは…。

2015-04-21 13:00:34
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【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」13】 一方、南陽の袁術のもとには、曹操からの使者が到着。玄徳が自分の野望のために南陽を侵略するという手紙を受け取りました。曹操は、袁術に対し昔からの親友だから教えたんだぞ〜と書いておきました。袁術はそれはもう激怒です。

2015-04-21 13:02:54
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」14】 「玄徳といえば、つい数年前まではむしろ売りをやっていた男。どういうわけか徐州の太守に納まり、それでさえ奇怪至極と思っていたに、今、身のほどもわきまえず、この南陽に攻め入らんとしてるのじゃ」と長台詞を滔々と述べます。

2015-04-21 13:04:32
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座52「駆虎呑狼の計」15】 袁術は徐州に攻め入らんと、10万の兵をまとめて出撃させます。 玄徳軍は3万、袁術軍は10万です。これが現状の国力の差と言えましょう。はたしてこの勝負の行方は…。 ということで続きはまた次回です。今回は短い回ですが、ここまで。

2015-04-21 13:08:53