GC大戦EX・ライオネル襲撃１－②

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

#ライオネル襲撃 エレンが差出した聖印にザックスがふれる。 今、その聖印は二人のものが融合した大きなものだ。 そこからザックスは自分の分の従属聖印を受け取る。 が、二人の聖印はまだ分割されず一つのままだった。 今、ザックスとエレン両名がこの合体聖印の使用権を 保持している。 続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

#ライオネル襲撃 ザックス「滅裂光の印！」 唐突に。ライオネルの方へと振り向きざま ザックスが《裂光の印》＋《滅裂光の印》で 合体聖印から閃光の洪水を解き放つ。 ライオネル及びその周辺、そしてその背後にいる 直線状の兵たちを光の奔流が飲み込もうとする。 続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

#ライオネル襲撃 合体聖印を使うことはエレンさんと アイコンタクトしたということでお許しください （てるぼーさんとは打ち合わせ済みです） 合体聖印は破壊力UPの他にライオネルの 《消散の印》の達成値を超えるための 工夫でもあります。 実際どうなったかはGMの審判を仰ぎます。 続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

#ライオネル襲撃 また、ライオネル卿へのダメージや 閃光および衝撃による土煙などなどで ライオネル卿を一時的に生死不明にし それがなったらライオネル軍の兵士に 語り掛けたいと考えています。 以上です、お渡しします！ ⇒M・T・GM

てるぼー@なんか書いてる @terubow_trpg

#ライオネル襲撃 ケインは閃光が発射されると同時に敵軍へ向かって走り出し、ライオネル殿配下のロードと対峙し、足止めしたいです。 エレンは聖印発動後は相手方の動きに対していつでも防御ができる姿勢で待機です。 ⇒GM

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「な・・・!」 輝く聖印の光、とっさにライオネルは目を細めつつ、《消散の印》を輝かせ、その聖印の光を打ち消さんとする。 だが、二人の合体聖印ともなればそう簡単に打ち消せるものではない。ライオネルの額に汗が滲む。途端、彼の手が振りおろされた。

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 そして、ライオネルに彼らの聖印の光が届く、そう感じたその瞬間だった。 とっさに、ライオネルの身体に襲い来る光を覆うそれが現れ、ライオネルのいるその場に影を形作る。 青年騎士だ。下賜された「曰くつきの武具」をまっすぐと構え、防御に徹する

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「君は・・・!」 「・・・ッ」 突然の攻撃に、ライオネルの陣は皆があっけにとられていた。理不尽な光の濁流が、ライオネルの周囲のものに降り注ぎ、その行動を否応なく止める。 クロスボウを放とうとしたその矢先、その護衛の兵士たちは光に焼かれていた。

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 そして、光がその輝きを失った頃、青年騎士は静かに膝をつく。ライオネルに傷は付いていないが、その周囲には、むしろ、傷つかぬ者はライオネルただ一人。 陣には紛れも無く動揺が走っていた。彼らの行動にあっヶにとられ、誰でもないライオネルの指揮を待っている状況。

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 だが、彼は静かに、光の元を睨んでいた。じっと、出方を伺う。 「これが、諸君の意思表示で構わないのかね。それとも・・・」 それとも。その言葉の先にある者を、彼は切望している様にそう語る。

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 荒れ果て、人の倒れ伏す地の中心で、無傷の椅子に腰掛け、興味深そうに脚を組み直す。あまりにも異様な光景。だがそれは、君達の次の行動を促しているようだった。 ⇛MTZ 返します。お願いします・・・!

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

＃ライオネル襲撃 ザックス「どーいう意思表示だと思ったんだよ！？　拳から相手の考えがわかりゃ言葉はいらねぇ！　いいか、今の光に込めた俺の意思は、お前ら！」 戦場全体に響き渡る声で叫ぶ。 続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

＃ライオネル襲撃 ザックス「ライオネル軍！　お前らだ！　お前ら何やってんだ！　折角戦が終わったってのに。そりゃお前らにはまだそれぞれ戦う理由があるんだろう。兵隊以外の仕事につくのが正しいなんて言わねぇよ。でもな、この村の人たちはやっと戦争が終わったってほっとしてたんだ！」続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

＃ライオネル襲撃 ザックス「それがお前たちのせいで、また死ぬかも知れない恐怖を味わった。まだ誰も死んでなくてもそれだけでアウトなんだよ！　武器もって大軍で押しかけておいて、殺されるかも知れないと思った相手から反撃されて自分が死ぬ覚悟がなかったなんて言ったって通じないからな！」続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

＃ライオネル襲撃 続「だから今、一部を殺した！　お前らが生き残ったのは運がよかったからだ。俺の光がそっちを向いてればお前は死んだんだ！　本当にそれでいいのかよ、そこまでして戦う理由がお前たちにはあるのか！　違う奴は卿との契約を破棄して下がれ、俺が後で雇い直すと聖印に誓う！」続

天城リョウ＠webロボ小説家 @RyouAmagi

＃ライオネル襲撃 ザックス「大きなお世話だって奴には、俺ももう覚悟を問うような野暮はしない。何千人だろうが相手してやる。これが、俺の意思だ。よく考えるんだな！」 そしてライオネルへ向き直る。 ザックス「あんたにも話があるが、難しい話になりそうだから妻に任せるぜ」⇒M

まちるだ／メイベル@条約 @matilda25160

#ライオネル襲撃 燃え盛る爆炎のようなザックスとは対照的に、白魔女の纏う空気は厳冬の極の嵐のごときそれだった。 「何が望みです。幻想の名を冠せし君主よ」氷の双眸が座せる紳士を睨みつける。(続)

まちるだ／メイベル@条約 @matilda25160

#ライオネル襲撃 「金銭ですか。権力ですか。その軍勢に大枚はたいてここまで連れて来られるだけの見返りは得ているのでしょう。 答えなさい。かつて肩を並べた者に刃を向け、やっと訪れた平和を引き裂いてまで、己の我を貫いた理由を」 ⇒GM

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 ひとしきり、彼らの激昂の声を聞いた。ライオネルは興味深そうに、それに頷く。そして、ふぅと、一つ息を吐く。 「仕方がないだろう。私がやるしか無かったのだよ。私の、そして世の秩序の為にはな」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「はじめは、邪紋使いに仕えし魔法師、という違和感だった。そんな異端の存在が英雄視され、条約の中、仲間に囲まれて大戦を駆け抜けた違和感。魔法師は君主を支え、エーラムと世俗はともに権威を独占する。その秩序が絶対では無いという事を、諸君は証明した」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「そして今はどうだ。混沌を無くすと囃し立て、そして事実、邪紋使いがロードになるという離れ業をやってのけ、それが現実にあるかもしれないという可能性を示した。諸君は確実に「世界を変えよう」としている」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「「世界は変えられる」という事を発見してしまったのだよ。だが、それは不都合な真実でしかない。この世に絶対な権威など無い、世界は変えられる。 そんな言葉が信じられれば、私の様なロードはどうなる。私の様なロードに治められ、秩序を保っていた領土はどうなる」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「私は自らの利益に忠実な男だ。そうでなければ、他者に、いや自分自身にとっても、信頼性の足る行動原理を証明出来ない。人は、自分の利益を求め、そして利害の一致を以って信頼する。信義や、正しさなどと言う曖昧なものでなく。そうでなければならない」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「だから、ザックス、メイベル、『英雄』と名され、世界は変わるという可能性を示す者よ。私は私の利益において、諸君を封印するのだよ。諸君の名を封印する。「身内により幕を閉じた内輪話」として祭り上げ、諸君の英雄譚を語り継がせる事なく、終わらせる」

中西詠介/Lord_Phantasm @lord_phantasm

#ライオネル襲撃 「此処にいる者は、皆自分の利益に忠実に動いた者だ。利害の一致と言う、最も強い信頼で結ばれた者だ。例えばだが、ザックス君、君は彼らを雇い治すというが、領地も持たぬ食客が、数百の傭兵を雇えると?　対価も求めずに。それこそ、秩序への反逆では無いかね」